富士急行 | 都留市 | 山梨県都留市 |
富士急行 | 田野倉 | 山梨県都留市 |
山手線 | 上野 | 東京都台東区 |
東北本線 | 大宮 | 埼玉県さいたま市大宮区 |
京浜東北線 | 与野 | 埼玉県さいたま市中央区 |
そろそろ夏の旅行の時期が近づいてきました。
夏の旅行の行き先は長野を予定しています。
その前に、ダーツを投げて次の行き先だけでも決めておこう。
どうせ夏の旅行の後で行けばいいから…。
今回ダーツのあたった場所は、なんと山梨県の都留市です。
ちょっと遠いけど、どうせ長野に行く途中道だし、1日都留市に使って2泊3日で行こうかな。
しかし、日が経つにつれ、そのほかにもいろいろと用事ができてしまいました。
一つが、東京上野の国立科学博物館で開催されている展示会「テレビゲームとデジタル科学」。
この展示会は、以前恵比寿の写真美術館で行われた「レベルX」のようなゲームの展示会であることは変わりませんが、こちらはコンピューターハードやゲームマシンなどの歴史といった、「ハードウェア」の方がメインの展示会です。
前回はKGRさんとNさんを連れて行きましたが、今回は僕一人で行こうと思いました。
もう一つが、知人に売却を頼まれたソフトを売りに行くこと。
そのため、どこか売れそうな場所に寄らなくてはなりません。
こりゃ、長野のついでに行くのをやめて、都留市と上野と売却を一日で行ってきたほうがいいな。
ひとまず、予定を立てました。
まず都留市を見て、観光名所らしきリニア見学所を見る。
次に中央線・山手線で上野駅に行ってゲーム展示会を参観。
最後に、秋葉原や新宿は込み合うので、大宮のソフマップでソフトを売却。
さて、行ってみましょう!!
電車を乗り継いで、山梨県の都留市にやってきました。
もちろん大月駅で富士急行に乗ってきたわけですが、その車両の面白いこと。 さらに向かい側に特急が止まっていたのですが、その車両に書いてある絵も笑えます。 さらに、富士急行では電車内でビールが飲める「ビア列車」というのもあるようです。
確かに駅舎も古い感じで、改札口の駅員が切符を回収しています。 |
まわりに観光名所らしきところはなく、ましてはお土産屋のような店もありません。 「桃太郎」といえば埼玉中心のゲームショップですが、こんなところにも進出してたんですね。 中に入ってみると、ちょっと通路が広く感じられ、品揃えは東京のゲームショップよりはちょっと少なめで、PS,PS2がまあまあ、DC,XB,N64,GC,GBAがちょっと、パソコンソフトもちょっと、あとはカード類といった品揃え。 ここで僕は、かねてから探して(待って)いた「ことばのパズル
もじぴったん 」のベスト版を購入しました。 |
さて、他にも店がないようなので、僕は都留市の観光名所(?)、山梨県立リニア見学センターへ向かうことにしました。
田野倉駅に到着しました。
最初は禾生駅から向かおうか迷いましたが、道が険しそうなのでこちらを選びました。
それに、ゲームセンターもあるしね。
リニア見学センターは田野倉駅と禾生駅の間にある道をまっすぐ西に向かったところにあります。 大体20分ぐらいでしょうか、ゲームセンターのある交差点を曲がり、川沿いに歩いていき、田んぼの真ん中を通って、中央高速道路を渡って、山梨県立リニア見学センターに到達しました。 途中、「登山者や靴の汚れている人は、ここでスリッパに履き替えてください」と書かれた下駄箱がありました。 お金を取られるかと思いきや、なんと無料でした。 実は事前調査で分かっていたことですが、この日はリニアモーターカーの運転日ではないので、走っている姿は見ることができません。 展示室では、リニアモーターカーの浮く原理から、線路に敷く磁石、それに模型などが展示されております。
さて、1階には売店も設けられております。 都留市のワインらしきものが置いてありますが、製造元を見ると大月市で作られているようです。 |
時間が心配でしたが、ちょっとだけゲームセンターを見ていくことにしました。 パチンコ屋の隣にあり、事前調査で唯一の都留市のゲームセンターです。 しかしビデオゲームは10台弱で100円、殆ど対戦格闘モノばかりです。 時間が無かったので、特にゲームはプレイしませんでした。 |
これで、都留市の探検は終わりです。
ちょっと遠いのですが、これから上野の国立科学博物館に向かいます。
上野駅に到着しました。
ここから北に進んで、国立科学博物館に向かいます。
国立科学博物館の入り口の前では、 ちょっと入り口が分かりにくいのですが、この展示は新館の地下にあります。
まず最初に見えるのが、コンピュータの歴史。 面白かったのが、MACのアップルコンピュータが最初に産み出したコンピュータ「Apple」が、当時は基板だけを売っていたということです。
続いては、世界のゲームマシン初期の歴史。 そしていよいよ、家庭用ゲーム機の歴史が始まります。 やがてテニスゲームをベースとしたゲームから、ゲームのバリエーションが増え、さらにカートリッジを取り替える形式でいろんな種類のゲームが遊べるように考案されていくのです。
途中、何故か「ゲームができるまで」を「グランツーリスモ4」を例にとって説明しているコーナーがあります。
そしていよいよ、日本のアーケードマシン、そしてテレビゲーム機の歴史になります。 最初は、「スピードレース」→「スペースインベーダー」→「ギャラクシアン」→「ゼビウス」といった、アーケードゲームの歴史が紹介されています。 そして、家庭用ゲームが登場します。 僕自身は、よくファミコンの元とも言われている「AppleII」を、ここで初めて見ました。 展示自体はほとんどハードウェアですが、セガハードや3DOなど、いろいろな種類のゲーム機およびパソコンが展示されています。
さらに先に行くと、携帯ゲームの歴史になります。
ゲーム機の展示もここで終わり、次はゲームの人間に対する影響の研究になります。 「最近「ゲーム脳」という言葉が聞かれるようになり、ゲームは精神衛生的に悪いというように思われがちですが、果たして本当に害なのでしょうか。」ということから端を発し、大学レベルでの心理学的実験の結果からの分析・考察を展示しているものですが、やはり暴力性とゲームには多少なりとも関係があるということです。 以前「ゾンビを殺すゲームが好きだった」という少年が殺人を犯すという事件が社会的に問題になりました。 ただ、ゲームだけが悪いわけではないと思います 結論として、「ゲームは悪い点も確かにあるが、癒し、リハビリなどの良い面もある。上手に付き合っていくことが大切。」と締めくくっていました。
その先には、先ほど整理券を配っていたユビキタス・ゲーミングゾーンやサイバーな卓球の地帯もあります。
そろそろ出口も近いというあたりで、今回の展示に関係したグッズが販売されているコーナーがあります。 ここで僕は、今回の展示に作られたパンフレット(というよりは開催を記念した冊子)を購入しました。
ここで展示は終わり。 その手前には、ナムコがリハビリ用に開発したゲームの紹介や、ゲームの効能や悪影響を調査している団体の活動報告などが掲載されております。
エスカレーターを上ると、アンケートの記入所がありました。
一緒に出てきたカップルが、「意外と面白かったね。」と言っていたのが印象的でした。 |
せっかくだから、僕は一つ一般展示を見ていくことにしました。 この「天文・宇宙」では、主に望遠鏡の進化の過程と隕石の展示を行っていました。 出口近くには「かはく広報」だかなんだかの科学ニュース速報のコーナーがあるのですが、太陽系に新たな惑星を発見したということです。 |
これで「テレビゲームとデジタル科学」を見終えました。
次の用事のため、予定通り僕は大宮に向かうことにしました。
大宮に着きました。
ここでは、早速駅前のソフマップで知人に頼まれたソフトを売却しました。
その間、金券ショップに行って図書券500円4枚とオレカ1000円を購入し、55円の貯金。
さて、これからどうしよう。
とりあえず僕は京浜東北線に乗り、近くの駅を探索することにしました。
結局きたのは与野駅です。
2年前ぐらいに一回来たことがありますが、そのときはあまりゲームショップが無かったような気がしました。
もちろん数年では変わらず、事前調査でも古本屋が2件ぐらいでしたが、どうしたものでしょう。
まず、事前調査で分かった古本屋を探していたのですが、きちんと地図に記入していなかったが悪かったため、見つけられませんでした。
ちょっと時間の無駄だったな。
戻ってくる途中、ゲームセンターを見つけました。 このゲームセンター「キャビン」は、ビデオゲームは20台弱で50円です。 ここでは、彩京の異色シューティング「ドラゴンブレイズ」をプレイしました。 |
最後に、古本屋「ジャングル」を見てみましたが、ゲームソフトはありませんでした。
いい加減疲れたので、僕は家路につきました
今回はちょっと駆け足な旅行になってしまいましたが、一応全てのミッションは完了したと思います。
都留市は、実際の市の中心からちょっと離れており、特に名物や観光名所はありません。
ゲームショップが一軒あり、駅から近いのですが、遠方の人が無理していくほどでもないと思います。
田野倉は、山梨県立リニア見学所に近い駅です。
実際には隣の禾生駅の方が距離的には近いのですが、坂が多いので多分こっちから行くほうが楽です。
見学所まで歩いていって、疲れたら駅近くのゲーセンで休憩なんてのがいいでしょうか。
また、今回は上野の国立科学博物館で開催されている「テレビゲームとデジタル科学」を見てきました。 はっきり言いますが、ゲームを愛する人は絶対に行くべきです。 |
大宮と与野は本当にオマケ程度です。
感想は以前の通りです。
ゲームが登場して30年以上経過した今、今後もこういった展示会が行われることでしょう。
ゲームが好きな僕にとっては、ただゲームの表面だけでなく、その内面を探るよう、今後の展示会を見て行きたいと思っております。
ことばのパズルもじぴったん(ベスト) (桃太郎都留店) ¥1770
ドラゴンブレイズ(キャビン) ¥50
ことばのパズル もじぴったん(ベスト) ¥30
金券購入 ¥55