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英人Pさんとの百人一首の旅。思わぬ発見が・・・ | ||
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百人一首 (1) 英人Pさんと『百人一首』を読み始めた。週1回、3首前後を読むのだが、面白く、続きそう。彼は、古典文法を一応終え、竹取物語全編、徒然草半分位読んで来て、古文には少し馴染んできたところである。テキストには『原色小倉百人一首』。これは、内容も実にしっかりしていて、美しい造本で、値段も驚くほど安い。彼はWilliam N.Porterの英訳本も参考にしている。全部暗唱できるようになるように誘導し、日本人の心の一端を伝えたい。教える方の私もはまりそう。 |
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百人一首 (2) |
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百人一首 (3) Maria Hinako Oki 宮垣先生、この句の音は私も昔からはまっていました!「あしびき」がきりっとした音なのに、「どりのおの しだりおの」のところがごろごろしていていいなあと思います。「りのおの」などの繰り返しがぐるぐるした夜な感じがします。古い日本語の音は、面白くてとても好きです! 大木雛子
宮垣弘 Maria Hinakoさま この歌を本歌取りして、後鳥羽院の明るい昼の歌があります。 さくら咲くとほ山どりのしだり尾のながながし日もあかぬ色かな (新古今集 2巻) Maria Hinako Oki 宮垣先生 素敵な歌ですね!元の歌よりも色合いが綺麗です!!この歌をモチーフにした絵などがあればとても可愛いだろうなあと思います。 |
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百人一首 (4) |
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百人一首 (5)作者表記のミステリー 事の始まりは、Pさんから「朝臣」とはなんですか?と聞かれたことに始まる。私は、英語のSirとかLordのように名前につけて敬意を表す言葉の程度の認識にしかなかったので調べてみると、元々、朝臣は天武天皇が684年(天武13)に制定した「真人(まひと)、朝臣(あそみ・あそん)、宿禰(すくね)、忌寸(いみき)、道師(みちのし)、臣(おみ)、連(むらじ)、稲置(いなぎ)」八色の姓(やくさのかばね)の一つで、平安時代では、五位以上の貴族男子の姓または名の下に付けて、敬意を表した語であることが分かった。朝臣を姓名のどの位置に付けるかは、位により決まりがあった。 続き |
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