ゲーム内容 |
ジキルとハイドを題材にしたアクションゲーム。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.遊び方をしらないとク○ゲーになるゲームます電源を入れます。 しばらく見ていると、画面が変わってデモ画面。 スタートを押してゲームを始めると、先ほどのデモ画面の男が、研究室から出て行きます。 「たけしの挑戦状」や「シャーロックホームズ」とは違い、街の人は襲ってこないようです。 街にはいくつか扉のついた入れそうな建物があります。 そうしているうちに、ハッチ帽を被った少年がなにやら拳銃のようなものをバーンを撃って来ました。 さらに、なにやら街の人の動きが速くなっています。 画面右側から、唯一動きの遅い紳士らしき人がこちらに近づいていきます。 …もしかして、スリかな? もしかして、死んだのか? どうやらLIFEは先ほどの男と共有しているみたいです。 操作性の悪いのを我慢して、今度こそは頑張ってみよう、と思い、タイトル画面の緑色の手を、CONTINUEの文字にあわせてスタートしました。 先ほどの紳士の動きを観察していると、紳士が去った後に、足元に黒い●が残されています。 さきほどの黄色いおっさんの場面で、頑張って敵を倒したりよけたりして進んでいると、いきなり雷が落ちて、またもや力尽きてしまいました。 このゲームは一体なんなんだ!!
2.独特なゲームシステムは評価できる「業なゲーム」インターネットで検索すると 、どうやらこういうルールなのだそうです。
なるほど、その場でハイド氏に変身するのではなく、後を追うハイドに交代すると考えれば分かりやすいですね。 いろいろな障害に悩まされ、プレイしているこっちがハイド氏に変身しそうになりつつも、なんとかエンディングを見ることができました。 このゲームを通じて伝わったことは、「人間には誰しも善の面と悪の面があり、このストレス社会の中で、ふとしたことから悪の面が顔を出すのだ。」ということです。
3.でもやっぱりク○ゲーそれでも、結局このゲームはあまり面白いゲームじゃありません。 特にハイドの面では、強制スクロールのためか歩いて壁にぶつかると勝手にジャンプします。 ジキル博士にしたって動きが遅く、樽や爆弾魔が連続して先に進めないとか、オンチな婦人の前でハイド必至とかいう状況になりがちです。 コインの表示が一つ欠けている(こんな感じ→OOOOOO OOO)とか、ジキル最終面のめがね橋の謎なワープ(橋から落ちると画面上から登場)があるなど、小さななミスも目に付いて思わず笑ってしまいます。 また主人公の唯一のアイテムである「コイン」も、オンチな婦人の口止めに使うしか利用方法がないのが残念です。
4.こんなゲームはどう?せっかくだから、このゲームのシステムを活用して何か面白いものはできないか、考えてみました。 ジキル博士でプレイヤー自身にも溜まったストレスを、ハイド氏が発散させる、しかしそれは同時に後ろめたいことをしている、というゲームデザインはどうでしょう。 ということで、次の二つのようなゲームが思い浮かびました。
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攻略情報 |
最終面攻略のコツジキルの最終面は、樽が転がる上にひっきりなしに爆弾魔がやってきて、しかも爆発までの時間が短くなっているので、かなり難しくなっています。 もし、ハイドで最後まで行かずにジキル面をクリアするのを目指すのであれば、ジキルが最終面に行く前に、ハイド面は1〜2面ぐらいで止まっていないとかなり辛いものがあります。 |
関連情報 |
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