質的比較分析(QCA)のソフトウェア
Tosmana
Tosmanaは通常の2値データのQCA(csQCA)だけでなく、多値データのQCA(mvQCA)も行えることが特徴です。クラスター分析やベン図などの視覚的表現にも気を配ってあり、使いやすいソフトとなっています。csQCAを行うときには、このソフトを最初に試してみるとよいと思います。現在はまだWindowsのOSでしか利用できません。
- ソフトのダウンロード
- マニュアル日本語版
リンク先のホームページ(英語)の右側のメニューで「Download」をクリックし、そのページ内の「Download TOSMANA 1.3.1」をクリックしてください。
fs/QCA
fs/QCAは、ファジィ集合を用いた質的比較分析(fsQCA)を行えることが特徴です。通常の2値データのQCA(csQCA)の分析もできます。整合度(consistency)や被覆度(coverage)を計算してくれたり、必要条件・十分条件関係を調べるための散布図を簡単に描くことができたりと、fsQCAの最新の議論に対応しています。
- ソフトのダウンロード
- マニュアル日本語版
リンク先のホームページ(英語)の左側のメニューで「Software」をクリックし、そのページ内のfsQCA 2.0のDownloadのところの「click here」をクリックしてください。
統計ソフトRのQCAに関するパッケージ
Rはフリーの統計ソフトです。Rでは、様々なパッケージを導入することで機能をどんどん拡張することができます。そのうちの1つがQCAのパッケージです。Rは基本的にはコマンドを打ち込んで操作するのですが、R CommanderというパッケージではGUI(マウスでメニューをクリックして操作する方式)を実現しています。QCAのパッケージにも、このR Commanderを利用してGUIを導入したバージョン(QCAGUI)があります。このパッケージでは、csQCAだけでなく、mvQCAも行うことができます。Rは統計ソフトなので、他の分析手法との連携がとりやすいことが利点です。
- ソフトのダウンロード(windows版)
- QCAに関するパッケージの導入方法
- Rの操作方法
- GUI版パッケージのマニュアル(英語)
リンク先のホームページ(英語)の一番上にある「Download R 2.10.1 for Windows」をクリックしてください。
R を起動し,メニューから「パッケージ」→「パッケージのインストール」と選択します。ダウンロード先のリストが表示されるので、「Japan (Tsukuba)」を選択し、「OK」をクリックしてください。パッケージのリストが表示されるので、GUI版を使いたいなら「QCAGUI」、コマンド版を使いたいなら「QCA」を選択して、「OK」をクリックしてください。その後Rで、「library(QCAGUI)」というコマンドを打ち込むと、「Rcmdrが利用する次のパッケージがありません」という警告表示が出ることがあります。この場合は「はい」をクリックして、次に表示されるボックスではそのまま「OK」をクリックしてください。以上でQCAに関するパッケージがインストールできます。
Rの詳しい操作方法は、当ホームページのリンクにあるような、Rの使い方を解説したサイトを参照してください。
統計ソフトStataのfuzzyコマンド
統計ソフトStataでも、csQCAやfsQCAが行えるようになりました。統計的な検定の手法も取り入れられています。Stataは統計ソフトなので、他の分析手法との連携がとりやすいことが利点です。また、WindowsだけでなくMacでも使用が可能です。
- 導入方法
- マニュアル
Stataで「findit fuzzy」で検索して、adoファイルをインストールします。
開発者による次の論文(英語)を参照してください。Longest, Kyle C. and Stephen Vaisey (2008) fuzzy: A program for performing qualitative comparative analyses (QCA) in Stata, The Stata Journal vol.8(1), pp.79-104.
その他
ソフトウェアの簡単な紹介はCompasssのページにもあるので、参考にしてください。