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ゲーマーズマップ 第74回
東北本線(阿武隈急行)(福島電鉄) 福島駅 福島県福島市
福島交通 笹谷駅 福島県福島市
福島交通 飯坂温泉駅 福島県福島市
東北本線 南福島駅 福島県福島市

探検日:2003.09.06


冒険前のできごと:

うーん、青春18きっぷがあと一枚残ってるなー。

どうしよう?

そうだ、せっかくだから遠くへ行ってみよう。

僕は、思い立って、「北へ」をやったから北に行くことにしました。
行くまでにかかる時間を計算し、日帰りで行ける最北端を計算しました。
すると、僕が日帰りで一番遠くにいけそうなところが、「福島県福島市」でした。

福島市は、もちろん福島県の県庁所在地です。
さらに、北のほうにある「飯坂温泉」も有名 のようです。
僕は早速、旅支度をまとめ、インターネットタウンページで店を調査し、マピオンで印刷した地図に調査した位置を記録しました。

これで、準備完了!

さあ、同じ福島県でも会津若松郡山は行ったことがありますが、福島はどんなところなんでしょうか?


SCENE 0 : 福島

午前9時30頃、福島駅に到着!
降りるとすぐ、僕は記念スタンプを押しました。


↑珍しい、六角形の記念スタンプ

さて、これからどっちに行くか。
福島交通も阿武隈急行も、ホームはどちらも同じですが、切符は違うので注意が必要です。
僕は 前のおばさんにつられて、福島交通の切符を買ってしまいました。
ということで、どっちにしろ後10分ぐらいで出発する福島交通の電車を待っていくことにしました。

買った切符の行き先は、笹谷
ハードオフのあるところです。
まあ、着く頃には10時になっているだろう。

それにしても、この様子じゃあんまり汗をかいていない、12時頃に飯坂温泉にいくことになってしまいそうだなぁ。


 SCENE 1 : 笹谷


午前10時5分頃、笹谷駅は無人駅でした。

しかも、ホームは上りと下りの線路の間にあり、線路を渡って駅を出るのですが、そこには通常踏み切りやブザーがあってもよさそうなものの、なんと駅員さんの手遮断機。
無人駅なのに、大変だねぇ。

広い道路なのに歩道が片側しかなかったので、僕はいったん信号を渡り、それからハードオフのあるほうへ曲がって生きました。
民家が立ち並ぶ道をまっすぐ行くと、ローソンの先の交差点にハードオフの看板が見え、その先にブックマーケットらしき看板が見えました。
調査どおりの場所だな。

そのローソンの影には、事前に調べていた「カメレオンクラブ」がありました。

ここでは、プレミアもののゲームの品揃えにちょっと驚きました。
レアもののゲームはちゃんと「プレミア 」と値段のタグに書かれております。
FCプレミアものも、 ソフトだけなら殆どは1980円以下に抑えられています。
クライシスフォースなんてのも1980円でありましたよ。
ただ、「キョロちゃんランド」の3980円という例外もありますので要注意。
箱説つきでも、「南国指令!スパイVSスパイ」が2980円と安いものがありましたよ。

MDソフトもありました。
中でも、最近見かけなくなったMD版「スタークルーザー」 が置いてありました。
メガドライバーなら、ぜひやって頂きたいソフトですね。

PCエンジンやセガサターンも品揃えはかなりのものでした。
PCエンジン「ゼロヨンチャンプ」の値札の脇に「福島県内ではここでしか手に入りません」 とあるのも納得。
しかもセガサターンのゲームは殆ど9割近くが980円以下でした。
もちろん「ナイトストライカーS」1980円のような例外もありますが。

特に買ったゲームはありませんでしたが、こんなスゴイお店が福島にあるなんて!
ゲームショップ発掘の面白さって、こういうところにあるんですよね。

そうして、手前に見えた「ブックマーケット」を除いてみました。
ゲームはPSやPS2のゲームばかりが目立ち、少しFC,SFC,GB,DCがある程度です。

特に何も買いませんでしたが、「ひざの上の同居人」で原画を担当した都築さんの原画集の「ねこのこ」という本が、定価の約半額の1400円で売っていました。
KGRさ〜ん、買ってないの〜?

さて、次は隣にあるハードオフに寄りました。
ハードオフはオフハウスと同じ店舗で、2階がハードオフになっています。

全体的な品揃えは、これまでに紹介したハードオフと同じ程度で普通ですが、ここにはちょっと変わったものがありました。

一つ目は、ジャンクにあった初代X68000のキーボード。
色は黒で、500円でした。
しかし、「そんなにキーボードだけ買ってどうするんだよ!」という心の中の声を受け、買うのをやめました。

二つ目は、PC98版「ミッドガルツ」。
このゲームは、最近再クリアした「あーくしゅ」 のパロディの元ネタとなっているゲームの一つです。
結構豪華なパッケージで、ジャンクで500円でしたが、PC98がないので買うのをやめました。

オフハウスも含め、特に買ったものはありませんでした。


僕の調べによると、この先にはサティがあるようです。
特にゲームショップはなさそうだけど、デパゲーとCDコーナーを探しに行ってみるか。
ということで、朝と違って暑くなってきた屋外を、汗をかきつつ20分近く歩いてサティに到着しました。
しかし、ゲームコーナーはビデオゲームはありませんでした。
CDショップにはグランディアIIのCDは見つかりませんでした。

これ以上行っても何もなさそうだし、多分JRや阿武隈急行の駅は遠そうだし、バスもなかったので、笹谷駅に引き返すことにしました。

さあ、温泉だ。

僕は、ホームにある乗車証発券機のボタンを押し、まるでレシートのような乗車証をとりました。
バスやワンマン列車の整理券のようなものです。
そうして、午後11時50分ごろ、飯坂温泉に向かって出発しました。


SCENE 2 : 飯坂温泉

午後12時頃、福島交通の終点、「飯塚温泉」駅に到着しました。

この駅は川沿いに作られており、崖の下がホーム、階段を上って上がホームになっているようです。
駅構内には緩やかなBGMが流れており、これまでの無人(に近い)駅の雰囲気とは一変しています。


↑飯坂温泉駅。自販機の裏には八百屋が、カメラの後ろにはラジウム発見の石碑がある。

駅員のいる改札を出て、駅の脇にいたものは、なんと八百屋
よく見るとコンビニがとなりにあるのですが、こっちは駅の駅員室の裏側になっており、駅を出ないと入れません。
普通は位置が逆じゃないのか?
とりあえず、記念スタンプがあったので押してきました。


↑飯坂温泉のスタンプ。二つとも似ているが若干違っている。

駅を出ると、交差点があり、なんか周りの建物に似合わないパチンコ屋がありました。
ちょっと違和感を覚えつつ、まるで和食屋みたいな案内所を素通りして、商店街に入っていきました。
なんとも田舎風の懐かしい町並みで、八百屋とか肉屋とかが並んでいます。
旅館も結構あり、たまに廃屋になっているものもありました。

そんな町並みを歩いていると、「鯖湖湯」という、飯坂温泉の原点ともいえるべき共同浴場に到着しました。

↑鯖湖湯前にある、「飯坂温泉発祥之地」の石碑

なんでも、あの松尾芭蕉が入った湯でもあり、ラジウムの発見地でもあったそうです。
この石碑の右となりには、鳥居があり、観音像が祭られています。


↑後ろに見えるのが鯖湖湯で、手前にあるのが観音像。
石碑には、「観音像をさすって湯に入ると、その部分が良くなる」ということが書かれている。

この観音像にお湯をかけ、直したいところをさすったりなでたりすると、そこが良くなると言われているようです。
さっそくひしゃくに、湧き出すお湯を汲み取り、左肩 にかけて撫でました。
そしてとなりの賽銭箱に1クレジット(=100円)投入しました。

そうして、鯖湖湯に入ってみました。
入浴料は100円。
さっきお賽銭に入れたクレジットと同じじゃないか!

ちょうど昼ぐらいといっても、5人ぐらいが入浴していました。
風呂場はいたってシンプルで、鍵付きの戸棚と、真ん中に木製の長椅子、古い流し台がある脱衣場があり、
脱衣場と浴室には、まったく仕切りはありません。
さらには、上り湯はありますが、水道やシャワーは付いていません。
(お湯をぬるめるための、普通の水が出る水道は固定で付いていますが)

それで入ってみたのですが、あづーっ!(by シャドウゲイトの主人公)
なんて熱いんだ!
なんとか熱さになれて、湯船につかりながら泉質を見てみると、源泉は51 度だそうです。
これじゃ熱湯コマーシャルだよ!
さらに、「観光目的で来たお客様もいますので、水道の水で42度程度にぬるめてください。」 という表記も。
突っ込み所は二つ

  1. 水道の水といっても、水道がない。
    上り湯の水道から、手桶で汲んで持ってくるしかない。
  2. 42度といっても、温度計がないので分からない。

まあ、地元ではこれだけ熱い湯に入っているんだったらいいか。
郷に入って郷に従え ってか。
僕は、3分ぐらいしか持ちませんでした。

ちなみに上り湯も熱いです。

結局これだけで、僕はさっさと上がってしまいました。
タオルが水分を吸って、濡れタオルになりました。
帰る途中、番頭の台の上にあったガイドをとり、記念スタンプを押しました。


↑鯖湖湯のスタンプ。このようなものが公衆浴場に全てあるというのか。

このあと、この温泉街を歩き回ってみることにしました。
やっぱりゲームセンターみたいなものはありません。
そこへ、あのマリリンモンローの「じゅらくよ〜ん」のテレビCMで有名(知ってる人いるか?)のホテル「じゅらく 」がでっかく建っていました。
こんな温泉街の家々の中で、でっかくドカンと建っているんですから。

どうやら、このじゅらくの施設の中に、「エコーボウル」というボウリング場があるようです。
さらにゲームコーナーもあるみたいですが、それは午後5時からのオープンということです。

さらにでかでかと「ストリップ」と書かれた看板が目立つ怪しい劇場「飯坂劇場」がありました。
ある意味温泉街っぽい?
ただ、その向かいの家で葬式をやっていました・・・。

そうして、小学校や郵便局を回り、飯坂という市民会館の脇を通っていきました。
(ちょっと佐藤B作後援会の会議が気になりましたが)
途中でソフトクリームを売っているお茶屋さんがあったので、せっかくだから抹茶味のソフトクリームを買いました。
これが僕の昼食だ!
ということで、昼食はナシということにしました。

そうして、駅に戻ってきましたが、まだ時間があります。
僕は、近くのお菓子屋さんで、「くるみゆべし」 を、お土産に買いました。
それと、「ラジウムたまご」というのが非常に気になりましたが、とても卵じゃ日持ちしないので、買うのをやめました。


SCENE 3 : 曾根田〜福島

13時30分頃、僕は福島駅の一つ手前の駅、「曾根田」駅で降りました。
大きなデパートがすぐそばにあるビル街にもかかわらず、駅舎は思いっきり古い無人駅です。
まるで物置を改造して駅舎にしたような感じの…。

僕は早速、その大きなデパート「さくら野百貨店」に行きました。
しかし、残念ながらゲームコーナーはありましたが、ビデオゲームはありませんでした。
それにしてもデカいデパートだなぁ。

そして、事前に調べていた音楽ショップの塊を目指して、国道13号沿いを歩いていきました。
すると、ゲームセンター「U.GAME U 」(名前違ったらごめんなさい)を発見。
体温を下げるついでに、早速入ってみました。

ビデオゲームは20台ぐらいで100円です。
残念ながら、プレイしたゲームはありませんでした。

そうして、いかにも商店街っぽい道を通ると、探していた音楽ショップの塊が見えてきました。
しかし、探していたCDはなく、楽器や楽器教室の案内、レコードや楽譜ばかりでした。
まあ、仕方ないか。

その道をまっすぐ行き、立派な地下道を通って国道13号線を横断し、県庁方面に向かいました。
その先にはブックオフがあることを、事前に調べておきました。

・・・おや?

見たところ普通の古本屋の店舗をした、ブックオフがありました。
なんてブックオフらしくない建物なんだ!

店内もかなり変わっていて、縦に長く、なぜか故障したCD機が置いてありました。
いったいこれは何なの?

ただ、ゲームはFCが安めで良さそうです。
他にもPSやPS2のゲームはありますが、一番FCソフトが量が多いです。

特に買ったものはありませんでした。
僕は引き返して、駅のほうに向かおうとしました。

途中、おそらくローカルな百貨店の「中合」があったので、見てみました。
別館と本館があり、4階あたりで連絡しているのですが、ゲームコーナーは残念ながら見つかりませんでした。
ちなみにビルの下にはテーブルやベンチがあって、休憩できます。

そうして、駅に戻ってきました。
朝と違い、人が増え、店が開いていました。
そして、まだアマチュアバンドの演奏が続いていました。

まずは、最初来たときは開いていなかった、「プレビジョイカム」に行きました。
パチンコ屋の入っているビルの4Fにあるその店舗には、ビデオゲームは20台弱くらいあり、100円でした。
ただし、50インチの「クイズ ああっ女神さまっ」は100円2クレジット でした。
そのほかにも、あのスタートボタンでキャラが変えられる海賊版の「ストリートファイターII」通称「レインボーストII」をはじめ、「沙羅曼蛇2」「ブラッディロア3 」「ステップチャンプ」といった、微妙に古いゲームが置いてありました。
特にやったゲームはありませんでしたが、ずいぶん変わったゲームが置いてあるなぁ、と感じました。

そして、駅ビルの「ルミネ」に入りました。
CDショップ「新星堂」は4Fにありますが、それと一緒に「アニメショップ」という表示もあります。

「・・・あのお店かな?」

そうです、アニメファンにはおなじみの店「アニメイト」です。

CDショップ「新星堂」でもゲームミュージック類はおいてありません。
ということは、「アニメイト」で探せということなのかな。

旅の恥は掻き捨て、ということで、「アニメイト」に入ってみました。

・・・あった!

見つかったのは、グランディアIIの音楽CDです。
探していた二種類のどちらも見つかりました!

やっぱり、秋葉原に行くのと同じで、あるところにはあるんですよね。

ちなみに、僕はゲームには興味があっても、アニメやマンガには全く興味がない ので、このアニメイトにもあまり行ったことはありません。
ただし、昔「スナッチャー」や「スーパー魂斗羅」のサントラCDを買ったことがあり、ゲーム関連も扱っていることは知っています。

これでCDショップに寄る用がなくなりましたが、古いゲームミュージック(特にデコゲー)はまだ探しています。
まず普通にCDショップに置いてあることはないでしょうが、中古CDショップの探索は続けます。


ようやく、東側の店で調査済みのところは全て行き終えました。
次は西口です。

西口には、名前を忘れてしまいましたが、駅に隣接したショッピングモールがあり、その中には、高崎でも見た大型ゲーセン「The 3rd Planet」が建設中でした。

駅を出て向かいには、イトーヨーカドーがありました。
ここのゲームセンターは新作ビデオゲームが3台だけありました。
特にゲームはやりませんでしたが、軽食コーナー「ファミール」でオレンジジュースを頼み、これまでの冒険を冒険の書に記録しました。

17時、福島駅に戻ってきました。

さてこれからどうするか。

  1. 東北本線を使って、「南福島」まで行く
  2. バスを使って、目的地の近くまで行く

まずはロッカーの中にあるパソコンが問題です。
これを出して持っていっても、重さでへたれないか心配です。
南福島駅に置いておけるかも分からないし・・・。
たとえこれを福島駅においていくにしても、電車がまめに走っていないから、取りに行くのに30分ぐらい待たされるということもありそうだ。

次に、時間が問題です。
次の東北本線上りは17時25分。
バスはどうやら10分には着きそうです。

これなら、ノートパソコンを持ってバスに乗ったほうがよさそうです。
僕は、ロッカーに預けたパソコンを出して、カバンにしまいました。

バスの行き先を調べてみると、この10分後のバスは「二本松」行きのバスのようです。
地図上の地名とバス停の名前が合っていないのはアレだけど、地図つきで路線図が書いてあると調べやすいよね。

そうして、17時10分、福島駅を出発しました。


 SCENE 4 : 南福島

午後5時30分頃、ボウリング場のピンの看板が見えてきたので、僕は福島駅から発車したバスの「素利町」の手前のバス停で降りました。

ボウリング場「オークラボウル」にはゲームコーナーがあるはず、と思って入ったら、やっぱりありました。
ゲームは10台ぐらいしかありませんでしたが、「バーチャレーシング」「オーバーレブ (ジャレコのレースモノ)」などの、珍しい大型筐体のゲームがありました。
意外でしたね。

そうして、僕は次に調べていたゲームセンターに行こうと、その道を西に進むと、なんとゲームメーカー「SPS」さんの本社をFindOutしてしまいました!
(SPSさんごめんなさい)

S.P.S.

その名前は、X68000ユーザーなら忘れもしません。
X68000発売時、本体付属の「グラディウス」を開発したのは、このSPSなのです。
このグラディウスは再現度も高く、「アーケードそのままのグラディウスが遊べるのはX68000だけ。」とも言われてきました。
その後も、シャープのOEMとして、数々のアーケードゲームのX68000への移植を手がけてきました。
最近プレイしているX68000版「サイバリオン」もその一つです。

また、マイコンBASICマガジンにもコーナーを作っていたのを記憶しています。
(「SPS スピリッツ」だったかな)

その後もプレイステーション版の首領蜂とかを移植していました。

しかしその社屋は、予想をはるかに超えていました。
数階建てのビルかと思えば、なんと社宅か民家のようです。
(写真は撮りませんでした。)
まるでどこかの民宿のように、二階建てで、二階の各部屋にはベランダがあります。
そしてなんと、普通の家についているような玄関と犬小屋がついています。
駐車場は8台ぐらいの車が止められそうで、一台止まっていた車にSPSのロゴが張ってありました。
最初は社長か誰かの邸宅かと思いましたが、SPSの看板が入り口の前に立っていたので、どうやらここが会社のようです。
商店案内板にもあります。

都会と地方では、こんなに違うものなのか・・・。
でも、こういった環境のほうがゆったり開発できるし、社員との親密度も上がるでしょうから、本当にここが開発の社屋だったら、とても良いことですよね。

さて、僕はそのまま西に進み、国道4号線にぶつかりました。
ここで道路を渡ろうと重い荷物をしょって交差点の横断歩道のところまで行くと、角のところにパソコンショップ「パソコン工房」がありました。
さらに先を見ると、アルペンらしき看板の後に「ドキドキ」という店が。
なんとそれはハードオフやオフハウスみたいなリサイクルショップのようだ!
さらには北の方を見ると「GEO」の看板が!
これは調べていなかったぞ!

横断歩道を渡ると「スーパーノヴァ」という看板が見えました。
丸い玉が三つ尾を引いて飛んでいる絵だったので、「パチンコ屋か?」と思いましたが、実際はゲームセンターだったので一安心。
ビデオゲームは20台弱で100円。
変わったゲームといえば、ぷよ(初代)ぐらいかな。
特にゲームはやりませんでした。

続いて、その先にある「GEO」に行きました。

GEOの入り口には、「中古ゲーム売上日本一!」とありましたが、本当のところはどうでしょうか?
でも、その宣伝の通り、PSやPS2の量はすごいものがありました。
逆に、その他のゲームはそんなでもありませんが、大体の機種のゲームは置いてありました。

そして先ほどの交差点に戻り、交差点を東に曲がって「ブックオフ」に到着しました。
ここのブックオフは先ほどの県庁前のような普通の古本屋ではありませんが、 なんと「ODIN」と同じ店舗になっています。
どうして、「オフハウス」じゃなくて、「ODIN」なの?

店の作りも普通のブックオフとはちょっと違っています。

まずは、ゲームの飾り棚がちがっています。
特にFCは、袋に入れられて、壁に吊り下げられています。

そしてさらに、おそらく、ODINの商品がこちらにも攻め込んできた模様。
ブックオフで中古のおもちゃ類や、なんとボウリングの玉まで売っています。

そしてその奥の少し(大体全体の5分の1ぐらい)が、ODINの店舗になっています。
食器や衣類などは、こちらが会計するところとなっているようです。

残念ながら、探しているものは見つかりませんでした。

そうして、道路を渡り、「アミューズパーク」にやってきました。
ここは、バッティングセンター、一人テニス(スカッシュ)場、ビリヤード場といろんな娯楽施設が組み合わさったところです。
もちろんゲームセンターもあり、レストランの後ろにひっそりと入り口があります。

ゲームセンターは残念ながらビデオゲームは3台ぐらいしかなく、「ソニックブラストマン」のよう大型筐体
ちなみに「ソニックブラストマン」は、「画面表示に『危険』と出ますが、それでも殴ってください」と張り紙されておりました。

そうして、僕は国道4号線に戻り、先ほどみた「ドキドキ」を見てみました。

どうやら最近開店したばっかりのようで、入り口に張り紙がはってありました。
入ってみると、早速ゲームコーナーの表示が。
リサイクルショップによくあるような未分類のような状態でなく、ちゃんと種類ごとに分けられています。
ただほとんどPSのゲームばかりで、PS2やGBAがちょっとという程度です。
他にはおもちゃ類やパソコン、パソコン周辺機器や家電、音楽CDやビデオ、衣類、家具などがあります。
まるでオフハウスに、ハードオフのパソコン関連とCD・ビデオ、そして「リバティ鑑定倶楽部」にあるようなおもちゃ類をつけたような感じです。

意外と貯金箱類があったので、ちょっと例のものを探してみましたが、残念ながらありませんでした。
特に買ったものはありません。

まるでオフハウスやハードオフに対抗するかのように登場したリサイクルショップ「ドキドキ」。
今後に期待ですね。

そして国道4号線をダッシュで渡り、パソコン工房に行きました。
知らず入ったお客さんが、ソフトを買い求めようとして、店員に別のお店を勧められていました。
その通り、ここはDOS/Vパーツショップです。

特に買ったものはありませんでした。
これで、ここら辺一帯は全て探訪しました。

そうして重い荷物を背負ったまま、歩道もない道を車とすれ違いながら歩いていきました。
まるで気分はリアカーを押しているおじいさんかおばあさん。
車からすれば邪魔なんでしょうけど、歩道がないから仕方がない。

駅に近づくと、「ゲーム専門店 カメレオンクラブ 」の看板が見えてきました。
案内に従い、交差点を曲がっていくと、すぐにその入り口が見えてきました。

店のつくりはたてに細長く、裏から入ることもできるようです。
それなりにPSやPS2,DCやFCのソフトがありますが、どうも先ほどの福島笹谷店の縮小版 みたいな。
まあ、店員が仲良くやっているからいいか。
頑張ってください。

特に買ったものはありませんでした。

最後に駅前の定食屋で夕食を食べました。
「さんま焼定食 600円」
ちょっと、ひもじいかな。
まあ、桃じゃ、夕食にはならないしね。

出てきたのは、ご飯と味噌汁とさんまの焼魚と漬物の4種類だけ。
いやぁシンプルだ。
お店の方もあまり豪華ではないけど、それがまたらしくていいんですよね。

途中で常連さんか店主の友人らしき人が訪ねてきて、「あんた、学生さんかい?」と聞いてきました。

「いいえ、僕は社会人ですが、せっかくの休みなので、青春18きっぷを使ってここまできました。」

「いやぁ、若いっていいねぇ。」

ほめてくれてありがとう。
でも、もっと早くこういった冒険をしていれば楽しかったんだろうなぁ。



冒険の終わりに

福島は、町並みは郡山ほどビルは多くないものの、自然や人の生活感、ゲームショップも面白いものがあって、いろいろ楽しめました。

特に、安い料金でいろんな湯を巡る飯坂温泉はとても面白いと思いました。
温泉町というのも初めてだったので、こんなところだったのか!さらにはあの「じゅらく」はここにあったのか!と発見でいっぱいでした。

また、X68000を支えてきたゲームメーカー「SPS」さんの社屋がこんなに小さい建物だったことも驚きでした。
別に開発用のビルがあったり、規模縮小したのかもしれませんが、こんなに小さい社屋でゲーム製作をやっているのかと思うと、驚きです!
あの「X68000」での活躍をもう一度、他のプラットフォームでの実現を期待しています。


今回の収穫:

グランディアII Povo ¥2800(アニメイト 福島店)
グランディアII Deus ¥2800(アニメイト 福島店)


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