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ゲーマーズマップ 第 242回
京浜東北線 蕨駅 埼玉県蕨市
日光線
東武日光線
日光駅
東武日光駅
栃木県日光市

探検日: 2008年07月20日

冒険前のできごと:

今日は待ちに待った(?)夏の青春18きっぷの利用開始日です。
そこで、ダーツ旅行で当てたもう一つの場所を巡ることにしました。
その行き先は、日光駅です。

日光といえば、以前車で通りかかり、「いずれは誰かを連れて行きたい」と言っていたのを思い出しました。
結局僕一人でいくことになってしまったか…。

 


SCENE 1  蕨

ちょっと野暮用があったので、それを片付けていたら午後になっていました。

せっかくだから、ひぐらしの声でも聞いてみようか。
都会にはいないようだし。

ということで、わざと時間を遅らせ、夕方の夕暮れ、午後6時ぐらいの到着を目指して時間を調整することにしました。

今回は電車なのであまり遠くには行けないのと、まだ完全には探訪しきってないと思い、蕨で時間をつぶすことにしました。
といっても1時間弱だけどね。

今回は蕨駅の西口に出ました。
東口ほど栄えていませんが、この前の太田駅の南口よりはマシです。
まずは時間つぶしの定番 、ゲームセンターを探しましたが、見つかりません。
その向かい側の古本屋も見つかりません。

その代わりというわけではありませんが、駅西口に隣接してある「つたや」で中古ゲームソフトも扱っていることが分かりました。
早速向かってみました。

ゲームショップ「つたや蕨駅西口店」は中規模のゲームショップで、1Fにあります。
品揃えは、古CDはたくさん、DS,PS2,PSP,XB360はそこそこ、GBA,GC,Wii,PS,XB,WSは少し、といったところです。
店の右奥の隅の方にゲームソフトのコーナーがあります。
品揃えはそれほど多くはありませんが、意外とGBAのゲームがありました。

ここでは、「沙羅曼蛇ポータブル」1980円 で買いました。
最近ベスト版が出て安くなったので、買おうと思っていたら1000円も安かったので、1000円 の貯金です。
ついでにつたやのポイントも貯まったので、38円 分も貯金に回そうかな。

さらに南にあるというゲームショップを探しに、僕は南に向かおうとしました。
すると、それとは別に古本屋を発見しました。
名前は、「森のしずく 」。
先ほどの向かい側の古本屋とは、この「森のしずく」という古本屋でした。

古本屋「森のしずく」は小さな古本屋で、1Fにあります。
品揃えは、マンガはそこそこ、一般書は少し、といったところです。
店名に合わず、ややアダルトチックな古本屋です。

その後、ここから南西にあるらしいゲームショップを探してみましたが、見つかりません。
何せ数年前の調査記録だからねぇ。

時間もないので、駅に戻ろうと北に行くと、古本屋「旭書店」が見えました。
事前調査よりも南東のような気がしますが…。

古本屋「旭書店」は小さな古本屋で、1Fにあります。
品揃えは、マンガ,一般書はそこそこ、といったところです。
昭和40年代のマンガ本だけでなく、江戸時代辺りの古い書物や絵画まで扱っている、本格的な古本屋 です。
ややアダルトモノも目立ち、春画と思われるようなものまでありました。
古本屋マニア(いるのか?)にはオススメできそうな店ですが、ゲームソフト等はありませんでした。

もうこんなところで時間が来てしまいました。
僕は駅に戻りましたが、それでも性で駅前の商店案内板を見てしまうのでした。
その中には、なにやら北に古本屋が1軒あるようでした。
「○○○○屋 」という、ひらがな4文字のようですが、あわてていたので失念してしまいました。
そうして京浜東北線に乗り、北へ向かうのでした。

 


SCENE 2  日光

宇都宮線で宇都宮駅まで行き、日光線に乗り換えました。
途中乗換えまでに時間があったので、宇都宮駅近辺の金券ショップで金券を買いました。
290円の貯金です。

さて、日光線は車両に、茶色の地に金色の文字明治チックなエンブレムが貼られています。
その関係なのか、駅名表示も白地に黒の札ではなく、茶色の地に金色になっています。
エンブレムに描かれている建物は一体何なんだろう。

日光線に乗ると、なんと今時珍しい手動開閉ドアになっています。
手動といってもボタンで開け閉めするタイプではなく、本当に取っ手に手をかけて引く、一昔前のようなもの になっています。
最近はほとんどがボタンになっているので、ちょっとびっくりしてしまいました
エンブレムとか駅名表示とかに金をかけるんだったら、こっちにも回してくれよな〜、と言う声も聞こえてきそうです。

ちなみに、電車の本数は1時間に1,2本と、東北本線の黒磯以北よりちょっと少ない間隔になっています。
東京から来る人は、確かに東武日光線の方が便利そうですね(直通している列車もあるし)。

さて、日光線に揺られ、だんだん森となっていく車窓の風景を眺めていると、 雨が降り出してきました。
いわゆる夕立ってヤツです。
夏の天気は良く分からないものですねぇ。

 

夕立の最中、終点の日光駅に到着しました。
日光駅はなかなかしゃれたつくりになっており、日光には御用邸があって以前天皇陛下が来たことがあったためか、専用の部屋が用意されています。
まるで黒磯駅のような感じでした。
とりあえず、駅のスタンプを久々に押して観光客気分。

一方、駅を出てみると、店がほとんど営業していない、まるでゴーストタウンと化したような駅前の街並みが迎えてくれました。
雨が降っていたので、余計に貧相に見えてしまいました…。
これで観光名所でいいのでしょうか…。

僕は目的を達成するため、駅から北に向かって歩いていきました。
すると、東武日光線の東武日光駅が見えてきました。
こちらは先ほどの日光駅前とは違い、お土産屋が軒を連ねて、雨でも元気そうに営業しています。
これは東武グループが観光地としての開発に努力しているからでしょうか。

ここから東照宮までは歩いて40分ぐらい。
僕はせっかくだから、歩いていくことにしました。

急な雨で相合傘になっているカップルや、地図を片手にタオルを被って雨避けにしている外国人観光客とすれ違いながら、国道を北に進んでいきます。
するとやがてひぐらしの鳴き声が聞こえてきました。
こんな雨なのに、セミは短い生涯のために鳴くんだなぁ。

そうしみじみ思って歩いていくと、やがて神橋に着きました。
ここら辺はもう渓谷のような山の中で、うっそうと生えている杉などの森の中に、神々しい鳥居があります。
どうやらここが東照宮、そして二荒山神社のようです。
とても神秘的な雰囲気です。
僕は参道の坂道を登っていきました。

やがて、坂の上には東照宮の入り口に面した大型駐車場に到達しました。
しかし終業時間が来てしまったため、もう車は1台しかありません。
もうこれ以上は入れないようでしたので、僕はあきらめてきた道を引き返しました。
夕立と木立から来る湿気と、ひぐらしの大合唱とともに。

もう靴の中まで濡れてきました。
ちょうどバスがあったので、僕はそれに乗り込みました。
そして難なく、東武日光駅に到着。

東武日光駅に到着し、せっかくだから名物ゆばラーメン(?)でも食べようと思ったのですが、営業終了していたり席が空いてなかったりで食べることができませんでした。
しょうがないので、近くの民家風なそば屋(またか!!)で簡単に食事をしました。
ざるそばをすすって600円の支出。
僕は多分江戸っ子気質があるのか、さっさとそばをすすって誰よりも早く店をでました。
味はそれほどでもなく、ちょっと失敗したと後悔しました。

残り400円です。
もう午後6時を回り、営業している店も少なくなってきたので、僕は近くのパン屋で電車の中で食べるお菓子やジュースを買いました。
これで何とか1000円をクリアです。
ちなみに事前調査どおり、ゲームショップ等はありません。

日光駅に戻ると、次の電車まであと30分ほど時間がありました。
そこで気づいたのですが、どうやら日光線に貼ってあるエンブレムの建物は、この日光駅のようです。
確かに天皇陛下のゆかりもあることだし、珍しい建物ですからねぇ。
それにしてもやっぱり駅前の寂しさは何とかならないんでしょうか

もう靴の中まで濡れてしまったので、僕はこれで帰ることにしました。
全く、晴れていれば宇都宮とか鹿沼とか見てみたいのになぁ。

 


冒険の終わりに

今回は前半で、蕨駅の東側を見てきました。
まだ北や西の離れたところにはゲームショップ等があるようですので、いずれ行ってみたいですね。

一方、後半の日光の冒険はちょっとトホホな旅行になってしまいました。
まあ、目標をクリアできたし、ひぐらしの声を聞けたことだし良しとするか…。


今回の収穫:

沙羅曼蛇ポータブル (つたや蕨駅西口店) ¥1980

プレイしたゲーム:

なし


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