ゲーム内容 |
PC88やメガCDで人気を博したゲームアーツのゲーム「シルフィード」が復活。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.シルフィードというよりも、ガングリフォンこのゲームはシルフィードの続編とあり、パッケージの裏側にもそのように書いているのですが、ゲームシステムが変わってあまりそんな感じがしません。 これって、同社のゲームで言う「ガングリフォン」なんじゃないでしょうか。 ということで、原作(特に初代PC88)のファンは、間違ってもこれまでの作品を期待して買ってはいけません。
2.ストーリーが「…くさい」ゲーム本作をはじめてみると、最初はなんとなく「ガンダム」の影響を受けまくったような気がします。 デルタセイバー=ガンダム(最新鋭兵器) しかし、ガンダムにはなかった幼馴染との恋や、先輩パイロットとの絆など、オリジナルな部分もあります(これも他のロボットアニメを真似たような気もしますが)。 あと個人的ですが、通信役のナタリーはなぜか「10101」のミルカを思い出してしまいました。
3.本当に360で出す必要があったの?本作は舞台が宇宙空間で、巨大艦隊や多数の敵部隊との戦闘がウリです。 それに、本作は通信プレイやネットワーク機能はおろか、複数人の同時プレイにも対応していません。 でも、丁度XBOX360への過渡期で、いまさらXBOXという感じがあったんでしょうか。
4.初心者には辛い操作系本作の操作方法は複雑で、かなり慣れが必要です。 さらに、左右では基本的にそちらに曲がるのではなく、機体が回転(ロール)するだけです。 もっとも厳しいのは、レーダー画面を十字キーの下で表示したりといった、十字キーの操作です。
5.SF好きや宇宙好きには面白いかもとまあいろいろ書いてしまいましたが、個人的には「ガングリフォン」(XBOX版は本作並みに操作が難しい)よりも楽しめました。 個人的にはSFチックな考証もきちんとしていることに感心しました。 そうでなくても、艦隊戦とか敵めがけて飛んでいく多数のミサイルとか、ビジュアル的にも面白いものがあります。
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関連情報 |
シルフィード(メガCD)本作の前々作で、シリーズとしては第二作にあたる。 シルフィード・ザ・ロストプラネット本作の前作で、前2作を踏襲した擬似3D縦スクロール(?)シューティングゲームになっている。 ガングリフォン〜AlliedStrike任務遂行型のロボット3Dシューティングゲーム「ガングリフォン」のシリーズ最新作。 |