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ゲーマーズマップ 第 98回
常磐線
日比谷線
千代田線
東武伊勢崎線
北千住 東京都足立区
両毛線
東武伊勢崎線
足利
足利市
栃木県足利市

探検日: 2004年05月01日

冒険前のできごと:

最近、ランダム旅行用のダーツを、念願の100円で買うことができました。
(100円ショップのダイソーでした。なかなか先が針になっているのがなくて…)
壁に関東周辺の地図を貼って、一つ矢を取って投げてみました。

刺さったところは、栃木県の足利市と佐野市の間のあたり。
かろうじて足利市に刺さっています。

というわけで、今回の行き先は、栃木県足利市です。


SCENE 1  北千住

足利には、東武伊勢崎線を使います。
両毛線で行くのもいいのですが、お金がかかりすぎて…。

ちょっと時間があったので、ちょっと半端だった北千住を探訪することにしました。
今回は事前に調査しています。

事前調査では、駅東口には店はないということが分かっています。
僕は駅西口から、西に向かって行くことにしました。

改札を出たところに記念スタンプ台があったので、ちょっと押してきました。

ここがあの松尾芭蕉の旅立ちの地だったんですか。
だんだん自分の旅行がひそかに松尾芭蕉縁の地巡りになりつつあります。

 

この前は夜だったのでよく分かりませんでしたが、商店街は広々としています。

事前調査では駅の西口を左にちょっと曲がったところにゲームセンターがあるようでしたが、残念ながら見つけることができず、あるのは風俗店ばかりでした。

そこから西に向かっていくと、やがて「トポス」というスーパーマーケットがみえてきました。
前回の調査では「トップス」って書いてました。恥ずかしい…。)
この前の南北にある通りは商店街のようです。

その商店街の通りを北に進んでいくと、事前調査では見つけられなかった「トップテン」がありました。
いや、実は前回見てたんですけどね。

店はやや狭く、PS,GBAが多く、PS2,FC,DC,GBがまあまあ、SS,MD,PCE,NG,WSはちょっとといった具合。
FC「スペランカー」箱説なしは1980円でした。

その商店街をまっすぐ北にむかい、駅前大通の方を歩いていくと、ブックオフが見えます。
実はここも前回見てたんですけどね。
2Fにつたや、3Fにブックオフがあります。
店はやや広く、ゲームもちょっとあるのですが、下りエスカレーターがなく行きにくいのが難点。

ブックオフより北は、すでに前回見ており、時間がなくなってしまうので、見ていない店を優先するため、そのブックオフの角を西に曲がることにしました。
途中イトーヨーカドーがありましたが、ゲームコーナーはありませんでした。

その先の国道4号線沿いに、北にちょっと行くと小さな古本屋「カンパネラ書店」がありましたが、探しているようなものはなさそうだったので素通りしました。
ちなみにこの本屋は「トンフク」という看板を出しているので紛らわしいです。

そこからさらに北に行き、信号を西に曲がって進んでいくと、「ソフトステーション」という本当に小さなゲームショップが見えてきます。

店を見て目に付くのが、「新作(2ヶ月以内)はヤフオクの87%価格で買い取り」という窓にビニールテープで書いた宣伝。
とうとうヤフオクが参考価格になってしまいましたか…。
しかも「ヤフオク」という言葉が一般化しているのか…。

どうやらインターネット販売をやってそうなゲームショップです。
店内も商品は少なく、PSのゲームと攻略本、あとゲーム機本体が少しだけあります。
しかし値段は安いです。

その後、4号線沿いにゲームセンターがあるらしかったのですが、見つかったのは潰れたパチンコ屋でした。
さっさと駅に戻って行くことにしました。


SCENE 2  足利

足利市駅に到着しました。
足利といえば銀行…もとい学校が有名ですね。
まずは、足利市駅の南側の調査済みの店を調べてから、足利学校へ行くことにしました。

駅前には観光バスが何台か止まっていました。
どうやら「足利フラワーパーク」に行っていた人たちのようです。

今の時期は藤の花が見ごろを迎えていて大混雑していると聞いたのですが、電車での最寄り駅は、JR両毛線の足利駅の隣の「富田」です。 

 

さて、駅前にはあまりお店がなさそうなので、西側を通っている国道293号線沿いに出ました。
するとすぐに見えたのが、イトーヨーカドーです。
イトーヨーカドーにはゲームコーナーが2Fにあるのですが、ビデオゲームはありませんでした。

その斜め前には、「ブックオフ」が見えます。
店は広くゲームも少しあります。
健康ランドやコジマ電器、アピタやワンダーグーも近くにあって買い物ついでには便利ですね。

さて、次にその「アピタ」を見てみました。
4Fにはゲームコーナー「ナムコランド」がありますが、やっぱりビデオゲームはありませんでした。

続いて、その道路を挟んだ向かいにある「ワンダーグー」を覗きました。
最近できたような感じで、店も広々としていて非常に見やすくなっています。
品揃えもなかなか良く、PS,PS2,GBAが多く、FC,SFCはそこそこ、DCはまあまあ、SSはちょっとといった具合でしょうか。
ちなみにここもスペランカーは1980円でした。

ちょっと遠いのですが、続いては「クウム」という店に向かいます。
国道293号線の西隣の道路をまっすぐ南下します。
(ちょうど足利市駅の西側の道路です)
もしかすると、足利市駅より、一つ手前の東武泉駅の方が近いかもしれません。

クウムという店は「COOM」と書かれた看板があり、中は普通のファミコンショップチェーン店並の大きさです。
なんと普通のゲームショップでは珍しく、「メタルスレイダーグローリー」や「くにおくん」シリーズの箱説つきを非売品として置いてあります。
さらには初代ファミコンで「ディグダグ」を試遊台としておいてあります。
よく「ファミ魂野郎」などのコンパチゲーム機での試遊台はあるのですが、本当の初代のファミコンでの試遊台は珍しいです。
(ちなみに隣には「ファミ魂野郎」で「エレベーターアクション」の試遊台を設置しています)

品揃えの方は、FC,SSがわりとたくさん、SFC,N64,GBA,MD,DC,PS,PS2,NG,パソコンソフトがまあまあ、PCEは少しといった程度です。
レアなゲームは多いのですがその分値段も高く、FC「スペランカー」は3980円、アイスクライマー箱説つきは6800円、MD「モンスターレアVI」は3500円であります。

なおビデオゲームやプリクラコーナーもありますが、4台あるビデオゲームの一つが「天地を喰らうII」なのは、やっぱり店員がこだわっているからでしょうか。

なかなかスゴイゲームショップを見せてもらいました。

 

さて、これからは足利駅の方を探訪します。

来た道を北に向かって引き返し、足利市駅を抜けて、渡良瀬川を渡ると、すっかり門前町の雰囲気です。

ここでちょっと一息、ゲームセンター「カーニバル」を発見したので、ちょっとゲームでもして休んでいくことにしました。

割といまどきの感じのゲームセンターで、ビデオゲームは50円、30台ほどありました。
ダライアス外伝は時間がかかるので、ここでは「沙羅曼蛇」をプレイすることにしました。

しかし僕は3機を全て4面で潰してしまいました。
「ライフフォース」ならスコアによるエクステンドがあるから楽なんだけどなー。
ちなみに僕は「ライフフォース」の方が好きです。Thunderbolt最高!

沙羅曼蛇をやっていたら、時間がなくなってしまいました。
さっさと足利氏宅跡と足利学校を見て帰ることにしました。

ゲームセンターの前にある、まるで門前横丁みたいな通りを通って、大きな寺の門に到達しました。
このお寺の名前は、ばんな寺
漢字で書くと面倒なので案内もひらがなになっています。
ここは室町幕府を開いたとされる、足利氏一族の住居跡があるということです。
跡地には何もありませんが、お寺は立派なものです。
1クレジット投入し、お参りました。

いよいよ、足利学校に到達です。
ちょっと回り道したような感じですが、案内に沿って300mぐらい歩いていくと、建物に到達しました。
しかし残念ながら来る時間が遅かったようです。
もう既に閉館しておりました。

でもせっかくだから入り口の写真だけは取っておきました。

 

足利学校の脇には、何故か絵画用品のお店があり、イーゼルが飾られています。
さらにその近くに、何故か「中西尚古堂」という中国書籍・アクセサリーのお店がありました。
この店は事前調査で「古本」で引っかかったのですが、中国グッズとはなかなかおもしろそうな店ですね。

足利駅に到着しました。
最後の最後に、記念スタンプを押して、この地を後にしました。 

帰りには、バッチリ車窓から「足利フラワーパーク」を見てきました。
すごく綺麗な藤棚でしたが、それよりも人の頭の方が目立っていました。
なんと、車窓から「足利フラワーパーク」をカメラで撮影するという乗客もいました。


冒険の終わりに

とうとうダーツによるランダム旅行が始まりました。
今回はその一回目として、足利市を見てきました。

足利に行く前に見た北千住は、やっぱり乗り換えついでに見るのが良いでしょう。
ゲームショップはトップテンでまあまあゲームセンターは前回みたオモロンがやや大型でよさげ古本はコミック館とブックオフで大体カバーできる、といったところでしょうか。
他の店も余力があれば行ってみてくださいな。

今回のランダムポイントの足利は、今回はあまり時間がなく、足利学校と事前調査したショップの一部を見ることはできませんでした。
次回ここに矢が刺さったら、今度は足利学校を見つつ、足利駅周辺を見てみたいと思います。

行き方としては、都心から行くなら東武伊勢崎線の方が、安いし乗換えが少ないのでオススメです。
時間もこっちの方が早い場合があります。
東武伊勢崎線の足利市駅とJRの足利駅はやや離れていますが、1km以内で十分歩ける距離だと思います。
雨の日とかは大変かもしれませんが、バスやタクシーを使ってもJRで行くよりは安いです。

さて、街の特色ですが、観光名所は日本最初の学校「足利学校」をはじめ、結構あります。
青春18きっぷが出るあたりは、「栃木で山本有三記念館→佐野でラーメン→足利で足利学校…」といった、両毛線で観光巡りをするのも面白いんじゃないでしょうか。
ゲームショップは量の「ワンダーグー」とレアソフトの「クウム」で結構恵まれておりますが、クウムは東武泉駅の方が近いかも。
ゲームセンターも「カーニバル」で十分いい感じ。
ただ古本はブックオフ程度しかないのが残念。
でも、まだ全部調べたわけじゃなく、これから他にもショップがあるので、さらに評価がよくなる可能性があります。
一応、JR足利駅は足利学校などの観光名所に近く、足利市駅はショッピングセンターなどの郊外型大型商店に近くなっていますが、前述の通りあまり使い分ける必要はないと思われます。

 

さて、あと2回で、この冒険の記録も100回を迎えます。
100回記念はどんな旅行にしようかなぁ〜。


今回の収穫:

なし

プレイしたゲーム:

沙羅曼蛇 (カーニバル) ¥50


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