Apr 12, 2006   [去年の今ごろ]

平日の競輪場、ワンカップを持ったおじさん。

今週末までは北松戸へ通勤する。きょうがその初日だった。

朝、眠い目をこすり田無を出て、慣れない乗り換えをしながら目的地を目指す。

日暮里からの電車は下り線だからそんなに混んでいなかったので僕は迷わず席に座り文庫を開いた。電車に揺られてしばらく読みふけり、北千住に差し掛かったあたりでふと窓の外に目を移すとコンクリートの高架が見えた。なんとも言えないさみしさのようなものを感じた。都内の喧騒や派手な街並みが窓の外になかったからなのか。あるいはただ曇り空のせいなのかもしれない。

平日の競輪場、ワンカップを持ったおじさん、駅前の住宅街。北松戸に着いたとき、先ほど感じたのが前者だったと確信した。いい街だ。

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