Prev Back Next

ゲーマーズマップ 第 291回
南武線 武蔵新城駅 神奈川県川崎市中原区
東急田園都市線 宮崎台駅 神奈川県川崎市宮前区
千代田線 湯島駅 東京都文京区
都営大江戸線
つくばエクスプレス
新御徒町駅 東京都台東区

探検日: 2010年12月19日

冒険前のできごと

今日はかねてから再探訪したいと思っていた、宮崎台を探訪することにしました。
宮崎台は前回時間が早すぎて店が開いていないという状況になっていましたので、今回で完全に探訪したいと考えていました。

また、昨年(このページの中でこっそりやっていた)「ネコゲーvsウサゲー」の勝者、ウサゲーのAKFさんに賞品を渡していませんでした。
何が良いか考えてみましたが、来年はウサギ年だし、なるべく「濃い」ものを買いたいと思っていました。
また、あんまり高いものでもこちらのサイフが痛むので1000円程度で良さそうなものを考えていました。

それと、僕の靴は3年もの間、苦楽を共にしてきて、限界まで達していました。
靴底はもうまっ平らです。
靴に最後の役割を果たしてもらうため、僕自身の健康のためにも、歩きを中心に進むことにしました。


SCENE 1 武蔵新城

武蔵新城駅からスタートです。

…というのも、武蔵新城駅の西側には「GEO」などのゲームショップがあることが事前調査で分かっており、この店が宮崎台駅と微妙な距離にありました。
さらに、到着時刻がまだ9時台であり、10時ぐらいにならないとそれらの店は開きません。
ここから歩いて10時ぐらいに「GEO」に到着、そして11時ぐらいに宮崎台駅前の「ブックスーパーいとう」近辺に到着、という予定です。
(武蔵新城の冒険は、第274回にあります。)

そんなわけで、まだ開店していない「明誠書店」や「トイダック」の脇を通り、東に向かいました。

途中、「横浜書店」の看板が目に付きました。
いわゆるアダルト系の書店ですが、同人ゲームの看板を出しており、ソレっぽいアニメ系キャラ が描かれています。
時間帯も早すぎて開店していない可能性も高いですし(してたらすみません)、今回の目的にも合致しない(AKFさんにソレっぽいゲームをプレゼントしたら、それはそれで喜ぶと思いますが…)ので、先に進むことにしました。

歩道が狭く車の通りが激しい道を歩き、高速の高架の下にやってきました。
この辺りで丁度10時になり、さらに事前調査で見つけていなかった店「トレジャーファクトリー」があったので、入ってみました。

ゲームショップ「トレジャーファクトリー川崎野川店」は中規模のゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、GC,Wii,PS,PS2,PS3,PSP,古CDは少し、といったところです。
リサイクルショップですが、少しだけゲームソフトがあります。
主にPS系のゲームが少しありましたが、依然探していたPSP「ブレイブストーリー」1000円 など、中には安いものも眠っていました。
これだから、リサイクルショップは侮れないんだよなぁ。

さらに西に行くと、目的のポイント「GEO」がありました。

ゲームショップ「GEO野川店」は中規模のゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、GBA,PS2,PS3,PSPはたくさん、GC,DS,Wii,PS,XB360,古CDはそこそこ、XBは少し、といったところです。
以前は「ブックオフ」で見つかった店だったと思うのですが気のせいでしょうか?
1Fがゲームとビデオレンタル、2回が古着リサイクルの2ndStreetになっています。
この付近は東京近郊でも車社会が発達しているのか、店舗の駐車場が設けられてあります。
GBAの品揃えはさすがGEOですが、PS系のゲームソフトの品揃えが良いように感じました。

ここでは、昨年のネコゲーvsウサゲーで、見事勝利したウサゲー側への賞品として、PS2「オレたちゲーセン族 ラビオレプス」980円 で買いました。
来年はウサギ年だし、いい買い物です。
実は事前に、「『ラビオレプス』なんてどうですか?」と聞いたところ、「いいじゃないですかぁ〜」 と言っていました。
PS2版が出ていますが、前評判の○○さに抵抗があったようで、まだ持っていないようです(もしかすると存在を知らなかったのかもしれませんが、僕が前評判について語ったために買う気が失せてしまったのかもしれません)。

ちなみに、希望価格よりも20円ほど安かったので、20円の貯金です。

とりあえず目標の1つは達成しました。
そのまま西に進み、宮崎台駅南のあたりを目指しました。


SCENE 2 宮崎台

宮崎台駅南、「テレビッ子」の辺りまで戻ってきました。
もう11時を回っていましたが、まだ開店している気配はありません。
仕方がないので、先に「ブックスーパーいとう」を見ることにしました。


古本屋「ブックスーパーいとう宮前平店」は中規模の古本屋で、2Fにあります。
ゲームソフトも置いてあり、品揃えは、SS,PS,PS2,古本はたくさん、SFC,DS,Wii,DC,PS3,PSP,XB360,PCE,攻略本,古CDはそこそこ、FC,N64,GBA,GC,MD,XB,FXは少し、といったところです。
1Fが駐車場で、2Fが一般向け、3Fが成人向けの店舗になっております。
古本屋ですが、ゲームソフトもしっかりあります。
やや値段が高いのが難ですが、特にPS,SS,DC等のゲームの品揃えがしっかりしていました。

それでもまだ時間がありました。
どこかで時間をつぶせれば・・・と思い、「ドンキホーテ 」にやってきました。
その隣には前回 探した「ノジマ」があるのですが、良く見ると3階にゲームコーナーがあるではないですか。
でも本当にビデオゲームはあるのか?
半信半疑で行ってみると、すごい光景が広がっていました。
 

ゲームセンター「プレイランドパルス宮前平店」は大きなゲームセンターで、3Fにあります。
ビデオゲームは、18台\50であり、珍しいゲームとしては、「ブラックドラゴン」「ヴァンパイアセイヴァー」「虫姫さまふたりブラックレーベル」「怒首領蜂大復活ブラックレーベル」「パカパカパッションスペシャル」「クイズなないろドリームス虹色町の奇跡」「サムライスピリッツ零スペシャル」がありました。
ノジマ 」の上にあるゲームコーナーです。
100円ショップ「Seria」の奥にあるのですが、ビデオゲームのあるところだけ天井の蛍光灯が抜き取られていて、ちょっと暗いです。
これは「通」なゲームセンターだな、と感じてしまいましたが、どうやらこれは本当でした。
ビデオゲームは50円で、DDRが10円という破格な値段です。
(何故か筐体の周りに「イカ娘」の絵が印刷されたポップが貼られているのですが)。
正直ゲーム筐体の状態は良いとは言えない(画面が暗いなど)のですが、それよりすごいのはゲーム切り替えスイッチがインターホンになっていること。
よくアーケードゲームでは筐体に複数のゲームが入っているのを見かけますが、ここではその切り替えスイッチが一般住宅の玄関についているインターホン(呼び鈴)になっているのです。
怖くて押せませんでしたが、まさか店員が駆けつけて手動で切り替えたりして・・・。
この他にも、オドロキの仕様が目白押しです。

  • 「クイズなないろドリームス 虹色町の奇跡」の筐体が「ビートマニア」の筐体に入っていました。
    ターンテーブルは使わず、ボタンも5つあるうちの1つは使わないようになっています。
  • レトロゲームの「ブラックドラゴン」があるのですが、何故か筐体のインストカードに「エルシャダイ」の顔のグラフィックが張られています。
  • MVSの筐体の一部にサムライスピリッツ零スペシャルがありました。
    このゲームは相手を一撃で葬り去る「絶命奥義」という残虐な技があり、その残虐さゆえに「和製モータルコンバット」などと称されたり、家庭用で削除されたり、問題になりました。
    このゲームを置いているということは、確信犯なのではないかと思います。
  • 「パカパカパッションスペシャル」は筐体脇に開発元のスピーカーが備え付けられています(多分付いているのが正しい仕様ではないかと思いますが、どうでしょうか)
  • 一部のゲームでスコア集計をやっているようです(ブラックドラゴンなど)。
    「ワニワニパニック」もやっているようで、ちょっと笑ってしまいました。

ここでは、「怒首領蜂大復活ブラックレーベル」をプレイして時間をつぶしました。

それでも、それでも時間が少し残っていたので、「ドンキホーテ」で「メッコール」を買いました。
毒物飲料として非常に有名で、ドンキの担当者もハマっているらしいのですが、メンバーにはどうなんでしょうか。

そんなこんなで、僕はもう一度「テレビッ子」を見ることにしました。
これでダメならあきらめよう。

そう思って店を覗いてみると、今回は開店していました。
入ってみましょう。

ゲームショップ「テレビッ子」は中規模のゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、PS2,PSPはたくさん、DS,Wii,PS3はそこそこ、PS,XB360は少し、といったところです。
どうやら12時ぐらいに行けば確実に営業しているようです。
店は外見より広くはなく、そこまで品揃えが良くはありませんが、ローカル色があります。
同じ建物内で貴金属等の買取もやっているようですが、入り口は別々で、店としても別なのかは不明です。

とりあえずこんなところか。
ちょっと僕は別の用事があったので、秋葉原に寄ることにしました。
その前にケンタッキーで例のクーポンで200円の貯金。


SCENE 3 湯島

秋葉原での用事も終わりました。
まだ靴が歩きたいと言っていたので、近くにある駅を探訪してみることにしました。
行き先は、御徒町の西側、湯島駅です。

北に歩いて、湯島駅に到着しました。
近所にはゲームショップや古本屋はなさそうです。
あっても御徒町 や秋葉原、上野駅の方が最寄り駅でした。

とりあえず、湯島といえば湯島天神、ということでおまいりに行きました。

湯島天神」は、湯島駅から西に歩いた丘の上にある神社です。
湯島駅から行くと「男坂 」という急な石段があり、昇っていくと神社の右側に出てきます。
ちなみにゆるい石段の「女坂 」もあり、やや遠回りになります。
さらに、石段の前には日本初の喫茶店跡 なんかもありました。
境内はそこまで広くはないのですが、建物は結構きれいです。
なぜか僕は「シュタインズゲート」を思い出してしまいました(たぶんアレは神田大明神だと思ったけど)。
結構人がいて、出店もあり、やげん掘の唐辛子 や甘酒などが出ていました。
ガス灯など、神社以外にも見るところがいろいろあるようでした。

こんなところか。

まだ時間に余裕があったので、御徒町の隣にある新御徒町に行ってみることにしました。



SCENE 4 新御徒町

東に進んで、御徒町を通り過ぎ、隣駅の新御徒町駅に到着しました。
数年前の調査では店があるようでしたが、見つけられませんでした。

なぜか駅の南西に「佐竹商店街」という商店があります。
地名は「台東」なのに・・・。
佐竹ってあの常陸の国の佐竹氏 、と思ったら、関係はあるみたいです。
現在の秋田にある藩の佐竹氏のトリビアが商店街の一部に掲げられています。
ここの商店街も、地域住民の生活感が漂っていて面白いです。

ですが、残念ながらゲームショップ等は発見できませんでした。

 

もう靴も限界です。
僕も寒さに耐えられなくなり、御徒町まで戻って帰ることとなりました。

 


冒険の終わりに

後日、僕と3年間を共にした愛靴は煙となって空に帰っていきました・・・。
僕の旅はまだまだ終わっていませんが・・・。

さて、今回は宮崎台駅の南側の再探訪を中心に行って来ました。
意外にもマニアックなデパゲー(?)が見つかって良かったです。
駅からちょっと遠いのが難ですが、行ってみる価値はあるかと…。



今回の収穫:

オレたちゲーセン族!〜ラビオレプス (GEO川崎野川店) ¥980

プレイしたゲーム:

怒首領蜂大復活〜ブラックレーベル (プレイランドパルス) ¥50


Prev Back Next