鹿島鉄道 | 借宿前駅 | 茨城県鉾田市 |
鹿島鉄道 | 榎本駅 | 茨城県行方市 |
鹿島鉄道 | 玉造町駅 | 茨城県行方市 |
鹿島鉄道 | 浜駅 | 茨城県行方市 |
鹿島鉄道 | 八木蒔駅 | 茨城県行方市 |
鹿島鉄道 | 桃浦駅 | 茨城県行方市 |
鹿島鉄道 | 常陸小川駅 | 茨城県小美玉市 |
常磐線 鹿島鉄道 |
石岡駅 | 茨城県石岡市 |
常磐線 | 高浜駅 | 茨城県石岡市 |
今日は、今日こそは鹿島鉄道に乗車します。
ちょっと体力に自信がないのですが、ストレス解消と運動不足解消を兼ねて折り畳み自転車を持っていくことにします。
車に折りたたみ自転車を積んで、ちょっと朝早めに出ます。
石岡駅に到着しました。
1日300円の駐車場に車を停め、折りたたみ自転車で坂を下った後、駅前に到着しました。
最初は乗り場が常磐線の石岡駅の反対側(東側)にあると思いきや、入り口が一箇所しかないんでした…。
無駄な体力を使いつつ、自転車を畳んでバッグに入れた後、西口から駅に入りました。
駅の券売機を見ると、一番端に鹿島鉄道の券売機があります。
日立電鉄とは違い、JRのタッチパネル液晶の券売機を鹿島鉄道用にカスタマイズしたもの らしく、ちょっと驚きました。
僕は一日乗車券が欲しかったのですが、残念ながら券売機の項目にありません。
駅員に聞くと、「5番線ホームで買ってください。」 と言われ、何やら通行許可証みたいな紙切れを手渡され、改札を通してくれました。
ホームから通路の階段を上り、5番線に行くと、そこにはまた改札がありました。
大甕駅
や勝田駅
でよく見る、おなじみのパターンですね。
僕は乗り場よりも北にある事務所で、一日乗車券を買いに向かいました。
来年で廃線する(かもしれない)からか、結構鉄道マニア(っぽい)の人たちが来ているようで、他にもカメラを首にぶら下げた人たちが、一日乗車券を買っています。
30〜40代ぐらいのおじさんが2〜3人のグループとなっているケースが多く、あちこちをカメラで撮りまくっていました。
結果的に、半分近い乗客が鉄道マニア(っぽい人) という状況でした。
この他に、普通に利用していそうな人にも一日乗車券を買っている人がいました。
そりゃあ、1100円で往復できるんであればお得ですよね。
列車が来たので、乗り込みました。
列車は一両だけで、ワンマン運転のようです。
日立電鉄ほどではないものの、古い車両のようで、床は木の板で張られています。
床にはエンジンルームのフタがあり、発車時にはディーゼルエンジンの排ガスが車内に漂っていました。
また、鹿島鉄道ではパーク&ライドを推奨しているようで、自転車を積むことができるようです。
費用も無料で、僕のように自転車で旅する人にとってはありがたいです
(今回は折りたたんでバッグに詰めて持ち込んだけど)。
しかし、後部の運転席の脇の空きスペースぐらいしかなく、2台以上はとても乗せていくことができないでしょう。
さらに駅によっては階段を通ったり、改札口が狭くて通らなそうなので、降りる駅も限定されそうです。
さて、まずどこに行こうか考えました。
まだ見ていない駅は、遠い順に、桃浦、八木蒔、浜、玉造町、借宿前
があります。
どの駅も、次の列車が来るまで1時間近い空きがあります。
それならば、ということで一番遠い借宿前駅まで行って、そこから自転車で戻りつつ、適当な場所で列車に乗ることにしました。
車窓を眺めると、石岡周辺は畑が広がっていましたが、桃浦あたりになると霞ヶ浦の風景が広がってきました。
沿岸の堤防上に作られた道をMR-Xなどのオープンカーが颯爽と走っていきます。
しかしそれよりも目立ったのが線路の脇でカメラを構えている鉄道マニアの皆さん
。
車内アナウンスで「運転席や他のお客様の写真は撮らないようお願いします」と言ってたし、やっぱり廃線となるからでしょうか。
一方、駅の壁には「鹿島鉄道を救え!」「がんばれカシテツ」など、鹿島鉄道の存続を願う利用者の応援のメッセージが書かれています。
鉄道マニアの方達は鹿島鉄道の廃線はどう思っているのか、ちょっと複雑な気分になってしまいました。
ちなみに鹿島鉄道のホームページ等での愛称は「かてつ」ですが、一般には「かしてつ」として親しまれているようです。
さて、目的の借宿前駅に到着しました。
山間に作られた無人駅で、周囲には数軒民家があります。
降りたのは僕のほかに、鉄道マニアらしき人が一人と、近くの住民一人です。
住民の人には軽トラックの迎えが来ていて、そのまま行ってしまいました。
周辺には本当に何もありません。
僕は自転車で走るのを止めて鉄道マニアらしき人と一緒に列車を待とうかとも思いましたが、自転車を持っているのに待つのは僕らしくありません。
僕は自転車を組み立て、ややアップダウンのある道を南西へと走り始めました。
やがて、懐かしの榎本駅に到着しました。
以前と比べて多少は道がよくなった様子です。
のどが渇いたので、僕は近くの「セイコーマート」で缶コーヒーの「グランディア」
を買うことにしました。
てっきり無くなったかと思いきや、まだしっかり作っているではありませんか!!
しかも新作を作ったようで、「Roots」の「アロマブラック」を真似たような無糖ブラックの300ml缶のコーヒーを2種類
も。
ゲームの方もIIIで懲りずにまた挑戦してもらいたいところです。
さて、鹿島鉄道の線路を右に左にくぐりながら、さらに南東を目指すと民家が増えていきました。
ここら辺が旧玉造町の中心部です。
そして駅前通りらしき商店街にぶつかりました。
残念ながら、事前調査どおりゲームショップ類はなさそうです。
しばらく西に進んで行くと、北側に大きな建物が見えてきました。
これが玉造駅 です。
中には入りませんでしたが、鹿島鉄道では石岡駅に次いで二番目に大きな駅です。
さらに先ほどの商店街を西に向かうと、「浜」というT字路の交差点に差し掛かりました。
国道355線です。
このまま北に行けば、浜駅に行けます。
しかし、せっかくだから、僕は南側に見える「道の駅」を目指して走ることにしました。
周辺には蓮根を栽培している田んぼ(蓮田とでも言うんでしょうか)がたくさん見られます。 |
そんな蓮田を走っていくうちに、霞ヶ浦が近づいてきて、道の駅に到着しました。 |
さて、ただ戻るのもつまらないので、僕は思い切って湖岸沿いの堤防の道を北西に向かって走ることにしました。
ちょっと風が強くて道が狭いのですが、道が平らなので快適です。
途中堤防の後ろに流れている用水路らしき細い水路に釣り糸をたらしている人を見かけました。
さらに見ると、結構多くの人が釣り糸をたらしているではありませんか!!
堤防の反対側の湖岸よりも釣り人が多くいます。
いったい何が釣れるんでしょう?
さて、浜駅に到着しました。
来るときも通ったのでなんとなく分かっていたことですが、近くは民家や田畑ばかりで、ゲームショップ類はありませんでした。
僕は再び、堤防の道に戻りました。
今度はさらに北西にある八木蒔駅を目指しました。
堤防の道をしばらく進んだあと、線路沿いの道に下りてさらに北西を目指します。
八木蒔駅に到着しました。
八木蒔駅は山を切り開いたような谷間にある駅で、先ほどとは違って山の中にある駅のような感じです。
民家は山の周囲にありますが、やっぱりゲームショップ類はありません。
再び堤防の道に戻って北に進み、最後の駅の桃浦駅を目指しました。
線路が堤防に近づいてきたなぁ、と思っていたそのとき、線路から一台の列車が僕を追い抜いていきました。
タイミング悪っ!!
桃浦駅に到着したときは、もう列車が行ってしまった後でした。
次の列車は1時間後です。
仕方が無いので、僕はもっと先の駅まで行くことにしました。
結局常陸小川駅まで来てしまいました。
それでもまだ30分ほど余裕があったので、西に進んで常磐線の高浜駅を目指そうとも思ったのですが、あまり体力を使うと帰りの運転に影響するし、せっかく買った1日乗車券が無駄になるので、待つことにしました。
しばらくして、鉾田方向から列車が来ました。
僕はそれに乗り、自動床暖房で冷えた体を温めながら、石岡駅へと戻りました。
石岡駅では、駅前のゲームショップ類の探訪が残っていたので、見てみることにします。
といっても古本屋2店だけですが…。
石岡駅前はちょっと寂しく、撤退した後のデパートやら、シャッターの閉まった店やらが目立ちます。
古本屋「渋谷古書店」は小さな古本屋で、1Fにあります。
品揃えは、一般書はそこそこ、マンガは少し、といったところです。
外からはマンガがあるか分かりませんでしたが、店内をのぞくとありました。
しかしゲームソフトはありません。
古本屋「テレほん//ステーション」は小さな古本屋で、1Fにあります。
品揃えは、マンガ,一般書は少し、といったところです。
名前の通り携帯電話を取り扱っている古本屋。
ゲームソフトはなさそうです。
残念ながら昼食中らしく、2時まで留守にしているということでした。
そうして、石岡駅を出ようとすると、親から連絡があり、午後4時に迎えに来て欲しい、という連絡を受けました。
仕方ないなぁ。
帰る前に、せっかくだから高浜駅を見てみることにしました。
新興住宅地に作られたような駅になっておりますが、やっぱり田畑が目立ち、事前調査どおり特に店はなさそうでした。
今日は鹿島鉄道に乗ってきました。
本当に来年で廃線になってしまうかどうかは分かりませんが、少しは役に立てたかな。
地域住民の方のためにも、存続を検討してもらいたいと思います。
また、今日は久々に鉄道+折りたたみ自転車で冒険をしました。
こんな冒険もなかなか面白いなぁ。
一方、ゲームショップの方はほとんど収穫を得られませんでした。
しかし前々回の石岡の探訪
で分かったとおり、駅東側のゲームショップ群はなかなか良く、注目するところがあります。
頑張れば徒歩+バスでも何とかなるので、途中下車して見てみるのもいいかもしれません。
もし今度茨城に来る機会があれば、土浦辺りを再探訪してみたいですね。
なし
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