NK | 「 |
今回は、Vジャンプ誌上で企画され、
エニックスから1994年に発売されたスーパーファミコンソフト
「ワンダープロジェクトJ」について話し合います。 ゲーム内容は、「ギジン」と呼ばれるロボットの少年「ピーノ」を育てる、 いわゆる育成シミュレーションなのですが、 普通と違うのは、プレイヤーは育てる方向性だけを示すだけで、 あとはピーノが勝手に育っていくようになってます。 プレイヤーが全く何もしなくても、勝手に育っていきますが、 もちろんそれではうまく育たないようにはなっています。 物語は章立てで進行していきます。 各章の最後にイベントがあり、その章の中でうまくピーノを育て、 イベントをクリア「させる」とその章が終わり、次に行きます。 スーパーファミコンなのに、喋ったり本格的なアニメーションが入ってたりと、 なかなか豪華なつくりになっています。 余談ですが、説明書の「登場人物紹介」に書いてある女性キャラの年齢が、 みんな16歳なのはなぜでしょう。作者の趣味でしょうか。。」 |
#1:ピーノ誕生 | ||
まずはテレビアニメみたいなアニメーションに、Kさん驚く。 | ||
KGR | 「 | 4649型。」 |
NK | 「 | 4649。」 |
H.Kuwano | 「 | よろしく頼む〜。」 |
ある博士が、ギジン(人造人間)の「ピーノ」を完成させた。 しかし、その博士は捕まってしまう。 博士の作ったインターフェースロボ「ティンカー」は、博士を救うべくピーノを起動させる。 | ||
KGR | 「 | Xマルチプライ」 |
H.Kuwano | 「 | ハハハ・・・。」 |
NK | 「 | ゲームをやってる人に助けてもらおうというわけ。」 |
KGR | 「 |
すごい、よく動くなぁ。 けど、なんかギジンの種類が多いような気がするんですけど、目の錯覚ですか?」 |
NK | 「 | 犬もギ犬なんですよ。」 |
「ぼく、ピーノ。よろしく。」 | ||
KGR | 「 | おおっ、すげーや!」 |
H.Kuwano | 「 | なんか容量の無駄遣いというか。」 |
NK | 「 | まあ、ゲーム内容が薄いんですよ。」 |
KGR | 「 | どのように圧縮しているのかな。」 |
NK | 「 | 作りは凝ってると言えば凝ってるんですけどねぇ。」 |
KGR | 「 | ○高のり子。」 |
H.Kuwano | 「 | あのウルテ○マの・・・まあいいや。」 |
NK | 「 | 同一人物なんですか。」 |
KGR | 「 | ○だかのりこがあらわれた!」 |
H.Kuwano | 「 | ハハハ・・・。」 |
#2:調教開始 | ||
KGR | 「 | ずいぶん背景に凝ってますね。」 |
H.Kuwano | 「 | エ○ックスライクというか。」 |
KGR | 「 | ネコがやけに生々しいです。」 |
NK | 「 | コマ数多いッすね。」 |
「これだぁ!」 | ||
NK | 「 | しゃべります。」 |
H.Kuwano | 「 | これだぁ!って。」 |
「はじまるよぉ!」 | ||
H.Kuwano | 「 | これで容量使ってるのも苦しいな。」 |
名前をつける | ||
NK | 「 | デフォルトはピーノです。」 |
H.Kuwano | 「 | 越前、アンリを調教する。」 |
NK | 「 | こえー。」 |
秘密の場所で調教練習 | ||
H.Kuwano | 「 | 勝手に歩き始めてるぞ。ハローパックマンとかそんな感じのゲームだな。」 |
KGR | 「 | 分かった。」 |
H.Kuwano | 「 | よく分からん。」 |
NK | 「 | おいおい。」 |
アイテムはティンカーが運ぶ | ||
H.Kuwano | 「 | アイテムを持たせるって、ピーノに持たせるんじゃないのか?」 |
NK | 「 |
ピーノにもたせることもできるよ。興味をもたせないと。 首が360度回ります。」 |
H.Kuwano | 「 | マニアックマンションだー。」 |
NK | 「 |
正しい行動を取ったときに誉めると繰り返すようになる。 間違った行動を取ったときに叱るとその行動を取らなくなる。」 |
H.Kuwano | 「 | なぐる。」 |
NK | 「 | どっかからハンマー取り出してガーッと殴ります。」 |
KGR | 「 | 実言うと裏主人公!」 |
#3:大リーグボール4号っす | ||
はじめのミッションはギジン同士のケンカを止めるため、ボールをぶつける訓練をする。 | ||
NK | 「 |
走らせたりすると体力が減るよ。 考えたりすると気力が減るよ。」 |
H.Kuwano | 「 | ボールを放り投げたぞ。これを繰り返すのか。」 |
NK | 「 |
そう。完全にマスターすると、分かったぞーと言うから。 あと、ボール食うときもあるから。」 |
もう興味ないよ〜。 | ||
H.Kuwano | 「 | こういうときに、ガン、とやるんでしょ。」 |
NK | 「 |
ダメダメ。飽きたら他のものを。 あー反抗的になってる。」 |
H.Kuwano | 「 | Bで止めるってのが辛いなぁ。」 |
NK | 「 | プリン食わせると機嫌が直るよ。」 |
KGR | 「 | プリン。」 |
H.Kuwano | 「 | 木の棒って何に使うんだ。」 |
NK | 「 | 闘技場で戦うときの元になるよ。 ステータスを見るとあるよ。」 |
KGR | 「 | 皿ごと食うんか。」 |
NK | 「 | 機嫌が良くなって体力が回復する。」 |
H.Kuwano | 「 | 急に機嫌が良くなる奴だな。」 |
NK | 「 | パラメータ見れば分かるけどね。 運動性が強いと体育系のしゃべり方になって、攻撃性が強いと乱暴なしゃべり方になるんですよ。」 |
KGR | 「 | ハハハ」 |
H.Kuwano | 「 | どうでもいいけど、本当にネコ食っちゃうのか。」 |
NK | 「 | 食いますよ。 犬も食っちゃうからスゴイですよ。」 |
わかったぞー | ||
NK | 「 | これでマスターしました。」 |
H.Kuwano | 「 | 体力の限界まで鍛えるか。」 |
NK | 「 | 井戸を調べるとゲームオーバーだから。」 |
H.Kuwano | 「 | シャドウゲイトか!!」 |
NK | 「 | いや、終わりにはならないけど、ペナルティがあるよ。」 |
H.Kuwano | 「 | 以外とできることが少ないなー。」 |
NK | 「 | いや、まだ最初の方だから。二階に行きましょう。」 |
H.Kuwano | 「 | ロボットが鍛えられるのか?」 |
NK | 「 | いや、ギジンなんだって。」 |
#4:もう興味ないよ〜。 | ||
NK | 「 | このゲームどこがクソかって言うと、これを2回繰り返さないと真のエンディングが見らんないんだよ。」 |
KGR | 「 | 2周するの。」 |
H.Kuwano | 「 | このゲームが面白いのは1回目だけだよ。」 |
NK | 「 | 最初の一回はまあ面白いんだけど。」 |
KGR | 「 | 体育会系だな。」 |
H.Kuwano | 「 | なんだこの階段は」 |
NK | 「 | とにかくはいってみようぜェ。」 |
H.Kuwano | 「 | ネコ食ったら復活しないんですか?」 |
NK | 「 | しません。すぐに殴れば吐き出すけど。」 |
H.Kuwano | 「 | ヨクネレール。」 |
NK | 「 | そこらへんの薬は取っちゃだめです。時間がかかるとそれだけ減点されるから。」 |
H.Kuwano | 「 | 点数なんてあるの。」 |
NK | 「 | ギジン育成評価点というのがあるんですよ。」 |
KGR | 「 | 間違ったことでも分かったぞーなんて言うんですか?」 |
NK | 「 | 言いますよ。」 |
KGR | 「 | ヤッタ。」 |
NK | 「 | ステータスはこまめに見ておいたほうがいいですよ。」 |
H.Kuwano | 「 | ステータスが数値で表されてるのは残念だな。」 |
NK | 「 | まあ、完全に隠しちゃうのもなんだし。」 |
#5:いきなり第二章 | ||
ギジンのケンカをとめたアンリは、プレイヤーの言うことを聞かないために、破滅の道へとみちびかれてしまう。 | ||
H.Kuwano | 「 | 体育会系だからって、語尾が〜ッスですか。」 |
KGR | 「 | 運動性24」 |
NK | 「 | 最大99です。」 |
KGR | 「 | ちょっとやってみたいでもないけど、CMがひどかったから。」 |
NK | 「 | 体力が減ったら電池を買うか、ポットに入れて一晩ねると回復します。」 |
H.Kuwano | 「 | でも、モノの買い方を教えないとダメじゃないですか。」 |
NK | 「 | いやティンカーが買うから大丈夫です。」 |
H.Kuwano | 「 | あー、全く言うこと聞かないぞ!指示した方向にもあるって行かないよ」 |
NK | 「 | 信頼が無くなったんです。」 |
H.Kuwano | 「 | どうすれば回復するんだ?」 |
NK | 「 | プリン食わせれば直ります。」 |
KGR | 「 | プリン」 |
NK | 「 | プリンを与えればどんどん信頼度が増していきます。」 |
KGR | 「 | すごい名言だ。」 |
H.Kuwano | 「 | しかし、買いに行くのも至難の技だ。」 |
NK | 「 | もう勝手に行かせるのに任せるしかありませんね。」 |
H.Kuwano | 「 | なんてことだ。」 |
NK | 「 | そうなる前に何とかするんですよ。こまめにステータスを見ないと。」 |
H.Kuwano | 「 | 知らなかった。しかし、そうするとハマリがあるってことですか。」 |
NK | 「 | いや、根気良くやればなんとか。」 |
KGR | 「 | 根気良く・・。」 |
H.Kuwano | 「 | プリンを食わせるしかないのか。」 |
NK | 「 | 何にもしないと勝手な行動をとります。 スタート地点でほうって置くと井戸にはまって死にます。」 |
KGR | 「 | 井戸にはまって死にます。いいなー。」 |
NK | 「 | ティンカーが助けてくれます。」 |
KGR | 「 | いいヤツだ。」 |
NK | 「 | 農業ができるようになれば、作物を売って金にすることができる。」 |
「大リーグボール4号っす。」 | ||
H.Kuwano | 「 | ランダムに会話文を選ぶからって、これはメチャクチャじゃないか。」 |
KGR | 「 | しかも体育系。」 |
NK | 「 | 走ると体力が減ります。」 |
H.Kuwano | 「 | でも鍛えられるんじゃないのか?」 |
NK | 「 | いえ、鍛えられない上に体力が0になると死にます。」 |
H.Kuwano | 「 | といっても、もう言うこと聞かないし。」 |
KGR | 「 | 気長にやるしかないんですか、それを。」 |
NK | 「 | そうです。」 |
H.Kuwano | 「 | こいつ自身で店に行かないといけない。」 |
KGR | 「 | はまるし。」 |
NK | 「 | 体力切れで死ぬんじゃないですか。」 |
H.Kuwano | 「 | でも走らせることすら出来ませんよ。」 |
NK | 「 | プリンが全てです。」 |
H.Kuwano | 「 | おお、いいことを誉めたらちょっとだけ信頼度が回復したぞ。」 |
NK | 「 | 今のうちに店に行きましょう。」 |
KGR | 「 | 根気がいるなぁ。」 |
NK | 「 | 今のうちに店に行きましょう。」 |
H.Kuwano | 「 | 大リーグボール4号なんてやるようになるのかな。」 |
KGR | 「 | かなり大変なゲームだなぁ。」 |
NK | 「 | 計画的に育成しないとつらい。」 |
H.Kuwano | 「 | それじゃ行って見よう」 |
NK | 「 | 体力へってへばってます。」 |
H.Kuwano | 「 | あっ! こいつせっかくプリンやったのに捨てやがった。」 |
NK | 「 | なんてことだ。」 |
KGR | 「 | もう自殺するしか。」 |
H.Kuwano | 「 | いや、言うこと聞かないから勝手に自殺してもらうしか他ないよ。」 |
KGR | 「 | これ、スクリーンセーバーになりますね。」 |
適当に放っておいて、アンリ死亡。 ティンカーが復活させてくれる。 | ||
NK | 「 | よくこんなゲーム作ったと思うよ。」 |
KGR | 「 | そしてJ2まで出てしまった。しかもあのCM」 |
H.Kuwano | 「 | 何とかしろよ!」 |
KGR | 「 | 何とかしろよ!」 |
NK | 「 | どんなCMでしたっけ」 |
H.Kuwano | 「 | 野郎が画面に顔を近づけて…。」 |
NK | 「 | あーあー。」 |
H.Kuwano | 「 | 要するに現在の病ですな。」 |
KGR | 「 | エニックス壊れたんか?」 |
ニョ、ニョ、ニョ〜(訳分からない歌) | ||
H.Kuwano | 「 | おお。」 |
NK | 「 | ○、○。」 |
KGR | 「 | さあプリンだ!」 |
#5:評価 | ||
H.Kuwano | 「 | とても時間のかかるゲームですね。こりゃいけませんよ。」 |
KGR | 「 | キャラクターが狙ってますね。」 |
H.Kuwano | 「 | 点数をつけましょうか。」 |
NK | 「 | 最初のうちは面白いんだけどね、遊んでるうちに能力がMAXになっちゃう。 あとは 1とか2とかの数値を変えていくだけですから。」 |
H.Kuwano | 「 | パラメータ調節ゲーですか。」 |
NK | 「 | まあ、MAXになると余計な行動はしなくなりますから。」 |
H.Kuwano | 「 | 結局のところ、AIというかそういうのが活かしきれてない。」 |
NK | 「 | 容量不足だったから、64だとどうか。」 |
H.Kuwano | 「 | 64以前に、ゲームのコンセプトとしてこいつに言うことを聞かせるゲームだったらなんだかなぁ。」 |
KGR | 「 | こいつら食うのかな。」 |
NK | 「 | 町の人は食っちゃいます。」 |
H.Kuwano | 「 | グラフィックはSFCにしてはアニメーションパターンが豊富。音楽も無難か。熱中はしないな。」 |
NK | 「 | 値段は1000円」 |
H.Kuwano | 「 | お買い得度は。1回しか楽しめないからなぁ。500円ならいいか。 総合点数は悪いな。時間の無駄の感があるからマイナスつけようかな。」 |
NK | 「 | そりゃ2回もやるから。」 |
H.Kuwano | 「 | オリジナリティはどうでしょう? コンピュータに学習させるのはとても斬新でしょう。10点はつけすぎかな?」 |
KGR | 「 | 結構なにもかにもが新しいっぽいですよね。」 |
NK | 「 | キャラクターが自分から育っていくというのは斬新だけど、 最終的にはプレイヤーが成長を100%管理しないと クリアできないというところが、従来のゲームと 変わらなくなってしまっていて惜しい。」 |
H.Kuwano | KGR | NK | |
難易度 | 4 | 4 | 3 |
熱中度 | 2 | 4 | 2 |
お買い得度 | 4 | 3 | 2 |
音楽 | 4 | 4 | 5 |
グラフィック | 8 | 6 | 7 |
独創性 | 10 | 9 | - |
総合 | -1 | 1 | -2 |