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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー # 172
戦国BASARA2 (プレイステーション2)

購入金額: 5980円 (箱説付)

ゲーム内容

スタイッシュアクションとして話題になった「戦国BASARA」の続編。
使える武将や戦場が倍近く増え、コレクション要素もパワーアップした。

H.Kuwanoの考察

1.前作ほどのインパクトはない

本作では、前作と比べて武将やステージ、アイテムの数は倍近く増え、いくつかフィーチャーも増えたことにより、ゲームとしては進化しているのが分かります。
しかし、インパクトは前作ほどではありません。

新キャラクターとして、前田慶次や豊臣秀吉など、BASARAらしいキャラクターは増えました。
しかし、奇抜さは前作のキャラクターほどではなく、ちょっと残念です。

何故か戦場で阿波踊りが始まる「喧嘩祭り」や地中から生える「一夜城」など、いろいろ趣向は凝らされています。
しかし、前作で戦闘メカ「木騎」やメカ化した本田忠勝が出てきたときや、やしの木が生えたザビー城や素手で攻撃するいつきと比べるとさほどおかしいと感じられません。

戦国BASARAと他の戦国無双モノとの違いは何か。
それは「スタイリッシュ」、すなわちキャラクターの奇抜さだと思います。
前作をプレイした人にとっては、単なるボリュームアップバージョンとしか感じられないのではないでしょうか。

 

2.クリムゾナー確定!!

本作では、何故か「デスクリムゾン」を意識したメッセージが出てきます。

まずは「やりやがったな」。
これは「デスクリムゾン2」の八神康のアクセントで、それほど「デスクリムゾン」らしくありません。
しかし…

せっかくだから、俺は逃げるぜ

…制作者には絶対クリムゾナーがいます。

関連情報

戦国BASARA

本作の前作。
戦国の世の中、敵兵をバッタバッタと斬り捨てる、いわゆるカプコン版戦国無双だが、キャラクターが時代背景とミスマッチなのがポイントで、メカや大砲など、通常の戦国時代モノではありえない設定で楽しませてくれる。
ベスト版でも出ており、買いやすくなっている。


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