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ゲーマーズマップ 第 223回
野岩鉄道 男鹿高原駅 栃木県日光市
野岩鉄道
会津鉄道
会津高原尾瀬口駅 福島県南会津郡南会津町
会津鉄道 会津田島駅 福島県南会津郡南会津町
会津鉄道 弥五島駅 福島県南会津郡下郷町
会津鉄道 塔のへつり駅 福島県南会津郡下郷町
会津鉄道 湯野上温泉駅 福島県南会津郡下郷町

探検日: 2007年11月04日

冒険前のできごと:

今回は10月のダーツ旅行です。
行き先は、福島県南会津郡桧枝岐村になりました。

 桧枝岐村は福島県側の尾瀬への入り口で、山の中にある村です。
面積は広そうですが、ゲームショップ類は事前調査では見つからず、駅もありません。

結局10月中は所用で行くことが出来なかったため、11月のダーツ旅行の行き先も決定します。

行き先は、栃木県日光市になりました。

桧枝岐村の南隣じゃないか!

日光市は近隣の町村と合併し、栃木県の4分の1もの面積になりました。
それに伴い、駅も日光線、東武日光線、東武鬼怒川線、野岩鉄道を見なくてはなりません(といっても未探訪のものだけですが)。
忘れてはならないのが、完全に未探訪のわたらせ渓谷鉄道の、旧足尾町の駅。
足尾町も日光市に編入したため、こんなところもターゲットに入ったのです。
それでも、ゲームショップ類は旧今市市周辺に密集しているので、まだ楽ですが…。

まずは、10月の目的地である、桧枝岐村に向かうことにします。
場所は会津とも呼ばれる場所で、雪が心配ですし…。


 

まずは東北道で西那須野塩原ICまで行き、さらに国道408号線沿いに西に向かって、以前来た事のある国道121号線との交差点を北に曲がります。

以前塩原に行ったこともあり、すごい山道が予想されましたが、思ったよりも坂は急ではありません。
そうして近くにあった駅、男鹿高原駅を目指しました。

近くには駅の方向を示す標識などはありません。
パソコンGPSと地図ソフトでの情報によると、左に曲がり、近くにある林道のようなところを上っていくようです。
最初は舗装された幅の狭い道路でしたが、やがて未舗装になり山道のようになってきました。
民家も入ってきてすぐに数軒あった程度で、もはや田畑も見えなくなりました。
そこへ、野岩鉄道の変電所みたいな施設があって、その奥にようやく駅が見えてきました。

道の左側に駅があり、右側に車を止めるスペースがあります。
ただし 車を止めるといっても舗装はされておらず、荒地です。
周囲には民家はおろか、自動販売機すら見つかりません。
この先にも未舗装の林道が続いていますが、いったいどこに行くんだろう?

とまあ、こんな感じで本当に山の中にある駅です。
良くこんなところに駅を作るなぁ。
しかも男鹿高原という駅名も不明なままです。
ちなみに、ずっと「おがこうげん」と呼ぶのだと思っていましたが、正式名称は「おじかこうげん」でした。

 

さて、さらに国道121号線を北に行くと、横川関所跡 という場所がありました。

横川って、あの群馬と長野の県境の?
確かあそこにも関所跡があったなぁ。

それとは関係があるかは分かりませんが、そこもやはり小さな社がある程度で、ちょっと通るときに車窓から見ただけです。

さらに先には道の駅がありました。
と言ってもトイレと自動販売機しかない休憩所のようなものですが。
ちなみにこのあたり、辛めの高原大根やかぶが名産 のようです。
機会があれば帰りに寄ってみようっと。

さらに国道121号線を北に進み、栃木県と福島県の県境を越えました。
ここから先は南会津町となります。
目的の桧枝岐村は、ここから西に30kmほど離れています。

しばらく行くと、今度こそ本当の道の駅、「道の駅たじま」があります。
しかしそこはすごい車の山。
行楽日和で、早めの紅葉でも見に来たんでしょうか。

道はそこそこ広いのですが、徐々に山道が厳しくなってきました。
やがて国道121号線と国道352号線の分岐点を西に曲がり、国道352号線を伝って桧枝岐村を目指すことにしました。
まだ桧枝岐村まで50km遠いなぁ。

しばらく進むと、道の東側に会津高原尾瀬口駅の看板が見えてきたので、入ってみました。

この駅は野岩鉄道と会津鉄道の連絡駅になっており、立派な駅舎(駅舎と連結したレストハウス?)があります。
車を止めてレストハウスに入ってみると、まるでドライブインのように飲食やお土産などが揃っています。
ここではトイレを借りて、颯爽と出ました。

さらに東へ進んでいくと、道が細くなり、坂の勾配の変化も急になっていきます。
ところどころ絶景 が見られるのですが、運転しているのでとてもそんな暇はありません。
やがて国道352号線は国道401号線と交差・合流します。
目的の桧枝岐村はこの交差点を南に曲がったところです。
それでもあと30km…。

 

国道352号線を南下していくと、やがて雪が全くないスキー場が見えてきました。
さらに南にいくと、とうとう桧枝岐村に入りました。
喜んでいると、またもやスキー場 がみえてきました。
この向かいには温泉施設やお土産店があります。
ここで1000円分を使ってしまっても良かったのですが、僕はせっかくだから尾瀬と呼ばれる場所を探訪してみたいと思いました。

とは言っても、尾瀬は「夏の思い出」というだけあって夏に来るところだと思っています。
また観光客もいっぱいいそうだし、僕は近くにある「ミニ尾瀬公園」に行きました。

やがて桧枝岐村の市街地に入り、さらに西に向かうと民家がまばらになってきてさらに北に行くと「ミニ尾瀬公園」に到達しました。

車を止めて、川に渡された橋を渡り、園内に入っていきます。
正直僕は公園の敷地や建物にある展示場などはどうでもよく、売店だけ見られればよい と思っていました。
受付の係員に「売店だけ見たいのですが、入場券は必要ですか?」と聞いたところ必要と言われたので、僕は300円を払って園内に入りました。
あと700円。

その売店は受付のすぐ裏の建物になります。
売店といっても食品のお土産のようなものはなく、マグカップや絵葉書などが置いてあります。
あと700円という目標もそうですが、特に今の自分には必要ないので買うのをやめました。

その売店の上には何かの写真展があったので、ざっと見てみました。
しかし会津では石油ストーブを暖房に使うところが多いようですね。
さっきの会津高原尾瀬駅もそうでしたが、これまで見た所は全て石油ストーブが炊いてあり、独特の匂いを放っていました。
今年の石油の価格高騰で大打撃を受けなければ良いのですが…。

建物を出て、園内を流れる小川を渡り、南に行くと別の展示場があります。
底には尾瀬の美しい写真が多く飾られています。
やっぱり尾瀬は黄昏の頃が一番だよね。

建物に出て、軽く「夏の思い出」を聞いたあと、僕は園内を出ました。
駐車場の南側では何やら工事をしているのですが、何ができるんでしょうか。

ちょっともったいない気もしますが、僕はこれで引き返しました。
残り700円、さっき通りかかったスキー場ふもとの温泉とお土産で使うことにしました。

スキー場ふもとに到着しました。
何やら温泉施設がありましたが、やっぱりお土産で使うことにしました。

ここは雪国風の大きな食堂になっており、その一角にお土産が売られています。
ここでは、毒物のページで紹介できそうな「会津サイダー」3本と、どうやら名産がそばのようなのでそばおかきを買いました。
900円、これで目標は達成です。

 

引き返して国道121号線まで戻ってきました。
僕はなぜかちょっと「塔のへつり」という場所が非常に気になっていたので、北上してみることにしました。

途中いくつか会津鉄道の駅があるのですが、駅に行くのが目的ではないのでスルーしていました。
そんな中、旧田島町の市街地にある、会津田島駅までやってきました。

会津田島駅の駅舎は、とても私鉄のローカル線とは思えないほど近代的です。
お土産屋も多いのですが、残念ながらゲームショップ類はなさそうでした。

 

続いて、国道121号線に沿っていくと、下郷町という別の町に入り、やがて弥五島という駅を発見しました。
こちらは無人駅のような駅舎です。
民家がまばらにある程度で、事前調査どおりゲームショップなどはなさそうです。

やがて、道路が混み始めてきました。
県外ナンバーの車も多く見られるようになり、観光バスも多く見られます。

こ、こんなにスゴいのか!!塔のへつりって

塔のへつりの入り口となる道路との交差点は信号のないT字路で、渋滞していました。
入り口から先は、中央線も引いていないような細い道路に大型の観光バスが行き交います。
何度かくじけそうになりながらも、何とか会津鉄道の線路を渡って塔のへつりに到着しました。
ちなみに塔のへつりの駅舎は、ひっそりとした森の中にただずむ無人駅でした。

塔のへつり」はその線路の先の森の奥にあるようです。
駐車場といっても殆どが舗装されておらず、自然に踏み固められた土の上、森の木と木の間に止めるようになっています。
それでも車でいっぱいで、さっきの線路の手前の坂道の路肩に止めている車も多く見られました。
僕は幸運にも(?)止めることができましたが、ちょうど後ろに松の木があるところだったので、車の前頭部がはみ出た感じになってしまいました。
ちょっと後ろめたい気持ちで、僕は急いで塔のへつりを見ることにしました。

実際の塔のへつりへの入り口は、舗装されていない駐車場から歩いて100mほどのところになります。
こちらは舗装されていますが、人がいっぱいで車を止めるどころではなさそうです。
観光バスは殆どがこの入り口で観光客を下ろし、または乗せて、そのまま戻っていくようでした。
やっぱり人でごった返している状態でしたが、入り口の手前にはお土産屋やこけしの製造所なんかも何軒かありました。
ただ、これと言った名産物はなさそうでした。

塔のへつりは入場無料で、奥にある階段を降り、端を渡って崖のふちを伝って行きます。
まずは階段の上からその風景が見られるのですが、それがなかなかの絶景です。

おそらくこの下を流れる川の浸食によりできた地形のようですが、確かに塔のように見え、不思議な地形です。
あと青く澄んだ川も美しいです。
ちょっと紅葉の時期からは早かったようですが、それでも絶景で、観光客もたくさんいます。
きっと紅葉が色づく頃には、もっと混雑するんだろうな。

ちょっと滑りそうな階段を下りて、つり橋の入り口まで行きます。
それにしても、コンクリートでやや傾斜をつけた段になっており、冬だったら確実に滑りそうなのですが、どうなんでしょう。

そして、つり橋を渡っていきます。
つり橋なので、当然、揺れます。
おそらく都会から来たと思われる観光客は、恐る恐る渡っており、地元の人たちはそれをみてわざと揺らして遊んでいました。
もちろんつり橋から見える川の風景もなかなかのものです。

つり橋を渡り終えると、崖の縁にできた狭い道をつたっていきます。
まるで木の幹に外周に沿って虫が食ったような、崖側に手すりも何もないトンネル風の道になっています。
そんな道でも、行きと帰りで二車線になって通行しています。
横に幅のある人は要注意!!
あと、背の高い人は天井に頭をぶつけやすいので要注意。
しかし、落ちた人もいるんじゃないかなぁ。

無事抜けると、小さな社やら展望台がありました。
社の脇では、なにやらお守りやらお札やらが売られています。
神様の名前は忘れましたが、長寿に効果のあるお守りだそうです。
ここでは、1クレジット投入し、足早に戻りました。
本当はさらに先にいけるのですが、駐車場のことが気になっていました。
あと、さらに階段も急になっていきますので、お年寄りや足腰が弱い人は注意です。

再び入り口に戻ってきました。
お土産を買おうかと思いましたが、これと言った名産品は見当たりません。
こけしを買うといってもねぇ・・・。

結局、駐車場の近くにあった農産物直売所で「会津菊」を買いました。
一見何の変哲もない、白と紫の混じった小さな菊の花ように見えましたが、100円と安いので記念に買っていくことにしました。

一応車は無事でした。
再び帰路につく車の渋滞に巻き込まれつつ、国道121号線に戻りました。

しかし、すごい渋滞だな。
これでは日光方面に戻ると言っても、かなり時間がかかりそうだ。
しかも国道289号線は一方通行で白河方面にも抜けられないし…。

ということで、僕は北に進み、国道118号線を使って帰ることにしました。
しかし、あと30kmも北に進めば会津若松なんですね。
懐かしい。

北に行くと、湯野上温泉駅という駅を発見しました。

駅舎は田舎らしい茅葺の屋根で、ホームも昔風になっています。
正直温泉はさほど規模がないのですが、とても趣があります。

僕は近くに日帰り温泉で入れるところがないか探しましたが、車がとめられそうになかったので、あきらめました。

結局、僕は国道118号線を使って白河方面に戻り、帰路に就きました。
いろいろ探せば良いのですが、運転の疲れもあるので、特に寄り道せずに帰ることにしました。


冒険の終わりに

今回は南会津を探訪しました。
店も少なく、交通の便は決して良くはないのですが、自然の景観を満喫することが出来ました。
これから雪の季節になり、当分は行くことが困難になるでしょう。

一月遅れで10月のダーツ旅行の目的地は探訪完了したので、次は11月のダーツ旅行の目的地を攻略しなくてはなりません。
間違っても12月のダーツ旅行は、このような豪雪地帯にならないことを祈っています。

 

男鹿高原はスゴいところでした。
こんなところに誰が降りるの?っていうくらい周囲に建物がありません。
当然ゲームショップ類も見つかりませんでしたが、ここら辺で採れる大根が辛いというフォローを入れておきます。

会津高原尾瀬口は、名前の通り、福島県側から尾瀬に行く場合の最寄り駅になりますが、それでも50km以上離れています。
電車のみならず、車やバイクで行く人の休憩ポイントとしても最適です。
スキー場も周辺に多いのですが、豪雪地帯のようなので注意しましょう。

会津田島は、駅は立派で周囲に店は多いのですが、ゲームショップ類は見つかりませんでした。
しかし事前調査なしで行ったので、店はどこかにあるかもしれません。

塔のへつりは確かに絶景ですが、車で行くと時期によっては相当混んでいるし、電車はうまく時間をコントロールしないといけません。
行く時は、時期、時間、交通手段を考えましょう。

湯野上温泉は、温泉自体はさほどではなさそうですが、駅舎に風情があります。
興味がある人は塔のへつりと一緒に行ってみるのもいいのではないでしょうか。
なお、温泉に行くのであれば車はオススメできません。


今回の収穫:

なし

プレイしたゲーム:

なし


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