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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー # 185
宇宙生物フロポン君 (XBOX)

購入金額: 1000円 (箱説付)

ゲーム内容

飯野賢治率いるワープのデビュー作。
ぷよぷよに似た落ち物パズルではあるが、四角形に4つつなげると巨大なブロックになり、同色を消すと一緒に消えて特殊効果をもたらす点が特徴。
ワープは当初からおまけゲームをつけており、VJのように楽器の音に合わせて画面が変わる「ダンス天国」、コントローラのボタンを声に合わせて押す「旗上げ大学」、連射で痴漢オヤジに暴力を振るう「おやじハンター」が入っている。

H.Kuwanoの考察

1.値段は安いが、それなりのゲーム

本作はおまけも入って4800円という、当時としては安いほうのゲームです。
説明書でも飯野賢治氏が「メディアがCD-ROMになっても安くならないから4800円というゲームを作ってみました。」とありますが、残念ながらゲームの方も値段相応 です。
今となってはシンプルシリーズ以下の、100円ショップで売られているWindowsゲームや雑誌のオマケというのが相応しいレベルです。

 

2.おまけの方が面白い

本作も例に漏れず、本編よりもオマケの方が面白いです。
しかし、デビュー作からこれってどうなんでしょうか?

本作を面白い順に並べると、

旗揚げ大学 > おやじハンター > 本編 > ダンス天国

と言う順番です。

 

3.飯野氏自らによるBGM

本作のBGMはハウステクノチックなのですが、どうやら飯野賢治氏自らが作曲(演奏)したようです。
このBGMや効果音が後々のワープのゲームで使い回されることになるのですが、何度も聞いているとちょっとしつこく感じます。

 

4.「おやじハンター」ってどう?

しかし、「おやじハンター」っていう呼び名は「おやじ狩り」を思わせるネーミングであまりよくないと思うのは僕だけでしょうか。
せめて「痴漢ハンター」とかにすればいいんじゃないでしょうか。

関連情報

フロポンワールド(仮)

3DOで出た本作の続編。
ルールが追加された本編に加え、オマケもパワーアップ。


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