■■ サ行 ■■
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サイケデリック
(psychedelic)
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LSDやメスカリンなどの幻覚剤による恍惚状態、陶酔状態。また、その時に起きるドギツイ色彩や模様などを音楽や美術、デザインなどに再現したもの。サイケともいう。ドラック・カルチャー全盛の60年代半ばのフォークやR&B,ブルーズがサイケな要素をまとってHRやプログレ、グラム・ロック等に発展したとの見方もある。
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サイコビリー
(psychobilly)
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歌詞の内容やファッションにおいて西洋の魔術師VOODOO、デーモン、ゾンビ等のホラー・テイストを取り入れ、サウンドにおいてはロカビリー・ベースの音作りと教会の鐘の音や女性の絶叫など、ダークな効果音を挿入しスリリングかつ、ホラーチックな曲調の曲が最大の魅力のジャンル。主にヨーロッパ、特にイギリス、ドイツ、デンマーク等で人気が高い。
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再発
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既発のアルバムを改めてリリースすること。売れ行きのいい作品や往年の名盤を廉価で出し直したり、契約切れで廃盤になっていたアルバムを別の会社が改めて契約をして発売したりと事情は色々。
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サウンドトラック
(soundtrack)
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サントラともいう。映画のBGMやテーマ曲。
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サウンド
プロダクション
(sound production)
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各楽器の音質やバランス、エフェクトの掛かり方がどういう状態で録音されているかを指す、総合的な意味で「音造り」のこと。単にプロダクションともいう。
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産業ロック
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JOURNEYやBOSTONのようなキャッチーで洗練されたサウンドを指して70年代後半に日本でこう呼ぶようになった。現在では高品質なハードロックの意味合いが強いらしい。
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サンプリング
(sampling)
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デジタル信号に変換して半導体に記憶させた音の質や幅をシンセサイザーを併用して高めること。既発のアルバム等から一部を抜きだし、リミックスしたり繰り返し流したりしてBGMとなる新たな素材を作り出すこと。
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シークレット・ギグ
(secret gig)
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バンドが名前を変えたり公に告知することなく行なうギグ。「今度シーク・レットギグをやるぜ!」と言ってしまったら、もう既にシークレットではないのでカッコ悪いから気を付けましょう。
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シークレット
・トラック
(secret track)
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隠しトラック。アーティストの意図で曲目がアルバムに明示されなかったり、アルバムの最後の曲が終わってから長い空白時間のアトに曲が入っていたりする。最初の頃はシークレット・トラックが珍しくて嬉しかった。でも最近は逆に邪魔くさく感じる今日この頃。
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質感
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音質の違いから受ける感じ。
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ジャム
(jam)
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緻密な打ちあわせなく自発的な雰囲気ではじめる演奏。メンバー引き抜きの切っ掛けになったりもする。
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冗長
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無駄に長くダラダラしていること。
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叙情的
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情緒や感情の表れたと言う意味。流麗で哀愁を含んだメロディに形容して用いられる。
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シンガロング
(sing-along)
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コーラスパートなどを一緒に歌うこと。
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シンフォニック
(symphonic)
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交響曲の、交響管弦楽の。壮大な響きのサウンド形容に用いられる。
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ストナー・ロック
(stoner rock)
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マリファナをキメながら聴くロック。ヘビィな低音のリフや横乗りのグルーヴが特徴。語源はマリファナ吸引時の状態を表す「stoned」から来ているらしい。
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ストリングス
(strings)
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弦楽器。
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スラッシュ・メタル
(thrash metal)
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速さと激しさをより突き詰めたHMで、メロディではなくアグレッションの表出を重視するサウンドで、ヴォーカルは殆どの場合ガナリ声の場合が多い。
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ソウルフル
(soulful)
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魂のこもった、情熱にあふれた音楽の形容に用いる。R&Bに通ずる、ソウルっぽいという意味で使われることが多い。
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ソールドアウト
(soldout)
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コンサートやライブのチケットが売り切れてしまった状態。(同)満員御礼!
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ソリッド
(solid)
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硬い。中身のある。充実した。シッカリとした、まとまりの良いシャープなサウンドを形容する時に用いる。
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