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百人一首 (6) 「百人一首」は、第―首天智天皇(626-671)から、最後の順徳院(1197-1242)、この間600年ほどの人たちの作品の、しかも、ほんの一部を拾ったに過ぎない。この背後には膨大な文芸作品がある。ちなみに、定家が、そこから選んだとされる10種の勅撰和歌集に収録されている歌数は12,180首である。 |
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「百人一首」 (7) 序詞(じょことば) 「あしひきの(枕詞)山鳥の尾のしだりおの」(序詞)は、「ながなし」を引き出すためのものであるが、単に「ながながし夜をひとりかも寝む」とは比べ物にならないほど豊かな世界を提示してくれる。和歌では、枕詞、序詞、掛詞、縁語などの修辞法が多用されて、西洋の詩歌に見られない豊かな世界を作り上げる。こんな言葉遊びは、シェイクスピアにもキャロルにも見られない。私の恋の歌における序詞が好きである。 山川草木、鳥獣、虫に至るまで、外界の風光、エネルギーを大きく取り込んで、自分の心を表現する。あらゆるものに神を見、自己を見る一種のアニミズム。これは万葉の昔から現代の俳句に至るまで貫く日本精神だと思っている。 |
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「百人一首」 (8) Slow Dusk 36番 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいずこに月宿るらむ |
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百人一首(9) 恋の5段階 英人Pさんとの百人一首の勉強は、毎週1回2首程度のスピードで、現在67番まで来ています。 |
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