O'GANE'S EXPERIENCES

もんもん

自分のなかで月曜日がどこに行ってしまったのかわからないぐらい、昨日はするべきこともせず、しかし一丁前に社会(カップルとか)や自分に対する不満を抱きながら寝巻きのままダラダラしていた。時折、たまった課題を終わらそうとワープロソフトに突き向かってみるのだけど、ほんの数十秒でにらめっこに負けてしまい、ギターなんか弾き始めてしまう。そんな日だった。「やれやれ」と僕は言った。

昨日とは打って変わってきょうが充実した日だったかというとそうではなくて、自分は昨日の延長のように感じていた。

昨日と違うのは学校に行ったことくらい。それも教授に週末のワークショップの発表資料(〆切りギリギリに、追い詰められてもうどうでもいいや状態で作った)を見せるためだった。正直、こんな調子で修論を書き終えることができるとは思えない。そう思うのは目の前に積まれた課題のせいだけではない。自分のまわりにいる人間の努力している姿、あるいはそういった話題を見聞きすると彼らに憧れ(そしてたまに妬み)つつも自分が努力して彼らに近づこうとしないからだ。higher groundに登らなくていいから疲れる努力はしたくない、と常日頃思っているのである。しかし一丁前に社会(カップルとか)や自分に対して不満を抱きながら生活している。また明日もきっと一丁前に。