■ビーマイベイビー
雑誌社でアルバイトをしている女子大生の有美は、新進気鋭のイラストレーター・久住の原稿を受け取りに行くことになった。
美形だが軽い男、と思っていたのがいつの間にか興味に変わり…
すんなりとつきあい始めた二人だが、ささいなことで心は大きく揺れる。
1巻の表紙をめくると、久住さんの顔がドアップのピンナップが。
めちゃくちゃかっこいいです。優男、というのはこういうのを言うんでしょうねー。
個人的にはこの頃の絵がいちばん好きかな。
各話の表紙もいちいちかっこよく、のびのびとかつ気合を入れて描いてるのがわかります。
■夏草の青くかがやく
夏休みを利用して別荘にやってきた受験生の裕一は、山奥の池でひとり泳ぐ少女に出会った。
辛い境遇でも明るく前向きな彼女の姿に、裕一は心を打たれる。
こちらは70年代の『りぼん』に掲載された作品。収録漏れしてたのを収めたようです。
当然絵柄がまったく違うので妙な気がするんですが、構成もしっかりしていて情緒もあり、非常に読み応えのある一作。 |