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ゲーム研究部ソフト会議 #010
ワンダープロジェクトJ(スーパーファミコン)

購入金額:1000円

ゲーム内容

Vジャンプ誌上で企画され、エニックスから1994年に発売されたスーパーファミコンソフト です。
ゲーム内容は、「ギジン」と呼ばれるロボットの少年「ピーノ」を育てる、 いわゆる育成シミュレーションなのですが、 普通と違うのは、プレイヤーは育てる方向性だけを示すだけで、 あとはピーノが勝手に育っていくようになってます。 プレイヤーが全く何もしなくても、勝手に育っていきますが、 もちろんそれではうまく育たないようにはなっています。 物語は章立てで進行していきます。 各章の最後にイベントがあり、その章の中でうまくピーノを育て、 イベントをクリア「させる」とその章が終わり、次に行きます。
スーパーファミコンなのに、喋ったり本格的なアニメーションが入ってたりと、 なかなか豪華なつくりになっています。
余談ですが、説明書の「登場人物紹介」に書いてある女性キャラの年齢が、 みんな16歳なのはなぜでしょう。作者の趣味でしょうか。。

キャラクター、アニメーション、声などが「狙っている」感がある。 続編はCMからしても、はっきりと「狙っている」が、実際は1作目から「狙っている」ことが判明した。
プレイヤーの自由度は低い反面、ピーノの自由度は高いため、 自殺するまで放って置いてスクリーンセーバーにする、町民などを全て食わせるなどの ブラックな楽しみ方もできる。

名言

プリン
主人公の好物。これがあれば言うことを聞く・・・が、初期の主人公は食べ方を知らないので投げ捨ててしまう。
現在の病
ブラウン管に顔面をくっつける男に対し、H.Kuwanoが診断した病気の名前。深くはいうまい。

評価

H.Kuwano
デキスギくんツクールとか、散々なうわさは聞いていました。けどどんなもんだろ。でもJ2みたいに顔くっつけるのはやめよう。
KGR
NK
難易度 とても時間のかかるゲームですね。こりゃいけませんよ。少なくともどこでもセーブできればいいのかな。
4

4

3
熱中度 このゲームが面白いのは1回目だけだよ。
2
ちょっとやってみたいでもないけど、J2のCMがひどかったから。
4
最初のうちは面白いんだけどね、遊んでるうちに能力がMAXになっちゃう。 あとは 1とか2とかの数値を変えていくだけですから。
2
お買い得度 1回しか楽しめないからなぁ。500円ならいいか。
4

3

2
音楽 音楽も無難か。音声はなんか容量の無駄遣いというか、無理につけなくてもいいかも。
4
おおっ、すげーや!どのように圧縮しているのかな。
4
作りは凝ってると言えば凝ってるんですけどねぇ。その分ゲーム内容が薄いんですよ。
5
グラフィック SFCにしてはアニメーションパターンが豊富。ピーノの動きが妙に滑らかで面白いです。
8
ずいぶん背景に凝ってますね。ネコがやけに生々しいです。
6
コマ数多いッすね。
7
独創性 コンピュータに学習させるのはとても斬新でしょう。10点はつけすぎかな?
10
結構なにもかにもが新しいっぽいですよね。
9
キャラクターが自分から育っていくというのは斬新だけど、 最終的にはプレイヤーが成長を100%管理しないとクリアできないというところが、従来のゲームと変わらなくなってしまっていて惜しい。
-
総合 斬新だけど、もっと人間っぽくしたほうがもっと面白いとおもうんだけどなぁ。たとえばステータスを態度で読み取るとか。
あと(目標を設定して)ステージ構成にして、かかった時間でスコアをつけるのではなく、目標を選べるようにし、目標をどれだけ達成したかでスコアをつけるようにするなど、もっと自由度を上げたほうが面白いとおもうよ。
ゲームのコンセプトとして「ピーノの行動を楽しむ」「AIを人間に近づける」のなら賛成ですが、「ピーノに言うことを聞かせるゲーム」が狙いだったらなんだかなぁ。
-1

1
このゲームどこがクソかって言うと、これを2回繰り返さないと真のエンディングが見らんないんだよ。
-2

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会議の議事録
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