Prev Back  Next

ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー # 181
ウィザーズハーモニー (Windows)

購入金額: 210円 (箱説付)

ゲーム内容

プレイステーションやセガサターンで発売された同名の育成(恋愛?)シミュレーションゲームをパソコン(Windows用)に移植。
移植に際してBGMがパワーアップし、一部のキャラクターの声優が変更されている。
また、オマケもついており、ファンには堪らない内容となっている。
ファンタジー世界の学校で、魔法の部活を存続させるために主人公が奔走する。
まずは10日間で部員をスカウトして6人以上の部活にし、あとは1年間メンバーを育成し、3回行われる魔法技能検定に合格させて部活を存続させる。
時々イベントが発生し、選択肢に応じて好感度が変わったりする。
ちなみにジャンルは「育ベンチャー」というが、なんということもない育成シミュレーション。

H.Kuwanoの考察

1.キャラゲーではありえない、声優チェンジ!!

なんとWindows版では、一部のキャラクターで声が変わっています。
多分あまりにも○○だったからなんでしょう。

しかし、普通キャラゲーは声優ゲーと言っても過言ではないぐらい、キャラクターと声というのは密接に結びついているものです。
キャラクターの声は誰がやっても良い、というわけではなく、イメージに合った声の声優を選ぶのです。
それを、成長したわけでもなんでもないのに声を変えるというのは、果たして良いのでしょうか。

確かに、棒読みっぽいのはいただけません。
しかし、「メリッサ = メリッサかんげき〜」 というボイスが頭から焼きついて離れない人だっているのです。
「こんなのメリッサじゃねぇよ」と嘆く人もいるのでしょう。

一方、エンディングテーマも変更になりました。
おかげでボリュームを消音にしなくても済みました。
これは良い変更だと思います。

 

余談ですが、本作ではマニュアルもパソコンソフトサイズになり、大きくなりました。
内容は殆どPS版と変わりありませんでしたが、嬉しい(?)ことにきちんと各キャラクターの顔が分かるようになりました。
PS版では2ページに5人が紹介されていたので、3人目がページの間で分断され、顔が分からない状態になっています(シンシア嬢も例外ではありません)。
普通、キャラゲーだったらこんなことしませんよね。
本作では1ページに4人紹介され、真ん中で切れることがありません。

 

2.アクセス遅いよ。

本作はパソコンゲームですが、ハードディスクにインストールすることはできず、常にCD-ROMからの読み込みになります。
(ちなみにデータはWindowsフォルダのWiz.iniに書かれます)
音楽だけでなくデータもCD-ROMから読み込まれるため、キャラクターの画像が出るようなシーン(一週間の感想など)では頻繁に読み込みで一時停止します

特にステータス画面やシステム画面に移る際に読み込みが走ります。
パソコンゲームで、まるでPCエンジンみたいなCD-ROMの動作音が鳴るなんて思いもしませんでした。
できることならCDを仮想化したいと考えました。

しかし、PS版は本体をPS2でプレイしたから読み込みが早いと感じたのかもしれません。
初代のPSでプレイすると同じぐらい遅いのかもしれませんね。


 

3.BGMのループも短い

Windows版はBGMが豪華になったり、新曲が追加されたりして良いのですが、ループが短く途中でフェードアウトしてしまうのがちょっと残念です。
また、CD音源?でもMIDIっぽい音楽だったので、できればMIDI対応とかで鳴らすとかして欲しかったところですが、 当時としてはそれは贅沢というものでしょう。

 

4.おまけはどうよ?

Windows版には、さらに原画集やボツ原画、ミニクレーンゲームのおまけがあります。
しかし、原画集やボツ原画集は多分設定資料集か何かで出版されているでしょうから、本ソフトで見るまでもないかも。
ミニクレーンゲームは「パッケージイラストがクレーンゲームなので、とりあえず作ってみました」程度のものです。
当時はともかく、今となってはWeb上でも十分できるような、本当にちょっとしたミニゲームなのであまり期待しない方がいいです。

本シリーズのファンの方がいれば、本作をおまけ目当てで買うのではなく、声の吹き替え(?)やBGMの追加部分、きれいになったエンディングのイラストを目当てに買われると良いかと思います。
少なくともファンを名乗るなら、持っていた方が良いと思われます。

関連情報

ウィザーズハーモニー(SS)

本作のセガサターン版

ウィザーズハーモニー(PS)

本作のプレイステーション版


Prev Back  Next