1.「せがた三四郎後援会」の謎
このゲームはコピーライト表示に、「せがた三四郎後援会」が名を連ねています。
なぜセガサターンのゲームでもないのに、この「せがた三四郎後援会」の名が残っているのだろう。
僕は、「せがた三四郎後援会」という団体はあの「エコール」のことではないかと思っています(本当かどうかは分かりませんが)。
この会の発足は、おそらくセガサターンソフト「せがた三四郎真剣遊戯」が最初だと思われます。
「せがた三四郎真剣遊戯」はミニゲームのデキや独特のテイストなどの観点や、ファイルの中に隠された文字から、実はエコールが製作したといううわさ
があります。
確かに、「せがた三四郎真剣遊戯」はエコールが作ったと言われても納得できます。
というのも、一部の効果音がエコールの次のゲームの「デスクリムゾン2」でも使用されている
からです。
これらのことがあって、僕は「せがた三四郎後援会=エコール」と思うようになったわけです。
しかし、このゲームでエコールイズムを見つけるとなると、ちょっと難しいです。
ゴルフゲームに藤子不二雄A先生を起用するというアイデアも十分思いつくし、操作性もデキもエコールらしくありません(失礼)。
あるとすると、キャラクターのモデリングぐらいでしょうか。
2.アナログ操作のアイデアはGood。もっと発展させて
このゲームの第一のウリである、アナログキーによるショットは予想以上に簡単で、かつ割と正確にショットできます。
「ゴルフィンググレイツ」など、アーケードゲームのゴルフゲームでは、結構アナログ操作でショットするゲームが昔からあったのですが、家庭用のゴルフゲームでは長い間、「ショットの強さ、角度をタイミング良くボタンを押して決める」ゲージタイプが主流で、あまりアナログ操作を駆使したゲームはなかなか実現しませんでした。
最近はセガぐらいでないと、アナログ操作のビデオゲームは出していないようです。
このゲームが元祖かは分かりませんが、アナログ操作でショットを打つのは分かりやすく、何より直感的で、より試合が白熱します。
ただ、残念ながらこのゲームもショットの強さだけは、いまだにゲージに合わせてタイミングよくアナログキーをニュートラル(中央)に戻す動作となっています。
せっかくアナログにするのですから、ショットの強さもスティックを倒した角度によって決まるようにしたほうがより良いのではないでしょうか。
また、親指だけでショットが打てるというウリをもっと強化させて、クラブ選択や画面切り替えも全て片手で操作できるようにするのも良かったと思います。
3.ゴルフゲームのサウンド
ゴルフゲームは殆どがそうかも知れませんが、このゲームのサウンドは心地良い穏やかな音楽です。
(ゴルフゲームが「ヴァーチャル麻雀」みたいな音楽だったら困りますが)
僕自身がゴルフゲームをあまりプレイしていないのもあるかもしれませんが、自然とか広野とかをイメージしたようなサウンドで、なぜか癒される感じがします。
ちょっと「カードキャプターさくら」みたいな感じのほのぼの系の音楽にも聞こえますが、落ち着きたいときにはゴルフゲームというのもいいかもしれませんね。
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