Nov 11, 2005   [去年の今ごろ]

2005/11/11(Fri)

世の中で心を叫んでものけもの

 暑すぎず寒すぎない秋はいろいろなことを考えてしまう。精神衛生上忘れた方がよいであろうことなどを思い出しては悩み始めてしまったりする。ふと、自分がなぜフられたのかを今になって考えた。もう4ヶ月も前の話なのに。

 言い訳じみているけど自分をフったあいつは「嫌いになったのではない」と言っていた。当時は「ああそれなら良かった」と思い、なぜフられたのかなんて考えることがなかった。というか、あえて考えないようにしていたのかもしれない。しかし、結果として別れたのだからそれには何か理由があったはずだ。それが何だったのかがわからない。あるいは、「嫌いになった」と言われなかったのが最後の救いだったのかもしれない。

 仮に「嫌いになったのではない」というのが真意だったとしたら、なぜ別れたかという疑問が生じる。そういえばあいつは「好きじゃなくなった」とも言っていた。だから別れた、と考えれば納得がいく。しかしそれでは「嫌いになったのではない」と「好きじゃなくなった」の発言が矛盾してしまう。あるいは好きと嫌いが相反する意味ではない物の考え方というものがこの世の自分が知らないところに存在するのかもしれない。

 自分は好きの反対は嫌い、と考える頭を持っている。また、それとは関係なしに"別れた"という事実があるのだからあいつにとって自分が不必要な存在であったことは確実だ。好意をもたれた人間にフられるのは初めてただったので、これがどういうことか意味がわからない。好意をもたれていた間はそれがずっと続くと思っていたのに。「恋愛はそういうもの」という一般論は堅い頭が拒みつづけている。4ヶ月過ぎた今やっと煮え湯が喉元に達して、その熱さを忘れるのはまだ先のようだ。

 めめし。

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