▼ALBUM
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CHAIN UP A PSYCHO GIRL (1997年) |
...SxTxHの1stミニアルバムです。曲の内訳はEPの4曲(廃盤)に新曲4曲で計8曲が収録されています。曲は1stアルバムと結構ダブっていますが、演奏やアレンジが荒削りなところが返ってゴリゴリと迫ってくる感じがしてカッコ良いです。後々の洗練されていく布石が充分感じられるミニアルバムです。メロディの展開もセンスがあり、ブラストビートにメタリックなギターが絡んで、その上を更に畳み掛ける様なスクリーミング・ヴォイスときてるので圧倒されます。それぞれの音の自己主張が強いけど、全員が負けていないので聴き応えあります。 |
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SEVEN STEPS TO HELL (1997年)
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...1stアルバム。1stミニアルバムの収録曲のアレンジが何かすっきりとしてカッコ良くなった感じです。音がミニアルバムよりも本当に若干ですが軽くなり、荒っぽさもホンの少しだけ控えめになった気がします。しかし、その分スピード感は増し音としてのまとまりも随分と良くなっていると思います。初めて聴く人はヘビィでノイジーでハードコア的な押しまくるサウンドのように思えるかも知れませんが、実は複雑に練られた展開と遊び心。そして、メロディクな部分の方が遥かに魅力的で印象的なので何度も聴いてハマってみて下さい(・・多分!一度ハマると抜けられません・・自分もそうでした) |
REINCARNATION (1999年)
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...2ndアルバム。初っぱなから怒濤のカッコよさと遊び心が炸裂しまくりです。曲の構成が前作に比べて一弾と凝っていて遊び心に溢れている上にノリも良いので自然と体が揺れ動かされてしまいます。前作よりスピードは少々落ちましたが、その分成熟したメロディーは深く聴き応えのある作品に仕上がっていると思います。またモトリー・クルーの「RED HOT」のカヴァーと、誰の曲か忘れてしまいましたが「VINUS」のカヴァーも収録されていてオドロオドロしい味付けの如何にもSxTxHらしい、原曲とは一味違った味わいある曲として楽しめます。音の重さでは本作が一番重量感があります。 |
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JEALOUSY AND BIAS (2000年)
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...3rdアルバム。すごくドラムがタイトで全体的にスパスパ切れ味が鋭い感じです。とても洗練されていてよりハードでシャープなサウンドになっています。本作は以前の作品以上に疾走感とスピード感に溢れぐいぐいと勢いに引き込まれるような感じです。そんな中での「マイウェイ」はほっと一息・・などと思ったら大間違いで怒濤の展開に最後まで息付く暇はありません。全体的に更に一皮も二皮もむけたクオリティーの高い作品に仕上がっていると思います。ただ今回のアルバムからレーベルを移籍した所為か音の仕上がりが他のアルバムに比べて平坦でこもったような感じの印象があるのが少し残念です。 |
BRIGHT DARKNESS (2001年)
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...4曲入り2ndミニアルバム。今回も実に味わい深い変化に富んだ聴けば聴くほどカッコ良さの伝わってくる正に燻し銀な作品に仕上がっています。サウンドは重量感あふれる激しくアグレッシブなブラスト・ビリーで哀愁の漂う泣けるメロディーも健在です。更に今回の作品では新たにダンサブルな一面を垣間見せたり今迄にはなかった新たな試みも随所になされ魅力的な変化を遂げています。作品を発表する度に僕の想像を上回る変化を繰り返しながらも作品の全てが常にSxTxHらしいサウンドに仕上がっているって事は本当に凄い事だと思います。フル・アルバムが今から待ち遠しいです。 |
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