O'GANE'S EXPERIENCES

講義再開

　大学の講義が11/1か再開されるという情報があったので、半信半疑ながら午前中に登校してみた。そしたら講義は情報のとおり行われていて学生もけっこういたのがびっくり。

　研究室やそれが入っている棟はそんなに被害がなくて安心した。でもエレベータはまだ安全が確認されていないようで移動は階段をつかわざるをえず、面倒だ。

　みんなの安否を確認して、ちょっと片付けをしてから帰宅。

温泉ざんまい

　昼ごろ、分水にある「てまりの湯」にて温泉を浴びる。

部屋の模様替えを検討する

　余震の回数もだいぶ減って長岡はいつもの様子に戻りつつある。この辺は。

　家に入って荷物が散乱している自分の部屋を見て、あまりのひどさに落ち込んでいたのが昨日まで。今日はすでに部屋の模様替えの検討をしていた。

　それで午後からSHSにて家具を見る。その後も家具屋をはしごした。

三条へ

　余震を逃れるために三条に行っていました。

　夕方は寺泊の きんぱちの湯 でいい風呂を浴びる。

余震が少ない

　揺れないことでこんなに安心できるなんて。昼間からテレビを見てゆっくり過ごす。

片付けままならない

　余震は収まってきたものの片付けは手付かずの状態。余震による被害は少ない、しかもうちの地域にはほとんど影響がないということがわかっていても余震が起こるかもしれないという恐怖があり何もすることができないのでした。

避難生活

　余震が起こるかもしれないという恐怖から逃れるために、また安心して風呂を浴びるためにここ2日の日中は三条方面に車で出かけてすごしていた。

　三条方面にいると余震の影響が及ばないのと、街がいつもの様子であることが不安を取り除いてくれる。

情報が入ってきた

　4日目に入り、朝は家でテレビを見ながら朝食を食べる余裕が出てきた。ときおり上空をヘリコプターが通り、その度に家が揺れるのが地震を思い出させてこわい。

　家に入れるようになると、テレビやインターネットを利用して情報を手に入れることができるようになってきた。テレビのワイドショーではマスコミの方々が危険区域に立ち入って被害状況をしきりにレポートし、スタジオの人が同情の目でコメントをする映像が流れていた。そんなのを見てすこし腹が立ったり。 　取材に力を入れるあまりに災害救助のじゃまをするようなことだけは起きてほしくない。

　そんなテレビで見た小千谷の土砂崩れの映像にゾッとした。土砂崩れの現場が、私が十日町に行く際に利用することもある道路だったからだ。今後、余震が収まり活動可能な範囲が広がるにしたがって地震の被害を目の当たりにすることになりそう。そう思うと気が重い。

　今回被害に遭われた方ができるだけ早く普段の生活を取り戻せることを願います。

情報が入って安心した

　今回の地震が起こって4日が経ち、長岡地域での余震が収束に向かっている(気象庁によればまだ要注意)ことにより地震発生当初のような不安は解消されてきた。

　余震の減少以外に不安を解消する要素となったのが情報だった。例えば一つ、ラジオの地震情報。夜、車の中で生活していると今何が起こっているかを知ると少しでも安心することができる。ラジオを聞いているだけで他人と恐怖を共有していた気がした。その他に、見聞で得られた情報がある。ローソンに物資(商品)が大量に運び込まれたのを見て安心したのだ。

　私は地震発生当時ローソンで店番をしていた。それからの二日間は店の手伝いをしており店の状況をほぼリアルタイムで見ることができた。

当日はコンビニで

　まず当日は地震直後に停電があり、レジにロウソクを灯し営業を続けていた。

日曜日の夜

　次の日の夜に訪れたときも停電は続いていた。そして店の災害用品とカップラーメンなどの食料はほぼ売り切れていた。昨晩は客が押し寄せていたので当然か。驚いたことにおにぎりだけは大量に在庫があった。話を聞けば、発注はしなくても本部が支援として配送してきたとのこと。当時は避難所などで食料が不足していると認識していたため、あるところにはあるんだなと関心と疑問を抱いた。その日、私が帰宅する直前(10:40ごろ)に電気は回復した。

月曜日の夜

　月曜の夜は本来バイトの予定がなかったが店長から電話で、商品の入荷があるので品出しを手伝ってほしいと言われたので行ってみた。通常時の配送時間から2時間ほど送れて荷物が入荷した。通常時より配送時間が遅れたのは道路状況に加えて入荷した品物の量にあったようだ。

　からっぽになった棚を埋めてあまるほどの大量の入荷。こんなものどこから持ってきたんだろうと驚く。これだけ物資があるなら店頭で売らずに物資が足りないところに直送してしまえばいいのにと思ったくらい。

　これだけしっかりした物流体制を見ることで大きな安心を得ることができた。

寝てた

　三日分の疲れが出て15時間寝てました。

三日目

　朝からコンビニに行く。震災で店に来られない人が多くその代わり。店の電気が復旧してから客足が衰えることはなかった。それを昼までつづける。

　その後大学の様子を見に行く。

揺れる二日目

　家のきしむ音をおそれて、車を市民体育館の駐車場に泊めてその中で一日を過ごした。

　一時家に戻ってみると、電気や水はすでに復旧していた。ガスは、使わないようにガス屋から指示が出ていたのでわからず。

暗いコンビニ

　この日はバイトの予定が入っていた。私は店が休みだと思い込みながらバイト先に連絡を入れてみたところ、来てほしいと言われたのでおそるおそる行ってみた。

　コンビニにいつもの明かりはなく、店内はまっくらだった。ろうそくを灯して電卓でレジを打つ体験は初めてだ。

　そんな状況で「ジャンプ来てないの?」とか懐中電灯を照らしながら立ち読みをする客もいるのが驚き。個性というのかしら。

動物を見た

　朝、バイトから帰宅後コンビニに出かけたついでに悠久山の動物園に寄った。小雨の降る中、他に客がいない小規模の動物園を見て歩く。みんなこちらを見てた。

大揺れの日

　17:56ぐらいだったでしょうか。コンビニのレジのところに立っていました。初めの揺れが来てすぐに店を飛び出して、道路をはさんで向かいの公園に逃げ込みました。大きな木に囲まれて、それが倒れてこないかと心配しながら次の揺れとその次の揺れが来ました。

　しばらくそこで余震が収まるのを待ってからコンビニに戻ると店の中はめちゃくちゃになっていました。PETボトルを踏みつけてロッカーの上着を取りに行きます。

　その後家に戻って車の中で夜を過ごしました。

　家の中はテレビやらたんすが倒れていて地震の横揺れの強さを実感しました。