僕は10:10に、ホリデーパスと常総線を使い、守谷駅にやってきました。制限時間は1時間。
我孫子に向かう途中、KGRさんから連絡がありました。どうやら寝坊していまから出発するそうです。KGRさん、なんてサバイバルなんだ・・・。
ドリンクのほうも僕とKGRさんはジンジャーエールなのに、Nさんは
Nさんも、なんてワイルドなんだ・・・。
昔ここでソーセージを買いましたが、今回は売り切れているのか、見つかりませんでした。くそーこれじゃ次の行き先が決まらないよー。
MISSION 03: 電車は僕らの想いを乗せて・・・
14:40。やっと電車に乗り、出発!! 成田線を使って一路成田へ。その間、乾パンの乾きを、ジンジャーエールで潤す中、僕らは突然電車の中で
今後のゲーム探検倶楽部について会議を始めてしまいました。
集まり、ゲームの内容など、いろいろ話し合いましたが、この中でも今後の冒険について決めたことなどを発表します!
まず、僕は「どこかに行くのは良いのか?」ということを2人に聞きました。
殆どが僕の身勝手で二人を引きずりまわしているような感じでしたし、2人は家でゲームをやっていた方が楽しいのかも、と思っていたからです。
しかし、Nさんは、「どこかに行くのは良いことだ」と容認してくれました。
というわけで、今後もこの冒険は続けられそうです。
ただ、Nさんにとっては「何度も行きたくなるようなところを」「近くを重点的に」と言っていました。
「近くというのはどこを指すのか」を問いただしてみると、やはり東京近辺ということでした。
東京近辺では、この冒険はダメということでしょうか？
僕は以前、「ユーズド・ゲームズ」という雑誌で名古屋の中古ゲームショップを取材して、読者から賛否両論の意見があったことを思い出しました。
個人的には「なかなか無いゲームや安いゲームを探すのなら、東京じゃダメだ」と思っていた(その考えが「宇都宮」「前橋」を探訪した行動に現れていますね)のですが、そうでもないかもしれませんね。
次に僕は、2人に向かって「ランダム冒険はどうか?」について質問しました。
ランダムな冒険によって、何もショップがなさそうな駅に行ったり、まるで行くためだけに目的地に行っていたように感じたためです。
KGRさんは、「ランダムでも、だいぶ行き続けたようなかんじ」と行ってました。
どうやらランダム旅行自体は悪くないようなので、当分は続けて生きたいと思います(KGRさんの目的達成もありますし・・・全部揃ったら甲府だ!!)。
ただし、行き先は見直します(いつか公開します)。
さっきの質問の回答の続きで、Nさんが「(気に入ったところは)2回行くのもアリにしましょう。そして、なるべく大きい街に行くようにしましょう」といってきました。
これは、さきほどの僕の反省の回答です。「駅というより、街を探訪しましょう。」
これまでは、次の駅次の駅と、探訪する駅の数をむやみに増やしてしまい、密度が下がっていたような感じがします。せいぜい駅を増やすなら、同じ都市内の近隣の駅にしたいと思っています。
また、Nさんから「せっかく行くなら、その地に因んだものを」という意見を受けました。
Nさんは前から、冒険に行ったときの食事をご当地の名物にこだわっていました。
冒険の目的には、旅の楽しみを満喫することも一つにあります。
KGRさんからも「古本屋よりゲーム屋を優先しよう」と言ってきました。
僕はこれまで、TECHサターン探すついでに、KGRさんのネコ本探索に協力するため、古本屋にも寄っていました。
しかし僕の用事はほんの数分で終わってしまいますが、KGRさんは本を探すのに熱中してしまい、30分ほどかかったりしてしまいます。
僕も、KGRさんからすまなそうな言葉をもらったことが何度かあります。
確かにゲーム探検倶楽部なのだから、ゲームを探すのが本来の目的だ、というのもあります。
しかし、冒険の時間に余裕がないのが問題という意見もあります。前の議題であまりいろんなところに行かないと決めたため、これについての結論は控えたいと思います。
これで、この議題に関しては終わりです。まとめると、
・ランダムの冒険は続けるが、行き先は考え直す。
・あまりいろいろ行かずに、駅ではなく街を探検する。
・行く土地に因んだ名所・名物を見る。
というところでしょうか。旅に関係ない内容でごめんなさい。
そして、成田につき、ここから電車を乗り換えて銚子に向かいました。
電車の中は農家のおばあさんが目立つようになり、中には座れないほどのでっかい荷物を背負っている元気なおばあさんもいました。
いやあ、やっぱり農村のお年寄りは元気だなぁー。
そして、だんだん空は暗くなり雨は強くなり風は寒くなっていきました。
寒いのか狭いのか、やたらとNさんは周りに向かい合わせの席が空いていないかキョロキョロしています。
隣は寝ているKGRさん。大学時代は平気で徹夜していた彼ももはや社会人。これまでの冒険で彼が電車の中で寝るのはよくあることです。
僕は相変わらずノートパソコンと冒険の書で冒険の記録をしていました。僕だって昨日3時間しか寝てないのに、残念ながら僕は電車のなかでは殆ど眠れない体質です。
僕のエネルギー源は冒険への探求心なのでしょうか。
乾パンを空け、席を勝ち取って移動したNさんも眠りに就きました。
くそー僕も電車の中で眠れたらなー！！
いつ着くんだろう、と思いケイタイを操作している最中、僕のケイタイの電池が切れるというトラブルが。
しかもノートパソコンで充電するためのケーブルを持ってきても、ぜんぜん充電されません。おかしいな。
(後日これはケイタイの故障であることが判明)
MISSION 04: 夜の銚子〜出会い
やっと電車が銚子に到着しました。 時刻は17:30。もう真っ暗です。
当然ですが、この時間ではどこも見にいけません。 行くとすると、宿の食事後にハードオフに行ければですが・・・。
なにやら、駅前で何かやっているみたいです。
その人だかりと、暗さのせいで何をやっているのか分かりませんでした。
そのまま駅前通を先に進もうとすると、後ろの方でなにか明かりがつきました。
KGRさんとNさんは立ち止まって振り返りました。
そんな中、すぐ右手にあるおみやげ店の中から、一人のおばさんが僕に声をかけてきました。
「ちょっと見ていってください。」
二人は気づいていないようで、電飾の木に見入っています。
僕はおばさんに聞きました。「これは何のイベントですか。」 どうやらクリスマスツリーの電飾の点灯式みたいなイベントのようです。
二人はこの説明を聞いて、180度ひねっていた体を元に戻りました。
せっかくだから、ここでこの土地について聞いてみよう、と思い、商品の説明を聞きました。
そこでまず手渡されたのが600円買うとワカメ一つサービスしてくれるサービス券。 みんな一人づつ手渡されました。
まずはいわしせんべいと濡れせんべいを試食しました。
濡れせんべいは、名前の通り湿気たようなせんべいで、味も湿気た以外は普通のせんべいでした(失礼)。
これは、KGRさんが気に入ったみたいです。
いわしせんべいは、2cmぐらいのいわしの開きを味付けして干したようなものです。 これは個人的には結構いけました。
いわしは銚子の名産物のひとつです。 僕は今年はいわしは不漁と聞いていますが、話を聞く限りではそんなでもなさそうです。
続いて、僕はサバカレーの缶詰が気になりました。
いわゆる肉がサバのカレーで、姉妹品にイワシカレーもあります。
一瞬ゲテモノっぽく見えますが、味はそんなにひどくはないでしょう。KGRさんは、かなり気になっていたようです。
次に、学校給食でも出していると言う、イワシの角煮のパックを試食しました。
これはイワシの缶詰みたいでかなりいけました。
そして、サワガニを味付けしたものを揚げたものを試食しました。
なんとKGRさんは、サワガニを知らなかったようで、「こんなちっちゃいカニいるの？」と言っていました。
味はたまらなく磯の香りがするもので、KGRさんにも不評でした。
これも何かの縁だ。
ここで僕らは、今日の宿のおつまみとして、いくつか買っていくことにしました。
酒は銚子の地酒ということで、日本酒です。
まずはイワシの角煮。これはおつまみだけでなくても良い食品でしょう。
KGRさんとNさんの間では、カワハギは必須ということで、買っておきました。
そして、千葉と言えば落花生、ということで殻なしのピーナッツも買いました。
さっきの券といっしょにお金を出し、ワカメのおまけをくれました。
僕らはお礼を言って、おばさんの店を出ました。
僕は、とても商売熱心なおばさんだなぁ。と思いました。
その先のおみやげ店で「うちは500円でワカメサービス」とか看板がありましたが、僕はそれでは商売はダメだと思いました。
やはり人の頑張る姿を見ると応援したくなるものです。
そうして道をまっすぐ歩いていくと、大きな交差点の左側にハードオフが見えました。
しかし時刻はもう18時を回ろうとしていました。
宿に連絡するにもケイタイの電池がないし・・・。
とにかく、今日の酒だけ買っておくか。
近くのデパートということで、シティオというショッピングセンターに入ったのですが、 ここには酒屋も食品売り場もなく、代わりにPLABIというゲーセンを発見しました。
近くの中高生が遊んでいて、ちょっとタイムスリップした感じのゲームセンターでした。
KGRさんはここで、50インチのダイナマイト刑事2を見て笑っていました。
あとファイナルファイトとか、熱血硬派くにおくんなんかもありましたね。
さらに、メダルコーナーの置くにゲーム機があり、そこにはKGRさんの好物(?)ぷよSUNがありました。
とてもゲームをしている時間がないということでパスになりましたが、これは明日いくでしょう。
とりあえず、雨でひどいから100円ショップで傘を買っておきました(探すのに苦労したぞ)。
そのはす向かいのあたりに、十字屋というデパートがありました。
デパートのゲームセンターは後回しにし、地下の食品売り場で地酒を買うことにしました。
本当は純米酒が欲しかったのですが、売り切れていました。
ウキ(ガラスの球体)の形をした酒が面白そうでしたが、KGRさんが「青いビンの酒はロクな思い出が無い」ということで、却下。
Nさんが量り売りの酒を指差しましたが、残念ながら「越前」というように、福井の酒です。
結局、銚子の地酒である「がんこ者」という酒(本醸造4合・980円)を買いました。
4合では足らないという話もありましたが、僕は恐らく飲めないと思っていました。
ついでに、僕は近辺の地ビールを一つ買いました。 地ビールが飲める(良さが分かる)人は僕のまわりに殆どいないのが悲しいのですが。
ちなみに、ここの食品売り場でもソーセージは売っていませんでした。
迷うとまずいので、タクシーで宿に向かうことにしました。
「銚子わかしお」という宿ですが、タクシーの運転手は道どころかオートマ車の運転も慣れていないようで、 道を間違えたり、バックする際に急発進していました。
別れ際になにやら名詞かタクシーのチラシかを渡そうとしていましたが、僕らの旅の目的を知り、急遽しまっていました。
MISSION 05: 憩いの宿
「銚子わかしお」に着きました。しかし、だれも迎えにくる人は無く、フロントの人は2分ぐらい席をはずしていました。 どうやら宿泊客は僕らのほかに1グループあり、僕らの到着を待って夕食の準備をしていたようです。
そこへ、僕は懐かしの「FAMICOM BOX」を発見!
どうやら宿のゲームセンターはありませんでしたが、まあ、これが見れただけでも良しとしますか!
部屋は和室の8畳です。
トイレは室内にあり、洗面所もあります。
窓のほうには、よくある2畳ぐらいの小部屋がありますが、今の時期はとても寒くていられません。
冷蔵庫がありますが、よくある旅館のようにとるとお金をとられる飲み物は入っていません。
というか電源も入っておらず、ぜんぜん冷えていません。
テレビはありますが、100円を入れるところはありません。
そこに地獄の「飲食物の持ち込み禁止」の紙が。
結局これまで買ったものはみんな持ち帰ることに。
うーん、残念。
ところで、あの冷蔵庫は何なの？
ついたとたんに、KGRさんとNさんは横になって休んでいました。 するとすぐに、フロントから夕食の内線電話。 すぐに向かいました。
夕食の内容は、以下の通りです。
ちなみに、これは1800円コースの安い方の料理です。
・漬物3種類
・刺身（まぐろ、ぶり、さんま）
・てんぷら（さんま2、いか(たまねぎ?)、ししとう、ピーマン、なす）
・イワシのつみれと大根の煮物
・まぐろの胃袋のモツ煮
・ごはん(おかわり自由)
・お吸い物
漬物には、牛スジみたいなゆず味噌をつけて食べるものがありました。
刺身はやっぱりうまい！ まぐろはもちろん、ぶりの刺身は、スーパーで買って食べるようなものとは違って脂がのっていました。
さんまの刺身も、こんなにうまいものだったとは・・・。
てんぷらもなかなか良かったです。
さんまのてんぷらというのは初めて食べた(ような気がする)のですが、そこそこいけました。
ただ、やっぱりさんまは焼き魚のほうが好きだなー。
イワシのつみれと大根の煮物は、まるっきりおでんのような椀物でしたが、これも寒い冬には応えられないうまさでした。
まぐろの胃袋のもつには、食べる前から宿のおばさんに知らされましたが、意外と生臭くなく、トロっとしていて牛のモツ煮よりイケるかも、 と思っていたら、KGRさんにはウケが悪かったようです。
お吸い物には、刺身サイズのぶり一切れをあぶり焼きにしたようなものが入っていました。
KGRさんは、「このような焼き魚が欲しかった」と後で言っていました。
夕食が終わり、僕はデザエモンを、KGRさんはプレステを、Nさんは今日レビューするPSのゲーム「幻想水滸伝」をバックから取り出しました。
が、この宿のテレビは、アンテナのRF端子しかついておらず、ビデオ入力できません。
そんなときのために、僕のノートパソコンには、ビデオ入力端子がついているのです。
結局僕が持ってきたノートパソコンに、KGRさんが持ってきたプレステをつけて、まずはデザエモンの半分完成したバージョンを見せました。
詳細は後でホームページで掲載しますが、結構ウケがよかったようです。
そして、Nさんが幻想水滸伝をプレイしながら、交代で風呂に入りに行きました。
22:00、最初に僕が行きました。
風呂は5人ぐらい入れる広さの風呂で、特にジェットバスなどはなかったのですが、ボディソープとシャンプーはあります。
それと言い忘れましたが、タオルとバスタオルは部屋に用意してあります。
運がいいことに、だれもはいっていませんでしたので、ゆっくりのびのび、これまでの疲れをとりました。
レビューの結果も、別のページで掲載します。
それから、Nさん、KGRさんの順に入って行きましたが、浴衣を着たのはKGRさんだけでした。
のんびりテレビを眺めると、そうとう強化寒かったようで、どうやら宇都宮では雪が降ったみたいです。
もう日付は明日になり、1:00、僕らは今頃になって布団を敷き、床に就きました。
MISSION 06: 緊急事態発生！
次の朝、僕は7:00に起床しました。目覚ましをかけてもらったのですが、やっぱり皆寝起きが悪いようで、他の2人は結局7:30まで寝ていました。
ところが、KGRさんの様子がなにかヘンです。
「腹が痛い」
寝冷えでしょうか？それとも昨日の夕食にあたったんでしょうか？それともこっそり食べたカワハギが原因なんでしょうか？
原因不明なまま、KGRさんを置いて、僕とNさんは朝食に向かいました。
朝食は、以下の通りです。
・さんまの蒲焼(恐らく缶詰)
・もずくの酢の物
・ひじき
・ダシ入り卵(温泉タマゴ?)
・ブリの煮魚
・焼きのり
・ワカメのお吸い物
・ご飯
やはり朝食もうまかったのですが、KGRさんの腹痛が気になってよく覚えていません。
朝食も終わり、再びKGRさんの待つ部屋に戻ってきたところ、KGRさんは再び眠りに就いたようです。
チェックアウトの10時まで待ちますか、と思っていたところでKGRさんが起きて来ました。
様態を聞くと、どうも痛いのは胃のようで、痛み出したのは午前3時ぐらいということです。
胃が痛いということで、胃腸薬を買いに行くことにしましたが、 こんな時間では薬局は開いていないでしょう。
ドリンク剤ならコンビニにありますので、KGRさんのために僕とNさんで買いに行くことにしました。
その前に、ここら辺の地図を調べてから行くことにしました。
出て行こうとする前に、Nさんが宿のおばさんに聞きました。
「連れが腹痛を起こしたので、薬を買いたいのですが、近くに薬局かコンビニありませんか？」
僕は、宿の人に(宿の食事に当たったのではないかと)心配かけたりしないかと不安を感じましたが、平常と違った行動力に驚きました。
(正直、僕は調べずに探しに行くところでした)
強い風と弱い雨のなか、「銚子銀座」を通って、国道沿いのコンビニに着きました。
案の定胃腸薬はさすがにありませんでしたが、医薬部外品のソルマック内服液があったので、買いました。
僕もついでにケイタイの充電器を買いましたが、残念ながらそれでも充電できませんでした。
(後日分かりましたが、これはケイタイの故障のようでした。)
宿に戻り、KGRさんに買ってきたソルマック内服液を飲ませたところ、みるみるうちに様態が回復しました。
そんなに薬が効くものなのか？
結局どうして胃が痛くなったのか、よく分からずじまいです(飲みすぎ？)。
昨夜泊まった客ももう行ってしまい、テレビからは訳の分からない日曜アニメが流れています。
すっかりよくなったKGRさんは「これを見たければ見るがいい。ただ、世間から冷ややかな目で見られるだろうがな!」と言っていました。
しかし机の上にある例のソーセージのシール(僕がKGRさんに渡すために持ってきた)はどうなのかなぁ？
布団もたたみ終わり、出発の準備を整え、宿を出発しました。
宿代は7500円。結局KGRさんは銀行がなくてお金が下ろせず、宿代は僕がお金を貸すことになりました。
さらば、「銚子わかしお」よ。
MISSION 07: さらば銚子よ
「いやぁ、すっかりくつろぎました。」
すっかり気分が良くなったKGRさんは、昨日残した源氏パイを食べながら歩いていました。
僕らは歩きで、銚子駅の方向に向かいました。
ちなみに、古本屋らしきものが途中で見えましたが、休みでした。
ついでに、昨日買った僕の傘が風で曲がってしまいました。
もう、観光名所を見に行くのはあきらめました。
銚子のお土産と食事だけあれば、それでいいじゃないか。
とにかく、ゲーム探検倶楽部として、ゲーム屋中心で攻めていかなくては。
というわけで、昨日見られなかった十字屋のゲームセンターを見に行きましたが、ビデオゲームはありませんでした。
せっかく屋上ゲーセンはよさげなのになー。
そして、隣のシティオもといPLABIで、昨日みたぷよSUNに、KGRさんがメダルを買って挑戦しました。
200円で14枚。
後々気づきましたが、この1プレイは100円より高いです。
見事に一発で1位にランクイン。やってる人いなさそうだから当然ですね。
残りは、僕が残り人数0の「エイリアンVSプレデター」で4枚消費し、後はメダルの川に捨てました。
そうしていよいよ、ハードオフの時間です。
昨日みた交差点を東に進み、ハードオフを見ました。
店自体の広さは普通で、特に変わったものは置いてありませんでした。
NさんはパソコンにつけるUSBのコントローラーを探していましたが、残念ながらありませんでした。
僕は、これまでゲームミュージックばっかり聞いていたので、これから違ったジャンルの音楽を聴こうと思って、ジャンクのCDを漁っていました。
すると隣で、KGRさんがなにやらアニメの音楽CDを掘り出してきました。
「これ、マジでヤバイですよ。」
そういって取り出したのは、「マクロス7」の音楽CDでありました。
あまりの●●さに、KGRさんは200円でこのCDを購入していました。
ゲームミュージック以外の音楽って、いきなりアニソンかよー！ 結局僕のノートPCで、電車の中で聞くことになりました。
そのほか、珍しいものとして、「サイレン」500円がありました。
また、KGRさんが、「PC98用のSCSIカードが安い」といっていました。
さて念願のハードオフ探訪も終わり、近くに名前も不明なゲームショップ兼古本屋がありました。
どちらかというと、遊戯王のトレーディングカードがメインで、対戦スペースがあったり、店員が常連客とカードについて話していたりします。
ゲームや古本はほんとうにちょっとだけでちょっと値段は高め。後は駄菓子とかがありました。
家庭用の冷蔵庫に売り物のジュースが入っていて、ちょっと懐かしい感じでしたが、買うものはありませんでした。
そして、先に歩いていくと、「マリーナ」というゲームセンターがありましたので、入ってみました。
ここは100円で2ゲームでしたが、懐かしの「ネオジオ64」があって、「サムスピ3D」「餓狼3D」などのゲームがありました。
店も広くていいですね。
Nさんには、「クイズ ああっ!女神さま」の壮絶なポリゴンを鑑賞してもらいました。
その後、僕らは歩いて銚子駅にもどってきました。
ちょうどいい時間になったし、KGRさんが朝食を食べなかったので、昼食にしました。
昼食をとったところは、廣半というところです。
僕とNさんはすしセットで、にぎり寿司とお吸い物がつきます。
KGRさんはそばセットで、寿司は鉄火巻しかつきませんが、てんぷらそばがつきます。
やっぱり銚子、魚と醤油の街で食べるものといえば、これだよね！
食べ終わったあと、KGRさんとNさんがお土産を買っていきたいということで、昨日入ったお土産屋に再びやってきました。
おばさんは僕たちの顔を覚えていたようで、「昨日はどうもありがとうございました」とお礼を言っておきました。
僕は昨日買った落花生といわしの角煮が残っていたので、いわしのつみれの缶詰を、
KGRさんはイワシカレーとサバカレーを
Nさんはさんざんまよった末、ピーナツクッキーを買って行きました。
僕らはおばさんに別れを告げました。
その際、おばさんからKGRさんに、一枚のメモを手渡されました。
僕はてっきりこのお店の名前と住所、電話番号と思い、商売うまいな、と思っていました。
しかし、それはぜんぜん違うものでした。
一人より 三人旅や 冬なかば
「あのおばさん、教養ありますね。」KGRさんが言いました。
あのおばさんは単に商売熱心なのではなく、温かみのある心の持ち主だったのでした。
他の二人はどう思ったか知りませんが、僕は胸の中から深いものが込み上げてきました。
僕はこれまでの冒険で、半分以上が自分一人の冒険でした。
今回の旅でも何度か、彼ら二人を置いてどこか見に行こうと考えたことがありました。
でも、それでは「ゲーム探検倶楽部」の真の目的である「仲間との出会い」を果たすことができません。
どんなに予定が狂っても、どんなに頼りなくっても、旅は楽しければいいじゃないか。
見知らぬ人との出会いという旅の楽しみと共に、このことは深く僕の心に刻まれるのでありました。
MISSION 08: 離れ〜おかえりは あちらです
13:00 僕らは銚子駅に着きました。いくらKGRさんの様態が回復したといえども、これから別のところを見に行くことはできそうにありません。
そのまままっすぐ東京に帰ることにしました。
特急しおさいで八日市場・千葉周りで行くことにしました。
最初はNさんが特急料金の値段を気にしていたようですが、成東から特急になるので、特急料金は900円で済みました。
12月で特急料金が値下げしたので、助かります。
Nさんはまだ昨日買ったコーヒーを飲んでいます。
僕は昨日買った麦茶を分けて飲むため、近くのコンビニで紙コップを買いに行きました。
その際にボーイスカウトが歳末助け合い募金をやっていたので、おつりを募金したところ、銀色にぬった松ぼっくりの飾りをくれました。
そして電車に乗り込みました。
後ろの方で、シートを回転させて向かい合わせにし、座りました。
笛が鳴り、ドアが閉まり、電車が動き出しました。
駅がスクロールアウトしていきます。
さらば、銚子よ。 あまり見られなかったけど・・・。
駅を離れ、僕は先ほど買ったマクロス7のCDを聴きながらこの原稿を作成しはじめました。
KGRさんは、駅を出た後すぐに寝てしまいました。
Nさんはしばらくは起きていたものの、退屈して寝てしまいました。
うわーっ。これじゃ僕は保護者みたいだよーっ。
マクロス7のCDですが、最近の音楽とは違って穏やかな歌が続きます。
ラブソングとはいえ、結局はアニソンです。好きな人は好きっていうか・・・。
やはり声優だけに声は良いのですが、もうちょっと歌い方にメリハリをつけたほうがいいのでは。
KGRさんの言っていたトラック8ですが、確かにあれはちょっとヤバイかも。
全体の評価としては、まあ好きな人はそれでいいかなって程度です。
途中、車掌さんが特急券を調べに回ってきました。
僕以外は寝ていたので、僕は成東から東京までの特急券を出しました。
「後の二人も行き先は同じですね」と聞かれ、はいと答えたらそのまま次に行ってしまいました。
近くにいた一人だけのオバサンは起こされていたのにね。
途中で、Nさんが目を覚まし、「やっぱりノートパソコンは便利ですね。俺も買おうかな。」といってました。
確かにこのノートパソコンは、今回活躍しています。
僕が原稿を書いたのも、CDを聞けたのも、ゲームができたのも、このノートパソコンのおかげです。
でも、いきなり買うのはちょっと避けたほうがいいのでは、と忠告しておきました。
ある程度は調べて、自分の欲しいノートパソコンを決めておいた方が探すのも楽ですしね。
東京駅に着きました。
KGRさんを起こし、身の回りの荷物を整理し、電車を出ました。
突然、KGRさんがポケットを探り出しました。
「サイフがない！」
どうやら座席に忘れてきたようで、窓からKGRさんのサイフが見えるのですが、 ドアが閉まって清掃が始まっているため、行くことができません。
清掃のおばちゃんに言っても、無駄のようです。
ここでも、Nさんの突然の行動力が力を発揮したようで、 Nさんはこれから乗り込もうとしていた運転手に詰め寄りました。
そして車両の窓ガラスをバンバン叩いて指示を送っていました。 そうして運転手はサイフを拾い、ドアを手動であけ、KGRさんに手渡しました。
KGRさんは「ありがとうございます！」と深々とお辞儀をしていましたが、 運転手の人は無言であきれたような顔をしていました。
残念ながら、僕も似たような表情をしていました。
これから僕は秋葉原で前壊れたノートパソコンのマザーボードを買いに行こうと思ったのですが、 それにNさんは付いて行くか迷っていましたが、買うものの条件をはっきりした方が良いということで、帰ることにしたようです。
KGRさんはお金がないし体調が悪かったということでそのまま帰ることにしたようです。
東京駅で、僕らは解散しました。
結局僕は秋葉原で古いノートパソコンのマザーボードを8000円で買い、修理に成功しました。
これでノートパソコンは2台になったのですが、どうするかはこれから考えます。
EPILOGUE:冒険の終わりに
さて、このように書いてきましたが、やはり泊りがけでの遠くへの冒険はやはり楽しく面白いものがあります。さまざまなアクシデントもあり、あまり収穫は得られませんでしたが、うまい料理や美しい風景（今回見られなかったけど）、そして何よりも人との出会いは、お金に代えられない思い出となるものでした。
いつか、きっと・・・。 さて、次回の冒険ですが、守谷の次に行く場所が決まりませんでした。
ひとまず前回の「上野」は決定しているので、次回は上野を予定しています。
「一人より 三人旅や 冬なかば」の句の通り、これからは3人で冒険していきたいと思います。
今回の収穫：
プレイしたゲームぷよぷよSUN (PLABI 銚子店)
エイリアンVSプレデター (PLABI 銚子店)
ドラゴンクエストVI 公式ガイドブック 上下巻 各600円（ブックスK 我孫子店）
バロン 350円(ブックアゲイン)
マクロス7のCD 200円(ハードオフ 銚子店)
いろいろなお土産
そして
メッセージ(銚子のお土産や)
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