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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #248
オトメディウスX (XB360)

購入金額: 5980円箱説付

ゲーム内容
グラディウスの萌え擬人化で話題となった「オトメディウス」の続編。
今回は家庭用のみの発売で、「月風魔伝」「悪魔城ドラキュラ」をモチーフにした新キャラが追加された。
一部のキャラは有料ダウンロードにより使用可能。

H.Kuwanoの考察

1.ますますパロディウス化した本作

本作にはいろんなコナミのゲームのオマージュが出てきます。
グラディウスシリーズはもちろん、「XEXEX」「ツインビー」「ときめきメモリアル」なんかも出てきます。

本作から「月風魔伝」「悪魔城ドラキュラ」の主人公を女性化したキャラクターも出てきて、なぜかシューティングしていますし。

それよりもAKFさんに朗報だったのが、「パロディウスだ!」のオマージュでした。
最初は「パロディウスだ!」のネコ戦艦を女性化したキャラクターがゲーム雑誌の写真で出てきて、「あたり、よかったのう!」とKGRさんを称えつつ、悔しがっているようでした。

しかし、僕はWiki等で本作をサーチしているうちに、6面のボスに「ひかる&あかね」をモチーフにしたキャラが登場するという情報をキャッチしました。
それをAKFさんにミーティングで伝えたところ、次回のミーティングで未開封のまま持って来ました。

そうして6面のボスが登場、名前が違う悪役ですが、確かにその人でした。
戦闘前のデモで、「上でも下でもOKよ!」というセリフは、確か2Wayミサイルのパワーアップを装着した時のセリフです(本作でこの言葉の意味が良く分からないのは、僕が子供だからでしょうか)。
しかもBGMまで、よく聞いてみると彼女達の空中戦のテーマでした。

これにはAKFさんも感激し、

「コナミは忘れていなかったんだ!! ファンやってよかったー!!」

と感嘆していました。

「オトメディウスはパロディウスなんですよ。」

そんなKGRさんの言葉が、的中したひとときでした。

・・・一方、Nさんは吉崎観音氏のキャラデザと、5面ボスの藤崎詩織が気になっているようでした。

 

2.謎の3人同時プレイ

本作はグラディウス初(?)の3人同時プレイもウリであり、最初から3人同時プレイでゲームを始めました。
(萌えろ、もとい、もえろツインビーのパクりか、という声もありましたが)
案の定、カプセルの取り合いから始まり、弱い装備と見難い敵弾に見舞われ、次々とプレイヤーが離脱していきました。

・・・しかし、いくらやられても復活してきます。

どうやら、残機があるのは1Pのみで、2P,3Pは護衛という扱いのようです。

そうと分かれば、1Pにひたすらカプセルを取らせ、2P,3Pは敵機や敵弾に突撃し、1Pを守るプレイになってしまいました。

・・・こんなSTGでいいのだろうか・・・。

やがて、上下がつながって無限にスクロールするステージで、2Pと3Pに異変が発生しました。
ある一定の高さから上に移動することができないのです。
目の前には壁。
なすすべもなく壁に挟まれ離脱するのでした。

これは何?

謎のスクロール制限」と名づけられた現象は、我々のプレイ意欲を大きく削ぐものでした。


 

3.グラディウスとして微妙

プレイした感想は前作同様であり、グラディウスとして面白いか、と言われると、微妙という感じがしました。
これには他の人も同感でした。

理由を考えると、以下のものが考えられます。

  • 背景や展開にメリハリがない
  • 敵が少なく、破壊する爽快感がない
  • 敵弾が背景に溶け込んで見難い
  • 謎のスクロール制限

ミーティングでも、3人プレイで一通りの面をプレイした後、AKFさんが1周クリアしただけで終了となりました。

 

関連情報

オトメディウスG

本作の前作で、元はアーケードの家庭用移植版。
アーケードのタッチスクリーン操作を省き、新しいモードを追加した。

グラディウスV

本作とは趣が異なる、グラディウスシリーズの正式な続編。
連射、弾幕、さまざまなスクロール方向など、これまでのグラディウスシリーズとは異なる、現代風の横スクロールシューティング。
トレジャー製作ということが話題を呼んだ。


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