「大断絶」の彼方に記憶される名前があった −−ネイミィ・ルオウ−− 汎神族は「ネイミィ・ルオウ」を探した
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目 次 |
第一章
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−
対反射による探索法−
1
縫い止められた娘 2
処女姫の夜
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夜も更けて、ロンド塔の幽霊すら眠る時間。リーテンドゥース姫はネイミィ・ルオウの寝室を訪ねた。 姫は処女だったが、沐浴で身を清めて夜のドレスをまとった。 「ネイミィ・ルオウ様。名高き法呪の王にして奇跡の実現を身に映す貴き方」
白いドレスの裾を翻して、誰よりも優雅に頭を垂れた。幼いころからたたき込まれた堅苦しい礼儀作法に、生まれて初めて感謝した。
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第二章
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第三章
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第四章
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第五章
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第六章
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最終章
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