ゲーム内容 |
1988年、ディスクシステムの後期にカプコンが発売したアドベンチャーゲーム。
主人公は、おてんば魔法使い「サリア」と共に、伝説の剣「サムライソード」を探し、魔王ソロンと戦う。 和洋折衷・魔法から科学まで、内容は短いもののいろいろな世界をミックス。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.タイトルで損してるこのゲームは西洋ファンタジー風アドベンチャーゲームなのですが、タイトル名を聞いて誰がそんなゲームと想像するでしょうか? 「サムライソード」 こんな「イロモノだぁ」と思われるのであれば、やはり無難なタイトルにしておけば良かったのではないでしょうか。 それとも、逆に「なんだこのゲームは?」と思わせたかったんでしょうか。
2.そもそも、「サムライソード」である必然性なしそもそも強力な魔法と科学の力を持つ伝説の剣が「サムライソード」である必然性がありません。 エンディングのスタッフロールでもふざけた名前になっているだけに、「サムライソード」という名前は一種の「ウケ狙い」のためにつけたのではないか、と勘繰ってしまいます。
3.ファンタジーとしての世界観は良いストーリーやサムライソードはともかく、酒好きのホビット、森の中にある(安物が並ぶ)酒屋、砂漠で行き倒れになった旅人、遺跡の中に魔法で封印されている巨大ロボ、ワイバーンを操るゾンビ兵など、ファンタジーの世界としては雰囲気が出ていて、結構世界観が面白いと感じました。 その世界観を飾るのが、戦闘とヒロインの存在。 まずは戦闘ですが、このゲームはアドベンチャーゲームですので、単純に「たたかう」Aボタン連打では勝てません。 また、ヒロイン「サリア」の存在ですが、このキャラクターが良くできています。 |
関連情報 |
ファーストサムライ…ケムコがSFCで出したアクションゲーム。サムライが剣の力でタイムスリップしながら師匠の敵を討つ。敵を切るとオーケストラヒットがジャン!!
籠を切るとハ~レルヤ♪、面スタート時に生首が怪しげなコーラスをバックに飛び回る演出など、バカゲー要素満点。
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