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ゲーマーズマップ 第 203回
内房線 巖根駅 千葉県木更津市
久留里線 下郡駅 千葉県君津市
久留里線 馬来田駅 千葉県木更津市
内房線
久留里線
木更津駅 千葉県木更津市

探検日: 2007年03月24日

冒険前のできごと:

今日は青春18きっぷで、木更津に行きます。

…といきたいところですが、親戚のパソコンにトラブルがあり、それを直してから向かうことにしました。

なんとか修復したのですが、親戚の家の位置の関係で、僕は川崎からアクアラインバスを使って川崎に行きます。
バスを待っている時間、川崎駅地下の商店街にある金券ショップで金券を買って40円の貯金。
しかしパスネットといって買ったのに、バスカードを渡されたような…。

アクアラインバスは1時間に1〜2本出ており、うみほたるまでは1200円かかります。
乗り場がすごくわかりにくいので注意!
PIA」というゲームセンターの向かいの歩道にあります。


SCENE 1  アクアライン

バスは長い海底トンネルをくぐっていきます。
しかし、自然に逆らう人工物って恐ろしいな、って思いました。

うみほたる」に着きました。
海上にある人工島に立つ塔状の建物で、アクアラインのPAとして1階、2階が駐車場、3階〜5階が店になっています。

ここに来た理由、それはゲームセンター「アドアーズ」に行くためです。
そりゃ、ゲーマーだからね。
しかし、ビデオゲームはありませんでした。
まあ、想像はしていたけどね。

せっかくだから展望台に行きました。

見渡す限り海です。
しかし一人で来るととてつもなく寂しいのですが、だからといって誰かを連れて行きたいとはあまり思いませんでした。

せっかくだから、ここでお土産を買うことにしました。
いろいろ選んで、結局買ったのがドライ味噌ピーナツとひじきふりかけを買いました。
これで1050円、目的地でお金を使う目的は達成です。

再びバスに乗り、木更津駅東口に向かいました。
750円かかります。

木更津駅東口に到着。
途中でゲームセンター「ピッコロ」を発見したので、後で行ってみようっと。

これから、どうしようか。
そうだ、どうせもう一度行かなくてはならないから、久留里線で木更津市内の一番遠い馬来田駅、いや、境にある下郡駅に行くことにしよう。
久留里線は1時間に1本しかなさそうだし、下郡駅と馬来田駅の間は1〜2kmぐらいの距離なので、下郡駅で降りて歩いて馬来田駅で帰りの電車に乗ろうと考えたのです。


SCENE 2  馬来田

下郡駅に到着しました。
周辺は田んぼにちょこっと民家がある程度で、事前調査どおりゲームショップ類はなさそうです。
とりあえず、北に向かいました。

歩いていくと、店がちらほら見えてきました。
その中のスーパーマーケットでドリンクを買っている間、雨が降り出してきました。
良かった折り畳み傘を持ってきておいて。

さらに北に進むと、馬来田駅近辺に到着しました。
このあたりは木更津市の一集落のようで、結構店や民家が目立ちました。
駅近くに商店案内板が近くにあったので見てみましたが、残念ながらゲームショップ類はないようです。
駅舎は古いながら風情ある木造の駅舎です。
まだ電車まで時間があるので、僕は待合室でこれまでの冒険を記録しました。
ついでに、駅のスタンプを押してみました。

 


SCENE 3  木更津

電車が来て、僕は木更津駅まで戻りました。
これから、西口を見てみようと思います。

西口を出て、北側を見るといきなり古いゲームセンターを発見。
以前来たときは見つけられなかったのに。

ゲームセンター「ラッキー」は小さなゲームセンターで、1Fにあります。
ビデオゲームは、18台\100であり、珍しいゲームとしては、「タンブルポップ」がありました。
建物が古い地元のゲーセンです。
対戦モノが多く、地元の高校生たちで賑わっていました。

再び駅の西口に戻り、旧そごうの建物である「アクア」を見ました。
以前よりはマシになり、何もない階は4階だけになりました(間違っているかもしれませんが、どれか1つの階に店がありませんでした)。
その中で、事前調査どおり「JJ Shop100木更津店」がありました。

ゲームセンター「JJ Shop100木更津店」は6Fにあり、15分100円の時間制アミューズメントスペースです。
お品書きを見る限りゲームセンターはなさそうです。
特に寄りませんでした。

アクア」のビルの脇には商店案内図が?
と思ったら、映画「木更津キャッツアイ」に因んだメッセージボードでした。
涙目の猫が描かれた同映画のトレードマークの左右に白い大きな紙(?)があります。
まともかと思いきや、単なる落書きもあります。
ちなみに「氣志團」発祥の地でもあります。

それはさておき、僕はさらに西に向かいました。
ちょっと寂しい商店街は相変わらずで、「木更津キャッツアイ」効果はこのあたりでは見られませんでした。
(まあ雨が降っているからかもしれませんが。)

ちょっと駅西口の大通りを一本南の道にシフトして、裏通りを南に進みました。
そうすると、事前調査で調べていたゲームセンター「木更津セントラル」が見えてきました。

ゲームセンター「木更津セントラル」は中ぐらいの広さのゲームセンターで、2Fにあります。
ビデオゲームは、8台\100であり、珍しいゲームとしては、「天地2」「19xx」「上海」「ぷよぷよ」がありました。
何故か1Fは事務所になっています。
どちらかというと映画館で3階に入り口があるようですが、2階の映画館の入り口の手前にビリヤード場とゲームコーナーがあります。
(多分「木更津キャッツアイ」の先行上映をやったのもここじゃないかと思われます。)
受付のおばちゃんが暇してて、「上海」をプレイしていましたが、途中ゲームをそのままにしつつトイレに立っていました。
なかなかツワモノです。
「天地を喰らうII」などは電源が入っていないようでした。

もう西口はこんなところか、と僕はその通りを引き返しました。

ふと、僕は案内図に「證誠寺」という寺があるのを発見しました。
周辺にはやたら狸の置物があります。
もしかして、あの童謡に出てくる「しょうじょうじ」?
「ぶんぶく茶釜」の「茂林寺」もそうですが、なんか狸に因んだ寺に良く遭遇するなぁ(といってもそんなにないですが)。

證誠寺」に着きました。

「證誠寺の狸囃子」という童謡は僕も知っています。
しかし、そのがこんなところにあったとは。
どうりで木更津駅の発車ベルが「證誠寺の狸囃子」だったわけだ!!

しかし、童謡は愉快ですが実際の伝説は悲しいお話です。
和尚さんが月夜の晩に目を覚ますと庭で狸たちが輪になって腹を叩きながら踊っていたので、一緒に踊って楽しみ、それが毎日のように続きました。
ここまでは童謡通りでいいのですが、ある日狸たちがいなくなって、和尚さんが不思議に
思って探してみると狸たちは腹を叩き破って死んでいました。
哀れに思った和尚さんが狸たちの墓を作ったのが、ここにある狸塚だそうです。


これが、「證誠寺」の庭か。

僕はとりあえず1クレジット投入し、「證誠寺」を後にしました。

しかし、その寺の風情も表に出れば一気に払拭されてしまいます。
すぐそばにはいかがわしい宿泊施設があります(何故か車は品川ナンバー)。
再び案内図のあった場所に戻り、駅方面に戻って小さな裏通りの商店街に行くと、商店街では「木更津キャッツアイ」のグッズが普通の商店でも置いてあり、先ほどのメッセージボードがいたるところにあります。
もしかすると「氣志團」グッズもあったかも。
ファンの人らしき人もいたようで、店を指差して喜んでいるカップルも見かけました。

駅に戻ってきました。
しかし、もう時間がなくなりました。
僕は木更津駅から電車に乗って、家路につきました。


冒険の終わりに

今回は3月のダーツ旅行の目的地である木更津を半分ほど探訪しました。
一番行きにくい「うみほたる」に真っ先に行きましたが、人工物の驚異と孤独を感じました。
ちなみに、距離的の最寄は木更津駅の北の巖根駅のようです。

下郡馬来田にはゲームショップ類はありませんが、何となく千葉の空気が分かりました。

木更津では、新たな発見がありました。
西口のゲームセンターと、あの童謡の発祥の地「證誠寺」です。
以前はそごうの撤退に象徴されるような寂しい街でした。
ただ、「木更津キャッツアイ」の効果でどうなったかというと、西口に関しては一部を除いてそれほど変わってないような印象を受けました。
やっぱり、メインの商店街に活気がないのが残念です。

まだ木更津は西口を見ただけで、東口を見ていません。
それに巖根駅や祇園駅など、まだ見ていない駅もいくつか残っています。
後半戦は自転車で巡りたいのですが、3月中には間に合いそうにありません…。


今回の収穫:

なし

プレイしたゲーム:

なし


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