Nov 11, 2004   [去年の今ごろ]

2004/11/6(Sat)

長岡高専を視察

 教授と二人で長岡高専を視察する。教授が被害状況を記録している後ろからデジカメで撮影を行う役目だ。

 高専の敷地に車で入ろうとすると、高専坂を登る手前で警備会社の人に止められ身分を確認された。教授と同行してなかったので、彼の名前を伝えたら通してもらえた。

 高専に入ってまず学生寮の方を見に行った。寮の食堂の周りのアスファルトが沈み、食堂が浮いているかのように見える。そこから見えるテニスコート脇の犬走りがグニャグニャになり、その上に取り付けられている手すりも人間の手ではとうてい不可能な曲げ方をされていた。

 高専の入り口に戻り、続いて講義棟を見て回る。校長室がある棟は外見上、比較的被害がみられない。ひどいのは土木棟および食堂、福利棟方面だ。環境棟の前の駐車場には全面にアスファルトが敷かれていた。おそらくその下は割れて危険なのだろう。食堂前の外通路は情報センターが入っている建物からはずれ、傾いていた。通路といえば、情報処理センターに入るところの通路もはずれていた。

 見たところ、まるで高専内に一本の線を描くように被害が及んでいる印象を受けた。

寮の食堂−環境棟−食堂−福利棟−グラウンド

 という線で。

 新棟については、壁が剥がれ落ちる被害があった。これは後で地震研究をしている人物に聞いた話であるが、壁が剥がれ落ちることで被害を抑えるための現象らしい。

 余震にびくびくしながら構内を歩き回り写真を撮っている間も、復旧工事関係者の方々が勇ましく仕事をしました。11/6時点では、アスファルト舗装を行っているところを見ることができました。ブルーシートのに覆われているところを見ると、建物の復旧は先になりそうでした。

なんということだろう

 なんということだろう。11/6の日記を以前書いたのだが記事をSaveし忘れたか、誤って削除してしまったようだ。だから上の話は思い出して書きました。

 

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