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ゲーマーズマップ 第 102回
関東鉄道常総線 南守谷駅 茨城県守谷市
関東鉄道常総線 守谷駅 茨城県守谷市
水戸線
関東鉄道常総線
真岡鐵道
下館駅 茨城県下館市

探検日: 2004年07月04日

冒険前のできごと:

今回もダーツ旅行です。
ダーツの刺さったところは、茨城県の守谷市からすこし東にいったあたり、茨城県伊奈町です。
残念ながら、この町には電車の駅は無く、最寄り駅は関東鉄道常総線の守谷駅か、常磐線の牛久駅です。
同じ伊奈町でも埼玉県だったら簡単にいけるのに・・・。

さらに、事前調査でもゲームショップのようなものは見つからず、唯一の観光名所「ワープステーション江戸」は、(身も蓋も無いのですが)まるで「日光江戸村」のようなところで、ちょっと一人で行く気にはなれませんでした。
(それだったら前々回で「日光江戸村」見ていたことでしょう)

さて、僕は事前に旅行計画を立てました。

まず、どちらの駅から進入するかな?
どっちにしろ徒歩じゃ遠いので、折りたたみ自転車を担ぎこんでいくようにするか。
また、牛久側では牛久沼の橋を渡るところで回り道させられちゃいそうなので、守谷側の方が近いだろう。
最近できた守谷のハードオフも見てみたいしね。

守谷の北側を通る道路から橋を渡っていくルートが確定。
次はどう通っていくかだな。
関東鉄道常総線は本数がそんなに多いわけでもなさそうだし、夏の炎天下を考えると、なるべく列車に乗り降りする回数は少ない方がいいな。
いろいろ見てみたいところもあるし。
あと、後戻りするのは避けたいな。
そうだ、南守谷駅で降りて、自転車で西側のショップを探訪し、守谷駅に戻って、伊奈町に突入したら、あとは守谷や新守谷、小絹に戻るようにしよう。

というわけで、僕は南守谷駅を目指して、折りたたみ自転車を担いで関東鉄道常総線に乗り込むのでした。


SCENE 1  南守谷

南守谷駅につきました。
あれはおととしの12月。
銚子に行く前に、雨の中守谷を探訪したんだっけ。

前回で線路沿いは探訪したので、今回はちょっと西側の商店中心部に自転車で向かいます。
駅前で自転車を組み立てて、さあ出発!!

まずは、西側の守谷市と取手市の間にある「ジャスコ」に行きました。
店が斜面に立っているためか、1Fと2Fが分かりにくいのですが、ゲームコーナー「ファンタジーアイランド」は3Fにあります。
しかし、ビデオゲームはありませんでした。

そしてその近くにある、「ブックオフ」に向かいました。

入り口には何故か、オフハウスのような服や雑貨などが売られています。
他のブックオフと比べてやや小さめです。
ゲーム雑誌もありましたが、ファミ通ばかり。
ゲームソフトも少しはあり、ディスクシステムの「ゼルダの伝説」なんかもありました。
しかし外から窓越しに見えたツインファミコンは、売り場には見られませんでした。
残念(何が?)!!

 

やがてこの通りを北上し、大体守谷駅の西側のあたりに到達しました。
するといろいろゲームショップらしき看板が2〜3件ほど見えてきましたが、その前に古本屋「がらん洞」があったので、見てみました。

この古本屋は個人経営でちょっと小さいのですが、70年代ぐらいのマンガ雑誌やおもちゃなど、レトロなものが店の半分近くあります。
ゲームは取り扱っていませんが、40代ぐらいのお父さんなら楽しめるかもしれませんね。

さて、本命の「ハードオフ」が見えてきたのですが、なんとも大きな駐車場で、まるでさっきのジャスコのような広さです。
そう、他のお店もハードオフに隣接して建っているのです。
それは、「ワンダーグー」。
茨城県では有力なゲームショップでもあります。

さて、その「ワンダーグー」はDCやSSなどのマイナーゲーム機のソフトは少ないものの、PS,PS2,GB,FCなどのメジャーハードのソフトは結構な量があります。
特にバラ売りの箱説なしFCソフトが安くて魅力的でした。
もちろん、店の広さは相変わらずです。

その広さによるものか、何故かゲームソフトの展示ブースみたいなものが壁際に設けられており、僕が行ったときは「女神転生NINE」の展示を行っていました。
そのほかにもブースはいくつかあるようで、「ドンキーコンガ2」などがありました。

その隣には本命の「ハードオフ」があります。
こちらは最近できたばかりのようで、オフハウスが店舗内にあります。
ですが一般的な1Fがオフハウス、2Fがハードオフという店のつくりと違って、どちらも1Fに存在します。
品揃えの方は、FCソフトが安く、箱説なしのソフトが安くて良さそうでした。
なんと3DOのソフトもありました。
ただパソコンゲームソフトが他と比べてちょっと貧弱な感じでした。

本体系も品揃えが良好ですが、ジャンクと中古でかなり値段が違っています。
FC本体は中古では7500円もしますが、ジャンクでは1000〜2000円であります。
DCは中古で4200円です。
最近はDC本体の値段が落ち着いてきたようですね。
ジャンク中古本体ではメガドラやSFCが目立ち、中にはディスクシステム500〜1000円、3DOTRY(フロントローディング)315円なんてのもありました。
個人的にはネオジオCD2000円というのが気になりましたが、持って行くには重いし、特にプレイしたいゲームもなかったので買いませんでした。

 

なんと、斜め向かいにもゲームショップ「ファミコンハウス」が見えるではありませんか。
ここは激戦区ですね。
早速向かってみました。

店には、ファミコン専門店をアピールするような店内放送や、「攻略本立ち読みOK」の張り紙があり、この地区の競争の熾烈さを感じさせます。
攻略本立ち読みOKとあっても、全ての本がOKではないようで、中には完全にビニールに覆われているものもあります。
立ち読みできるものは背表紙だけビニールで覆われているので、ちょっと紛らわしいかな。

店は先ほどの二店とくらべると狭いものの、品揃えはそこそこよく、特にネオジオCDやWSのソフトがあるところなどは他の二店にはないものがあります。
さすが専門店といった感じです。

 


SCENE 2  伊奈町へ

ゲームショップを見終わったところで、伊奈町への旅立ちです。
まずは国道294号線に戻り、そこから東に向かって、川の橋を渡れば伊奈町へ突入です。

そうそう、現在守谷駅は「つくばエクスプレス(常磐新線)」の完成に伴う駅舎の改築で、工事中となっていました。
来年の秋に開通となるそうですが、完成すれば秋葉原からつくばまでは45分でいけるということです。
あの学園都市つくばにとうとう電車が走る日が来るということか・・・。

何度か危ない思いをしつつ、僕は川を渡って守谷市を出て、伊奈町に入りました。
しばらく走って、僕は道の脇に立っている道路案内板をみつけました。
それを見て、ここから役場までが6km, コンビニまでが1.5kmあることを知ってウンザリしてしまいました。
もと来た道を引き返すのもなんだし、ということで、僕は北に向かって自転車をこぎ始めました。

やがて、途中で見つけたローカルなコンビニでお茶を買って、そのときにいつの間にか隣の谷和原村に到達していることを知りました。
これで、伊奈町は探訪完了だね!!
僕は西に向かって橋を渡り、国道294号に戻ってきました。

ここからちょっと南に行けば、関東鉄道常総線の小絹駅に到達します。
しかし、僕は既に、関東鉄道常総線の駅の中で気になった駅に行くことを考えています。
その駅に行くためには、一度小絹駅の次の駅「水海道」で乗り換えなくてはなりません。
乗り換えるのにどれだけ待つのかが分からないし、小絹駅でどれだけ待つかも分かりません。
さらには「ダーツで谷和原村を当てたら行き先がなくなるので、後のお楽しみにとっておく」「水海道に向かう途中で何かショップがあるかも」といろいろと反対意見が心の中から湧き出てきたので、ちょっと無理してでも水海道駅に向かうことにしました。

 

結構走ったのですが、結局、水海道駅にたどり着くまでの道のりには、一軒もゲームショップやゲームセンターを見つけることはできませんでした。
水海道駅近辺にゲームセンターがあることは事前調査で分かっているのですが、電車の発車時刻が迫っていたので、見ることができませんでした。
また次回のお楽しみですね。

それにしても、水海道駅周辺にはブラジルの商品を扱う店や、ブラジル料理店が目立ちますね。

そうして、僕は水海道駅から、目的の場所に向かうのでした。


SCENE 3  下館

僕が行きたかった場所、それは下館です。
その理由は、「ハードオフがあるから」「真岡鐵道のSLが見たいから」と考える人も多いのではないかと思うのですが、実際のところは、「自分の作っているマップの路線をつなげたいから」ただそれだけです。
下館駅は、水戸線、関東鉄道常総線、真岡鐵道の乗換駅なので、ここを押さえておけば、宙ぶらりんだった守谷や益子を結ぶことができるのです。
下館駅に着き、第二ラウンドの開始です。

駅にはスタンプなどは無く、特に事前調査でも名物はぐらいしかみつかりませんでしたが、和菓子店が目立ちます。

まずは駅前のビル「スピカ」から。
このビルには、「エコス」という店のマークが大きく書いてありますが、確かエコスってスーパーチェーンだったような・・・。
3Fにあるゲームコーナーは、ビデオゲームはないものの大型筐体が目立ちました。

まずは、水戸線の北側、国道50号沿いにあるという、「ブックエース」に向かいました。
ちょっと遠くて疲れてしまいました。
つたやと同店舗なので、一瞬ゲームソフトは「つたや」にあると思われがちですが、あるのは「ブックエース」の方です。
品揃えの方はPS,PS2,GBA,GCがまあまあ、DCがちょっとというぐらいです。
それほど多くはありません。

国道50号を西に、国道294号沿いに歩いていくと、「板谷波山記念館」という名前の建物がありました。

板谷波山」って誰?
陶芸家?
画家?

そんなことを考えつつ、次回の機会があったら見てみよう、と思うのでありました。
というわけで、今回はパス。

また、自転車で真岡鐵道の陸橋を超えるあたりで、真岡鐵道のSLの音がしました。
そういえば真岡鐵道SL10周年って駅のホームに書いてあったっけ。
これも観光名所の一つだね。

国道294号線にさしかかりました。
その交差点に、ゲームショップ(?)を2件見つけました。
「ブックトマト」と、その二軒ほど南隣にある「ハードオフ」です。

ブックトマト」は古本屋ですが、一緒にゲームソフトを取り扱う「ゲームトマト」もあります。
佐野久喜にあったトマトクラブ」とは別物のようです(赤ぷよいないし)
まずはブックトマトを見てみました。
「ジャンプ」「コミックボンボン」など、雑誌がかなり強い古本屋です。
もちろん他の古本もあります。
ゲームトマトの方は、PS,PS2,DC,GCがまあまあ、パソコンソフトはちょっとだけです。
それにしてもアダルトビデオのコーナーは18禁の暖簾がかかっているのに、アダルトソフトは普通のゲームにそのまま置いてあるのは・・・。

続いて、本日二軒目の「ハードオフ」です。
ちょっと他のハードオフと比べて、店舗もやや小さく品物も少なめです。
もちろんゲームソフト類も品揃えは少なめです。

そんな中、ジャンク未チェックのDC本体1050円が目に付きました。

確かDCがとうとうダメになったっぽいとKGRさんが言っていたな・・・。
もし大丈夫だったとしても、パーツ取りに使えるからな

ということで、買っていくことにしました。

さて、事前調査で行っていないゲームショップで、残るは「ヒーロー」だけか。
iタウンページで、ヒーローという店を探しました。
どうやら国道294号沿いの、ハードオフのさらに北側にあるようです。
ちょっと自転車を飛ばしてみると・・・。
あれっ、「ディスカウントショップ ヒーロー」?
どうやらヒーローという店はファミコンショップ以外にも、ディスカウントショップもあるようです。
そういえば、確か牛久にもあったような・・・。
しかし看板の下には、「ヒーロー鑑定団」とあるではないですか!!
こりゃ、「宇都宮鑑定団」のようなゲームや本も期待できるかな?

・・・なんてことはない、単なる骨董屋とリサイクルショップでした。
いろいろなものがゴチャゴチャと置いてあります。
ディスカウントショップの日配品の中に、古家具や絵画が混じって置かれている光景は異様です。
なかでもおかしかったのは油絵です。
裸婦画はどれも人物が嫌そうな顔をしていてモデルもきっとそんな感じだったんだろうなぁと思って見ていると、今度はガンダムチックなマンガかアニメのキャラクターみたいな油絵(もちろん女性)だったり、珍しいものを見させていただきました。
一応、本当に数本だけ、ゲームソフトがあります。

いや、ファミコンショップの「ヒーロー」はきっとどこかにあるはずだ!!
そう思い南口に向かって、もう一度探してみると、南口前の通りのもう一本隣に、風俗店の間に、「ヒーロー」はありました。

店はやや小さく、PSやSFC、GBのソフトがまあまあ、SS,DCが少しだけありました。
攻略本はFC時代の古いものもあってよさそうですが、ソフトは全般的に高めです。
探していた「ガンフォース」も見つかりましたが、箱説なしで890円だったので買いませんでした。
本体や周辺機器はそこそこです。
他には、遊戯王などのカード類で、デュエルスペースもあります。
表では金券の買取もやっていると書いてあるのですが、販売はしていないようです。

国道294号の西側に古本屋が2件あるようですが、これは次回にして、もう帰ることにしました。

そうそう、近辺のゲームファンに吉報。
国道294号沿いの水戸線の陸橋の手前に、ワンダーグーが2004年秋頃にオープンするらしいです。
こりゃ、ゲームトマトとハードオフが抵抗しそうで、守谷で見たゲームショップ間競争が発生しそうです。


冒険の終わりに

今回は暑い中、ダーツ旅行の関係で、守谷を自転車で再探訪しました。
ついでに、関東鉄道常総線の終点の下館駅周辺を散策しました。
ちなみにX箱も現在の貯金では買えませんでした。

南守谷は、守谷駅との間に「南守谷バッティングセンター」があるということは前回の探訪で分かっているのですが、今回は西側にジャスコやブックオフがあることが分かりました。
ただ、どちらも歩いていくのは辛いですね。
ちなみにジャスコの住所は取手市にあり、戸頭駅から行ってもちょっと遠い程度です。

今回守谷駅には直接立ち寄っていませんが、近くの店を探訪したので記録しておきましょう。
駅近辺には古本屋「けやき書房」ぐらいしかありませんが、西側には「ワンダーグー」「ハードオフ」「ファミコンハウス」のトリプルパンチ(トリオ・ザ・パンチ?)が待っています。
ちょっと遠くても行ってみる価値は十分あると思います。
新守谷駅や南守谷駅からバスが出ているみたいで、市役所行きのものに乗れば間違いないでしょう。
つくばエキスプレス(常磐新線)の完成後にどう発展するかも楽しみです。

下館駅は、商店のドーナツ化現象が進んでいるようで、守谷ほどではないにしろ、掘り出し物の見つかりそうなゲームショップが駅よりちょっと離れたところにあります。
特に名物はなさそうですが、和菓子店と板谷波山記念館が観光の中心となるでしょう。
真岡鐵道のSLも、観光にはもってこいです。
真岡鐵道での観光となると、下館から益子に行って、陶器市で益子焼を買ったり作ったりするのがいいかも。

 

後日、下館で買ったDC本体は、やっぱり動作しませんでした。
まあ、しかたないか。
本体が割りと綺麗なので、ケースだけとりかえちゃおうかな・・・。

また、「板谷波山」は陶芸家のようです。
きっと「なんでも鑑定団」とかで超高値がつくんでしょうね。
「ヒーロー鑑定団」といい、下館は実は骨董の街だったりして・・・。


今回の収穫:

ドリームキャスト本体(ジャンク) (ハードオフ下館店) ¥1050

プレイしたゲーム:

なし


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