林譲治
カルト
1-A

お気づきの方も多いと思います。林譲治氏の作品は、パロデイの巣窟です。ユーモアを解する知性以前に、マニアックすぎて普通はわからないパロを発掘、解説して、残らず楽しみましょう。
もしお気づきのジョークがあればお知らせください。
掲示板に書きこんでください。転載させていただきます

1 核兵器は人間の命令に従わなければならない
(林譲治)

大日本帝国航空隊戦記 1−5巻 飛天出版

 

1 重慶奇襲
  作戦

00 ラストはスネークマンショウです。 林譲治氏
P169 飛燕第八九三部隊 第8飛行連隊麾下の部隊。八九三はやくざの印? ていとくさん
P193 第7師団隷下の戦車連隊 異例の編成。陸自の第7師団は、陸自最強の機甲師団 ていとくさん
P196 丁34 帝国陸軍が開発している主力戦車。名前のモデルはソ連の名戦車、T34 ていとくさん
0 九〇式戦車 陸上自衛隊の(数のそろわない)主力戦車90式戦車 てるぴっつさん
0 ソ連の共産主義の浸透を防ぐ薬 ラッパのマークの……有名なお薬ですね。
戦後(たぶん)頭文字が征から正に代わりました
てるぴっつさん
0 ヴェルダン要塞を忘れるな 日本版リメンバー・パールハーバー てるぴっつさん
0 「大和ホテル」
史実でトラックから動かない大和を皮肉った言葉 てるぴっつさん
0 戦艦大和は大和ホテルが知られてますが、松田千秋大佐が艦長時代には大和大学と本当に呼ばれていたそうです。焦熱の二巻でも書きましたが、松田千秋大佐は史実でも海軍屈指の砲術の専門家として知られていました。もっともこの人に関しては戦艦日向の艦長時代にミッドウェーの経験からレーダーの有用性をしてきしたことのほうが有名ですが 林譲治氏
 

2 香港争奪
  戦線

P223 「俺の歌を聞けぇ!」 「マクロス7」熱気バサラの大ひんしゅくパフォーマンスより。シーンとしては「マクロス1」のリン・ミンメイによる対ゼントラーディ戦を意識していると思われる。 ぷこちゅうさん
P45  Weasel Works
鼬動
大日本航空機の遊撃設計開発集団の名称。モデルは米航空機界のステルス機の設計等で有名な「スカンク・ワークス」 ていとくさん
P54 初号機と零号機 九試長距離戦闘機のテクニカルモデルと、試作機の名称。「新世紀エヴァンゲリオン」から、エヴァンゲリオン初号機と零号機 ていとくさん
P56 零号機と初期ロットの一号から四号までの計五機の… 同じく九試長距離戦闘機の初期生産モデルに関しての一節。これも「新世紀エヴァンゲリオン」のエヴァシリーズ(映画版の量産機が出てくるまでの5機)から ていとくさん
P60 鳳凰は舞い下りた 第2章の章題。J・ヒギンズの傑作冒険小説「鷲は舞い降りた」から ていとくさん
P64 鳳凰は舞い降りた 独急降下爆撃機Ju87の攻撃を形容した噂。同じく「鷲は舞い降りた」から ていとくさん
P113 弾丸列車 日本のインフラとして構想されていた画期的交通システム。モデルはもちろん新幹線 ていとくさん
P160 フォルスタッフ 英シェイクスピア級駆逐艦の一隻。モデルはシェイクスピア作品に出てくる太っちょで陽気な騎士、フォルスタッフ ていとくさん
P192 第四艦隊事件 香港に向かう第四艦隊と独Uボートとの戦闘をこう称する。史実の第四艦隊事件は、台風にあった連合艦隊艦艇が、トップヘビーによる損傷を受けた事件のこと ていとくさん
P204 そういえば大砲を小さくするって噂を聞いたんですが… 帝国陸軍次期主力戦車に関する噂。史実では東条英機の一声で、ほんとに小さくなりました… ていとくさん
P217 ヴァルキリー 帝国海軍の鷲型戦闘機の改良強化型のこと。ヴァルキリーは米の有名な超音速巡航爆撃機のこと。試作のみで終わりました(たまに笹本が飛ばしてます) ていとくさん
P225 いでよ、ゲッペルス宣伝相! ヒトラーに中国撤退をすすめるヘス副総統が、ゲッペルスを読んだときの台詞。特撮ものとかで悪の行動隊長が新怪人を呼びだしているよう ていとくさん
P226 ドイツ第三帝国総統大本営宣伝省発表… 中国からの、独撤退を隠すために独政府が行った発表。修辞による事実隠しと言い、撤退を転進と言いくるめるあたりと言い、帝国日本の大本営発表そのまま ていとくさん
 

3 北洋掃討
  作戦

P35 世が世なら憲兵にでもなっていたんでしょうがね 満州映画会社の理事長、甘粕正彦の台詞。史実の甘粕に憲兵の経験があり、大杉事件を起こしたところから ていとくさん
P38 江沢商会 満州を裏から操る大商会。名前のモデルは、トンデモ本の研究等で有名な唐沢兄弟から? ていとくさん
P49 ラ・セーヌ会の歌 流れ星がどうしたこうしたという、フランス革命を歌ったもの。もちろん、「ラ・セーヌの星」のオープニングから ていとくさん
P71 江沢民子 江沢商会の女当主。おそらく、名前は現中国主席の江沢民から ていとくさん
P74 轟天号 本間雅晴中将のバイク(ハーレーダビットソン)。名前は「海底軍艦」の轟天号から…じゃなくて、それをモデルをにした「究極超人あーる」に出てきた自転車の轟天号(二輪車) ていとくさん
P85 谷豊 江沢商会につながっている、馬賊の首領。モデルは東南アジアで義賊として活躍し、「マレーの虎」と呼ばれた谷豊。のちに「ハリマオ」というタイトルでTV化、漫画化された ていとくさん
P86 シベリアの虎 谷豊に率いられた盗賊団。名前のモデルは谷豊のあだ名、「マレーの虎」から ていとくさん
P105 黒い猫でも白い猫でも鼠を捕る猫が良い猫だ 沢商会の社訓(?)。元ネタはとう小平が改革路線の時に唱えたスローガンから ていとくさん
P106 宮崎と富野 江沢家の息子たち。元ネタはおそらく有名なアニメ監督の宮崎駿夫と富野由悠季 ていとくさん
P125 大谷正太郎 小虎と呼ばれる谷豊の副官。ざんす言葉を駆使しているので、どうしてもトニー谷を連想してしまう… ていとくさん
P135 世界の果てですよ 神本に谷が「革命」する場所を聞かれて答えた言葉。元ネタは「少女革命ウテナ」から、キーワードの「世界の果て」 ていとくさん
P149 小白竜 満州馬賊の頭目の一人。元ネタは「超時空要塞マクロス」から、リン・ミンメイの歌の一つ、「小白竜(シャオパイロン)」 ていとくさん
横山光輝先生の馬賊漫画「狼の星座」の主人公。彼も北斗七星がグリップに彫り込んであるブローニングを持っていました 判任官さん
実在した小白竜もこのような拳銃を実際に持っておりました。父は中国人で母は日本人と称していたそうです。このブローニングは千山の無量観のコーユエタン老師から「天下万民のために使え」と言われて渡されたものだそうです。道教の親玉がブローニングなんか持ってるのですから、中国とは奥が深い 林譲治氏
P208 いつもより一回多く締めてますから 雷爆下士官が佐藤大尉に言った台詞の一節。染めの助・染め太郎の「今日はいつもより多く回しております」から?/
広島に原爆を投下したエノラゲイを機長が受領したときに、ボーイング社の工場の技術者が彼に言った言葉。正確には「この機体は便器のネジでさえ、他の奴より一回半多く回してます」だったはず(林譲治)
ていとくさん
0 装甲艦の艦長などのロシア人はドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟から 林譲治氏
 

4 ノモンハン
  戦車戦

0 毒電波照射装置……本当にあったんですね おそらくエヴァンゲリオンが元ネタと思われる てるぴっつさん
0 チャーチル要塞 チャーチル給与のもじりか? てるぴっつさん
P32 毒電波研究所 大興安嶺の電磁波応用技術試験所の通り名。元ネタはゲームネタという噂もあるが、本当はトンデモ系から? ていとくさん
0 早乙女中佐 大興安嶺特別測候所の観測所長。元ネタは「ゲッターロボ」シリーズに出てくる、早乙女博士 ていとくさん
P63 ドラゴンレディー 江沢民子の通り名、竜女から。ドラゴンレディーは、女性SF作家J・ティプトリーJrが第二次大戦中の写真分析班にいた時に、分析班につけられた通り名(現在でも使われているハズ…) ていとくさん
P123 極東情勢は複雑怪奇なりだ ノモンハン戦を評した武林少佐の一言。元ネタは独ソ不可侵条約締結で総辞職した平沼内閣の「欧州の情勢は複雑怪奇」から? ていとくさん
P124
〜128
にかけて
0 空戦中の台詞、及び早乙女博士の台詞がガンダムのそれと似ているような気がするのですが、確証はありません…。
ていとくさん
0 ラ・セーヌ会 ラ・セーヌの星という番組から。ラ・セーヌの星のシモーヌは、剣客商売の三冬嬢に相当する 林譲治氏
0  この巻の装甲艦の艦長と政治将校はドストエフスキーの悪霊からとってます。
 ノモンハンの現場の指揮官である砲兵大尉とか歩兵大隊の大隊長などは実在の人物です。二人とも超人的な働きをしましたが、やはり戦死してしまってます。
 安田!とさけんでる映画監督はシャボン玉ホリーデーより。
林譲治氏
 

5 スンダ海峡
  航空戦

ISBN4-87709-378-8

P31 ビゼルト奇襲 史実のタラント奇襲の大日本帝国航空隊戦記版 伸さん
P24 「これがガーランド銃ですか?」「まぁ、製造元はベレッタ社だが…」 史実では戦後、ベレッタ社はガーランド銃を元にアサルト・ライフル化したBM59を製造しています。M14のイタリア版と言ったところですが、シルエットはガーランドに着脱マガジンを着けた感があります 伸さん
P25 ポテー540 所謂、万能機的な機種。爆撃機にもなれば、偵察機としても使い、果ては重戦闘機にもしてしまう、1934年製の肩持ち翼の双発機。
速力310km、航続距離1200km、武装は機銃3と爆弾1t、と出来た当時としては松にはなれないけど竹クラスの機体といえるでしょう
伸さん
P33 V号戦車 1939年だと、37mm砲搭載(後期生産型なら50mm砲搭載)のV号戦車E型が主力でしょう 伸さん
P33 ソミュアS35 制式名称シャール1935S。騎兵部隊の支援機材として開発された戦車で世界初の砲塔・車体共に鋳造した全面鋳造構造を採用したことでも知られています。
カタログ上は武装、装甲、機動性のバランスが取れており、第二次大戦初期の優秀戦車と言える。
問題はフランス戦車共通の問題で、砲塔乗員が車長一人であること。それと、全面鋳造とは言え、車体は3つの鋳造パーツから構成されていたことでしょう。本書内でも記述されていますが、車体のパーツをシャーシのリムにボルト止めする構造の為、実戦に投入してみると、被弾時の衝撃でボルトが切れてしまい車体が分解してしまう事故(?)が続出しました。しかし、このシーンを想像すると、ギャグマンガ以外の何者でもありませんね
伸さん
P33 CV33 史実では典型的なヤラレメカ。このガーデンロイド系の豆戦車CV系列は大戦勃発時のイタリア陸軍が保有していた戦車の75%を占めていました。
カーデンロイド系ということは、イギリスのブレンガンキャリアーや日本の94式軽装甲車の兄弟といえます。もともと8mm機銃2丁装備の歩兵直協用の豆戦車で、ちゃんとした戦車砲(たとえ榴弾を撃てなくても)装備のイギリスの巡航戦車やマチルダとドンパチしようとするのが間違いの元と言えます
伸さん
P34 ドイツの機甲師団は重戦車として多数の多砲塔戦車を有するが… この世界では「大日本帝国航空隊戦記2」で出てきたNbFzA型(75mm砲搭載)がX号戦車として実用化されたみたいですね。
もしかしたら、NbFzB型(105mm砲搭載)もY号戦車として実用化されているかもしれません。史実でも1940年時点では、NbFzA型はX号戦車、NbFzB型はY号戦車と書類上は呼称されていました
伸さん

P34

B1 bis 車体に75mm砲1門、砲塔に47mm砲を搭載した1940年当時のフランス軍主力戦車の一角。
実用性では最大装甲20mmのNbFzより最大装甲60mmのこちらの方が上でした。
なお、B1 bisの砲塔はソミュアS35と同じ砲塔を使用していました。量産性を考慮していた車両と言えるでしょう。但し、コストは高すぎましたが
伸さん
P45 トルーアン級軽巡洋艦 フランスが第一次大戦後に始めて軽巡として建造したクラス。主砲の155mm砲は陸軍の155mm砲と共通の弾薬を使用出来る(流石、陸軍国!)用に考慮されていました。
史実でも、本級の1隻、ラモット・ピケは極東艦隊の旗艦としてサイゴンにおり、1945年にアメリカ機動部隊の艦載機に撃沈されています
伸さん
P50 必要以上に強力な毒電波を照射しないようにする… 早乙女博士が行ったソ連機撃墜は問題を残したみたいですね 伸さん

P59

樹木をなぎ払うためらしい、大きな鉄の角が突き出していた。 史実でも、97式中戦車を改造した同じ様な鉄の角を持った密林啓開車が作られています 伸さん
P57 勝利門旅団 ウインゲート(Wingate)旅団の和訳。ウインゲート旅団はインパール作戦直前に日本軍の後方に空挺降下し、補給線への攻撃等の後方撹乱作戦を行いました。この為、日本軍は対ウインゲート用に第33軍を新設したくらいです 伸さん
P65 81mm九九式迫撃砲 ストークブランそのまんまなら、史実の九七式軽迫撃砲(曲射歩兵砲)のこと。ストークブラン社の
81mm迫撃砲は各国でパテントが買われ、アメリカでもM181mm迫撃砲として制式化され、日米共に同じ迫撃砲で撃ち合っていたことになります。基本的には砲弾も共通のハズです。
史実の九九式迫撃砲は砲身を短くした81mm迫撃砲です
伸さん

P67

一木清直大佐 史実でも、旭川第七師団第二十八連隊を率いていました。ガダルカナル戦では必ず出てくる一木支隊の支隊長で悲劇的な有名人でかもしれません。
余り知られていませんが、日本を15年戦争の泥沼に引き込んだ悪事の片棒をこの人は担いでいます。
かの盧溝橋事件のおり、日本側の直接の当事者、歩一の第8中隊清水大尉の直属の上官が大隊長である一木清直少佐だったりします。当時の記録を見ると清水大尉と一木少佐、それに歩一連隊長である牟田口廉也大佐が相互に各人を煽って事態を悪化させたとしか思えない行動をしています。
もう少し、一木少佐が牟田口大佐を丸め込んでいれば、あそこまで拡大したかなと思えてしまいます。
そう考えると、ガダルカナルの最後は身から出た錆なのかもしれません。しかし、巻き込まれた他の人は堪りませんが...
伸さん
P70 パナール178装輪装甲車 25mm砲を搭載し最大時速72kmで突っ走る、フランス陸軍最新の装甲車。
史実では、殆どが使用可能状態のままドイツ軍に接収され、使用されています
伸さん
P83 重戦車の砲塔だけ生産して丁34の砲塔とすげ替える… 史実のT34/85と同じ発想。本書では重戦車の主砲は高射砲転用の88mm砲になっていますが、T34/85も85mm高射砲を転用したものでした 伸さん

P84

DC−3を輸送機型にしたもの 史実では昭和飛行機がDC−3を国産化し、零式輸送機としました。
伸さん
P91 コールホーヘンFK58 ちょっと見は、カーチス・ホーク75に似ています。1938年に、FK58は少数生産されましたが、完成した機体はオランダでは使用されず、開戦時フランスで使われました。
FK58はオランダの航空機の特徴でもある木製主翼に鋼管溶接骨組胴体を採用し、最大速度475km。
武装は7.5mm×4でした。
伸さん
P113 地上襲撃機百舌鳥 元は九試長距離戦闘機。九試長距離戦闘機は、史実の十三試双発三座戦闘機(後の夜戦月光)とキー45改を足して二で割り、キー83試作遠戦の機体に押し込んだ様なものですね 伸さん
P113 偵察機や連絡機として配備されていた九試長距離戦闘機を百舌鳥として改造する 史実の月光でも、最初は二式陸偵(十三試双発三座戦闘機の偵察機版)から改造されています 伸さん
P122 FCM36軽戦車 この時代では珍しい鋼板をすべて溶接で組み立てる溶接工法を取り入れていたので、フランス戦車にしては丸みの無い(フランスは鋳造工法が主体)直線フォルムの戦車であった。
又、フランス初のディーゼル・エンジン搭載車でもあった。但し、ベルリエMDP液冷ディーゼルはイギリスメーカーのライセンス生産品ではあったが。
兵装は貧弱で、第一次大戦当時の37mm砲を搭載していた。速力も遅く(23km)、歩兵直協以外には使えないしろものであった
伸さん
P126 コードロンC445 双発の軽輸送機。乗員2名、乗客6人で最大速度300km、航続距離は1000km。ハッチがちょうどコックピット直後にあり主翼の上に来るので、パラシュートを使った物資・人員の空中投下には向かない構造でした。
史実では、独仏戦で大量に鹵獲され、ドイツ空軍の輸送機部隊の一翼を担いました。
伸さん

P126

アミオ143 1935年に採用した中型双発爆撃機。見た目は、ロープウェイのゴンドラに翼と尾部とエンジンを付けた様な感じで、遊覧飛行にもってこいな機体に見えてしまう。
開発当初のコンセプトは、一言、万能機 'multiplace de combat'。爆撃機になれば、偵察もこなし、護衛戦闘機もやっちゃう。
速度は357km、航続距離1984km、武装は7.5mm機銃×4で爆弾900kgと出来た当時は優秀機だったんでしょう。
史実でも、独仏戦で大打撃を受け、輸送機に格下げされてしまいました
伸さん
P137 戦艦ダンケルクとストラスブール フランス海軍の戦艦群は第一次大戦以来、低速のド級,超ド級艦より構成されていました。
ここに隣国ドイツが、ドイッチュランド級と言う戦艦としてはチョコマカとしていて、且つ巡洋艦としては拳骨の大きい艦を作ってしまった為に、この艦の対抗策として本級が計画されました。
主砲は中途半端な33cm砲を四連装砲塔に2基、艦首に集中配備すると言う大戦間に流行った形式を取り入れていました。
しかし、フランス戦艦群は第二次大戦を30.5cm、33cm、34cm、38cm砲で戦おうと考えていた訳で、補給を考えるとチョット怖いものがあります
伸さん
P137 巡洋戦艦シャルンホルストとグナイゼナウ もともとは、装甲艦ドイッチュランド級(ポケット戦艦)の拡大改良型として2万t未満の艦として計画されていました。しかし、フランスがポケット戦艦キラーとしてダンケルク級2万6千tを建造した為、ダンケルク級を上回る3万t超級として計画が変更されて建造されました。
因みにビスマルク級もダンケルク級を仮想敵として計画されています。
巡洋戦艦となっていますが、ドイツの伝統なのか装甲も厚く、実質的に高速戦艦と言っていいでしょう。
ダンケルク級とシャルンホルスト級が艦隊を組む(巧く艦隊として機能しなくても)と言うのは、相当に皮肉のスパイスが効いていると言えます
伸さん

P138

空母ベアルン 未完のノルマンディー級戦艦を改造したフランス海軍が保有した唯一の空母。 
赤城、加賀、サラトガ級に該当する空母といえます。搭載機数は40機。砲戦力は前述の同時期の空母に比べるとちょっと貧弱で15.5p砲×8。対空砲火は、7.5p砲×6。なんと、魚雷の発射管も備えていたと言う、今の目で見るとなに考えているのやら判らん的な艦。速力も遅く(元が戦艦だしね)21kt。低速が祟り、しっかり、艦載機の進歩についていけませんでした。
史実では、自由フランス軍に属し、航空機輸送などに従事していました
伸さん
P162 ルバサールPL101 1929年製の三座偵察機。最大速度は220km、航続距離は550km、武装は7.5mm×2と、日米海軍機と比べると遊覧飛行機と言える様な機体。艦載機の為、製造数も60機と少ない 伸さん
P170 ルバサールPL7 1926年製の三座雷撃機。最大速度は170km(!)、航続距離は650km。武装は記述する気も起こらないほど貧弱。艦載機でもあり性能も低い為、製造数は41機。1939年には退役しています 伸さん

P171

Bf109B 最大速度460km、航続距離450km。艦載機としては異例な程に短い足(航続距離)。主脚の間隔が狭すぎこれに起因する離着陸事故は、まさに戦慄すべき高率を誇る機体。よく艦載機にしたな〜 伸さん
P171 ドボアンチンD376 1934年製の単座パラソル翼戦闘機。最大速度405km、航続距離は900km、武装は7.5mm×2、7.7mm×2とグラジエーターよりは強力 伸さん
P179 矢野参謀長、情報参謀の岡村中佐 ナインティナインの2人 伸さん

 

なし

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