ゲーム内容 |
アイレムが出した「魂斗羅」風アクションシューティングゲーム。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.アイレム版魂斗羅〜メタルスラッグの原型本作を一言で形容してしまえば、「アイレム版魂斗羅」です。 ゲームシステムは、レバーで主人公や銃口の向きを動かし、ショットボタンとジャンプボタンで主人公を操作します。 ここまでは魂斗羅と同じですが一番の違いはいろんな乗り物に乗れること。 他にも、敵に触れただけではミスにならず、敵弾や戦車などの機械に触れて初めてとミスになる点も違っております。 しかしそれでも、アイレムチックなキツさは忘れてはいません。 意外にデコのヘビーバレルシリーズも参考にしているかも知れません。
とまあ、アイレム版魂斗羅はこんな感じですが、それでも実は本作は「メタルスラッグ」に影響を与えていると思われるのです。 例えば、「敵に触れてもミスにならない」はメタルスラッグでも引き継がれています。 他には、「乗り物がいろいろある」「パワーアップの弾数に制限がある」というのもそうかもしれません。 ただ、良く考えるともともとのメタルスラッグの企画は戦車のシューティングゲームで、人間は出てきませんでした。
2.ザコみたいな主人公僕は何故このゲームを買おうと思ったか。 それは、うちの弟から、「このゲームの主人公かっこ悪いよなー」と言われて本作の画面写真を見せられたことでした。
弟の情報と僕の記憶は確かでした。 さらに、主人公がやられると「キャアアア」とも「ギャアアアア」とも聞こえる悲鳴が!! ちなみに、ジャンプ中にやられると重力が強くなるのか、それとも浮力が弱まるのか、まるで「ブラッディーウルフ」でパラシュートで降下してきた兵士が撃たれて落下するように急降下します。 おかげで、僕もKGRさんもプレイ中笑いが止まりませんでした。
3.デキはイマイチ残念ながら本作はそれほど良いデキとはいえません。 まず、キャラクターのチラツキが多すぎます。 また、プレイデモやオプション設定がありません。 オプションがないので、ボタン配置は固定となっています。 音楽もしょぼく、特にエンディングではボスの音楽がそのまま流れ続けます。 どうもこのSFC版は、スタッフロールを見る限り海外で製作されたようです。 |
攻略情報 |
ラスボスの子エイリアンの撃つレーザーは、しゃがんでいれば何故か当たらない。 |
関連情報 |
魂斗羅コナミが1987年にアーケードで出したアクションシューティングゲーム。 メタルスラッグナスカが1994年頃に出したサイドビューのアクションシューティングゲーム。 ヘビーバレルデータイーストがおそらく1987年頃にアーケードで出したトップビューシューティングゲーム。 ミッドナイトレジスタンスデータイーストがおそらく1989年頃にアーケードで出したサイドビューシューティングゲーム。 ガンスターヒーローズ魂斗羅の生みの親、トレジャーがおそらく1991年頃にメガドライブで出したサイドビューシューティングゲーム。 エドワードランディデータイーストが1990年にアーケードで出したアクションゲーム。 |