▼榎本俊二トリビュート作品集「えの素トリビュート」(06年10月初版)に参加、「ゆかとママの世界」を描いています。他の執筆者は上條淳士、吉田戦車、萩尾望都、耕野裕子など。
▼筑摩書房から出ている「マンガは欲望する」(06年7月初版)の「りぼん・ファンタジー」の章で、「初恋時代」に触れています。ページの引用もあり。
▼「岡崎京子―総特集」掲載の座談会において、岩館真理子に話が及んでいます。鼻の穴の話。
▼高橋源一郎「読むそばから忘れていっても」に、岩館真理子に関する記述があります。
20年間の漫画エッセイを集めたものですが、前半の80年代に書かれたものの中に、「知り合いの女の子に教えてもらって初めて読む」「『えんじぇる』について」(「清原なつのを読みながら少女マンガについて考える…」より)「岩館真理子はいちばん好きな少女マンガ家」(「少女マンガベスト50」より)などの文章があります。
(情報提供:bさん 05/03/21)
▼「MOE」05年2月号・「永遠の少女マンガ100」特集で、インタビューに回答しています。「人気少女マンガ家総勢44名に大アンケート」という企画で、「初めて読んだ少女マンガ」「今はまっている少女マンガ」などの問いに答えています。
(情報提供:bさん 04/12/30)
▼雑草社から出ている「少女まんが文庫カタログ」(04年12月初版)内、「懐かしすぎて泣ける 思い出の名作コミックたち」の章に、文庫版「ふくれっつらのプリンセス」が紹介されています。
▼白泉社から出ている「達人が選ぶ女性のためのまんが文庫100」(04年9月初版)に、「うちのママが言うことには」が選出されています。「かなり低次元でぶつかりあう日常的な恋人同士をやわらかく描いている」とのこと。
本自体はシンプルなガイドブック。ちなみに夢枕獏は「ガラスの花束にして」、村上知彦は「森子物語」、藤本由香里は(「うちのママ〜」が文庫化されてることを知らず)「えんじぇる」を候補にあげたが、新し目のものをということでこの作品にしたとのこと。
▼中央公論社から出ている「いとしさの王国へ」(03年5月初版)に、岩館真理子に関する記述が何箇所かみられます。
本書は女性作家の少女漫画に関するエッセイを集めたもので、たとえば「些細なことで一喜一憂する女の子世界」の一例として「きみは三丁目の月」(の、ルツが時間割見間違えたことに気付くシーン)が一ページ引用されています。
(情報提供:ミントさん 03/06/06)
▼「編集会議」03年4月号・「少女マンガベスト200」特集で、インタビューに回答しています。
表紙&巻頭は上原きみ子、少女マンガ家へのインタビューやジャンル別の作品カタログなど充実した一冊。バックナンバーもあります。
(情報提供:bさん 03/03/02)
▼河出書房新社から出ている「文藝別冊KAWADE夢ムック 江口寿史特集」(03年01月初版)で、江口寿史にかんするアンケートに回答しています。他には高野文子や古屋兎丸らが参加。
(情報提供:bさん 03/03/22)
▼村岡清子の「私たちは大人少女」(99年2月初版)に、岩館真理子に関する記述があるそうです。管理人は未読。
▼角川文庫から出ている矢野顕子「愛について考える毎日」(98年05月初版)に絵とコメントを提供しています。
この本は「月刊カドカワ」に連載されているエッセイ「月刊アッコちゃん」をまとめたもの。彼女の「Love Life」というアルバムの曲を10人の漫画家が「図解」するという章で、「湖のふもとでねこと暮らしてる」を担当しています。
ちなみに他のメンツは赤塚不二夫、朝倉世界一、ナンシー関、しりあがり寿、中川いさみ、伊藤理佐、江口寿史、二ノ宮知子、里中満智子。
(情報提供:かむさん 03/03/12)
▼NHKの「BSマンガ夜話」1998年2月26日放送分で「うちのママが言うことには」が取り上げられました。ゲストは夢枕獏、村上知彦、河合美智子。管理人は観ていません。
BSマンガ夜話 番組データ…詳細なデータをみることができます。
▼「ダ・ヴィンチ」97年2月号でインタビューにこたえています。タイトルは「男子禁制!女の子のための美しいおとぎ話を紡ぐ」。管理人は未読。
▼幻冬舎から出ている黒木瞳「わたしが泣くとき」(97年初版)「夫の浮わ気」(00年初版)の表紙イラストを手がけています。後者の大きな画像はコレ。
▼講談社から出ている菊地秀行「あなたに捧げる犯罪」(95年初版)の文庫版解説を書いているそうです。管理人は未読。
追記…マロンさんがこのあとがきを送ってくださいました。
人間関係や恋愛に関する岩館真理子の考えがつづってあり、たいへん興味ぶかいものでした。
なお、作者の菊地秀行氏とは同時期にコバルト・ノベルス大賞の審査員をつとめていた縁があると思われます。
(マロンさん、ありがとうございました! 03/03/19)
▼江口寿史が、岩館真理子と「合コン」した際の話をマンガに描いているそうです。収録単行本のタイトルなどは不明。
(情報提供:ごんままさん)
追記…このエッセイは江口寿史の単行本「なんとかなったワケ!」に収録されているとのことです。ただいま実物を捜索中。
(情報提供:トン丸木さん 02/04/28)
追記その2…最初に情報を提供してくださったごんままさんが、現物がみつかったとのことでなんと当該箇所のコピーを送ってくださいました。
江口寿史の「なんとかなったワケ!」のおそらく巻末に、「YOSEGAKI」と称して漫画家仲間が原稿を寄せているのですが、岩館真理子も1ページ担当しているのです。で、その内容というのが「合コン」(他の参加者は不明)で飲んだときに「逃げるように帰ってしまってすいません」、というもの。ちなみに「似顔絵が描けないので」江口寿史ら男性陣はすべて「冷蔵庫〜」のメガネの彼(名前なかったよね?)、女性は岩館真理子の自画像になってます。
この単行本、私が数ヶ月探したかぎりではみつけることができなかったのですが、運よくみかけた方はぜひチェックしてみてください。
(ごんままさん、トン丸木さん、ありがとうございました! 02/07/01)
▼1991年から1992年にかけて、集英社コバルト文庫のしおりのイラストを描いていたようです。
90年代前半には、「コバルト・ノベルス大賞」の審査員も務めていたとか。
ちぇりいの本棚…こちらにリストがあります
しおりの広場…こちらで画像をみることができます(91・92年の項を参照)
▼角川書店から出ている吉本ばなな「パイナツプリン」(新書版/文庫、89年初版)の「女性について」に、岩館真理子に関する記述があります。
この章では吉本ばななが「仕事がらみで会えちゃった、昔から好きだった人」について語っており、おそらく「アリスにお願い」巻末に収録されている対談時のことではないかと思われます。
「異常にかわいい人」「あのまんがの声がしゃべったらこの声だ!」とのこと。
(情報提供:かむさん 03/03/22)
▼松宮恭子という方が「おいしい関係」というタイトルで岩館真理子のイメージソング集を出しています(管理人は未聴)。88年7月発売。
ジャケットの絵を描き下ろしているようです。
本当の笠原弘子に逢いたくて…こちらにこのアルバムに関する記述があります。
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