Tokinashi-Zohshi
Illustrated by Midori Tohno
少女たちが戦う。
夢と現実の狭間で揺れる
人間の心を蝕む夢魔を知り、
それを倒す力を持つ彼女たち
お知らせ |
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コンテンツ |
概 要 |
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『ドリームガーディアン』
臨の章
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『ドリームガーディアン』 綾女の章 かーごめかごめ、カゴの中の鳥は、いついつ出やる。 夜明けの晩に、鶴と亀が滑った。後ろの正面だぁれ…… その娘は目を閉ざしていた。うずくまり、目を瞑っていた。 そう、あの出来事が起きてから……。 耳元に聞こえる声が本物なのか、わからなかった。 彼女には後ろを振り返る事さえできない……かごの鳥。 交通事故で両親を一度に亡くした娘、名は綾女。 一人娘である彼女の肩に結城家の重責がのしかかった。 そこに遺産のおこぼれにありつこうと、親戚縁者が集まっていた…… 彼女はまだ、自らの運命を知らない。急げ 夢守臨！ 綾女を救うのだ！ 「綾女−あやめ−」−１
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『ドリームガーディアン』 硝子の章 赤い靴履いてた女の子。異人さんに連れられて行っちゃった。 横浜の波止場から船に乗って、異人さんのお国へ行っちゃった。 ガラス、硝子、光を受けてキラキラと輝くガラス。 ガラス、硝子、透き通った美しさをもつガラス。
それは少女期の美しさとはかなさを持っている。 「硝子−しょうこ−」−１
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