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作品のあらすじと感想です。
リストから選んでとんでくることもできます。



ビーマイベイビー (1・2)


ビーマイベイビー

雑誌社でアルバイトをしている女子大生の有美は、新進気鋭のイラストレーター・久住の原稿を受け取りに行くことになった。
美形だが軽い男、と思っていたのがいつの間にか興味に変わり…
すんなりとつきあい始めた二人だが、ささいなことで心は大きく揺れる。

1巻の表紙をめくると、久住さんの顔がドアップのピンナップが。
めちゃくちゃかっこいいです。優男、というのはこういうのを言うんでしょうねー。
個人的にはこの頃の絵がいちばん好きかな。
各話の表紙もいちいちかっこよく、のびのびとかつ気合を入れて描いてるのがわかります。



夏草の青くかがやく

夏休みを利用して別荘にやってきた受験生の裕一は、山奥の池でひとり泳ぐ少女に出会った。
辛い境遇でも明るく前向きな彼女の姿に、裕一は心を打たれる。

こちらは70年代の『りぼん』に掲載された作品。収録漏れしてたのを収めたようです。
当然絵柄がまったく違うので妙な気がするんですが、構成もしっかりしていて情緒もあり、非常に読み応えのある一作。



僕の好きなPeach Pie


僕の好きなPeach Pie

スランプ中の漫画家・木戸呉雄の隣の部屋に引っ越してきたのは、モデルの紅林さん。
馴れ馴れしくつきまとってくる彼女だが、その言動はどこか奇妙。
ほうっておけず、彼女の気まぐれにつきあいつづける呉雄だが…



夢の人たち


夢の人たち

どこともしれない街を舞台に、ささいなことで悩んだり喜んだり、日々すごしてる人々の物語。


ダークランド

イラストレーターの織枝は、公園で空ばかり見上げている男の子と出会う。
なんとなく気が合った二人は、夜の街でデートすることに。
これまで夜が怖かった織枝だが、彼と出会ってからは心が休まり、なにかが変わっていくような気になるのだった。



オリーブの木陰


オリーブの木陰

ある日突然妻から「別れましょう」と告げられた男。
戸惑いながらも日常生活を続けるが、妻のほうは家を出て行ったあともなにかと理由をつけて会いにくる。
彼にはその本心がわからない。

この作品は小椋冬美が「ヤングユー」に初めて描いたものです(86年)。「パーティがはじまる」の郁夫と重行の担任の先生が主人公。
「りぼん」で「パーティ〜」が始まったとき、なんだか脇役がえらく渋くなってきたな、こういうの描きたくなったのかな…と思ったので、その渋いオジサンが主役になったこの作品を読んで嬉しかったです。
単行本の表紙も、この作品に合わせてキレイなオリーブ色です。



イエロー・リボン

グリーン・ベルベット

好きなのに、なんとなく本心を言い出せずにいる荘子と明生。
ほかの人とデートしつつも、お互いの様子をうかがっているのだが…

相手との距離をうまくつかめずにくっついたり離れたりする二人、というのは小椋冬美の描く恋のテーマなんじゃないかと思います。
愛する人を前に心揺れる描写にはなんともいえない雰囲気があります。



デイジー

はじめて訪れた男友達の部屋。
ワインを飲んだあと、屋上へ出てピクニックの約束をする二人。

小椋冬美は「屋上・晴れの日」というシチュエーションをほんとによく使う。
ここに出てくる男の子には、なんとなく彼女が80年代によく描いてたバンド少年の面影があって、読んでて懐かしいです。
「おれ 1度だけ池谷さんに電話したことある」
「でも 留守だった」
「そん時 1度だけ」
「へへ」(こっちを向いて笑う)
この一連の男の子のセリフ、好きです。



夏の休暇


あなたの青空

初めてお見合いをした美智子。
あまり気乗りしていなかったこともあり、話はまったくかみ合わなかった。
しかし相手の男性はまた会いたいと言う。



スイート・ミュージック


スイート・ミュージック(ACT1〜4)

ピザ屋のダニーは、年上のエリオラに片思い。
はじめは気まぐれでデートの約束をしたエリオラだが、彼の一途な態度に戸惑いながらも心を開いていく。


リップス

マンションの隣に住む男性と、ひょんなことから一夜を過ごした主人公の物語。


薔薇色のお酒(ACT1・2)

作家の大柴先生のところに派遣されることになった、家政婦のゆり子。
ひかれあいながらも恋に不器用な二人は、距離をおいてのんびり一緒の時を過ごす。



マルガリータ


マルガリータ

失恋してヤケ酒を飲みに入ったバーで、藤子は開堂さんと知り合った。
最初の印象はあまり良くなかった二人だが、会話を交わすうちにひかれあってゆく。

「キール・ロワイヤル」シリーズの一作目(クイーンズコミックス「キール・ロワイヤル」にも再録されてます)。OLとお弁当屋さんの恋物語です。女はますます豊満に、男はますます哀愁背負った姿に描かれるようになりました。
藤子が笑ったり泣いたり眉しかめたりする表情がすごくストレートに描かれてて、女の私から見ても愛らしく感じられます。
彼女のファッションも見所。最初に着てるベビードール風のワンピースなんてすごく可愛くて、同じようなのが欲しくなってしまいました。
一方、昼間はエプロン姿で働く開堂さんが、バーに出かけるためにネクタイを着ける仕草には、オトナの色気がほんのり漂っています。



春に降る雨

とあるパーティで知り合った理珈子と大沢さん。お互いの性格が災いして、まだ恋人同士とまではいかない。
理珈子は彼の私生活が気になって仕方ないのだが、意地っ張りなためなかなか踏み込むことができずに悩んでいた。

なんとなく、モノローグやセリフに小椋冬美らしからぬものを感じる一作。
どこがどうと言われると説明しづらいのですが、妙に現代的なのです。(別に流行語使ってるとかじゃないですが)



蜂蜜

クリスマスが近づいてきた。一人暮らしの老婦人は、ツリーの飾りつけ用の箱の中に、昔恋人からプレゼントされた美しいオーナメントをみつける。彼女はそれを眺めて、なかなか素直になれなかった当時の苦い思い出にひたるのだった。

マダムと若いメイドさん、そして窓の外に見える一組の恋人たちだけで進行する物語。
昔も今も強情っぱりで無愛想なマダムと、元気で気の強いメイドさんの組み合わせが楽しい一作です。



ひまわり

奥さんを亡くした子持ちの男性を好きになった久美。
しかし久美の告白を受けた彼のほうは、困惑して断ってしまう。

昼下がり、公園のベンチでの二人の会話を描いた掌編。


ラ・メーラ

上記「ひまわり」の続編。
久美は愛する人の生活すべてを受け止めたいと考え、思い悩む。

小椋冬美の描く子供を久々に見た気がします。相変わらずかわいいん。


サファイア

男との不毛な関係に終わりを告げる女の物語。

色鉛筆?で描かれた表紙が印象的な一作。


真珠の夢

仕事の合間のひととき、ちょっとした時間を共有する恋人たちの物語。



バランタイン (1・2)


バランタイン(Part1〜12)

社長に拾われて、デートクラブに勤めることになったアキラ。
不器用でウソがつけないタチの彼だが人気は高く、指名客は引きを切らない。
しかし客の中には事情を抱えた女性も多く、さまざまな問題がアキラにふりかかる。



彼女の生活


彼女の生活

いつもと違う妻の様子に不審を抱き、思い切って尾行を試みた夫の一日。


ミス・ブロンデルの場合

ひっつめ髪に黒ブチ眼鏡、お堅いと評判のモエットは、熱心に誘いをかけてくる同僚の言葉に耳も貸さない。
しかし、毎日楽しげに暮らす隣人のミス・ブロンデルと知り合い、しだいに心を開いてゆく。


楽園の果実

パーティで印象的な眼をしたヴィクターに出あったホリー。まわりは無口な変わり者と評するが、彼のことが気になり始める。


今宵あなたと

群がる美女には目もくれず、人形ばかりを愛するオーガスト。ある日大切にしている人形にそっくりな売り子をみつけた彼は、せっせとその花屋に通いアプローチする。


ひらひらと

夜の街で心ひかれ声をかけた男の子は、自分が勤める学校の生徒だった。二人は昼下がりの公園でデートする。



天のテラス (1〜3)


天のテラス

日々のささいな心のふれあいを描いた短編集。



ローズ・ガーデン


ローズ・ガーデン

プランタン

エンジェル・ブレス

ダージリン

月の記憶



キール・ロワイヤル


キール・ロワイヤル

バーで出会った男と女の物語。
詳しい感想はこちらにあります。


ヘヴンズ・ドア

(01/10/22)




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