▼ ロック映画を観よう 00's 90's-2 90's-1 80's-2 80's-1 70's バンドワゴン / ハードロック・ハイジャック / ザ・コミットメンツ / クライ・ベイビー
駆け出しロックバンドが乗るのは飛行機…じゃなくて、まずワゴン。楽器かかえて今日はこの町、明日はあの町、トラベリングバンド。 冴えないボンクラ男4人+寡黙な「伝説」のマネージャーがおんぼろワゴンでツアーに出発、幾度となく解散の危機に瀕しながらライブをつづけてまわります。ついつい応援したくなっちゃうけど、私としては彼等の曲がぜんぜん魅力的に思えないのが残念だ… ところでアメリカのバンドものでは、皆地下室やガレージで練習してるけど、広い場所があってうらやましい。子供のころ近所の餃子工場でそこんチの息子さんたちがバンドの練習してたもんだけど、うるさくてたいへんだった。休日の昼下がりになると聖飢魔IIとオメガトライブが流れてくるの。 ちょっとオタク入った長髪ドラマー(マシュー・ヘネシー)はデビュー時のバーナード・バトラーに似てるなと思いました。ベジタリアンてのも同じだ。
90年代も半ばになってハードロックなお兄ちゃんを演じるのはブレンダン・フレイザー、スティーブ・ブシェミ、アダム・サンドラー…ってすごいキャスト。ブシェミはロッカーというより別の民族にしか見えん。 売れないロックバンド3人組がラジオ局に「オレたちの曲を流してくれよー」と頼み込みに行くが、ハナシは勝手に大きくなってしまい…なぜか人質とって篭城するはめに。ぬるい展開ですが3人のキャラでもたせます。オチはブルース・ブラザーズと一緒。90年代の私の王子様・ブレンダンの立派な二の腕、下着やつなぎ姿にはクラクラ。 ヴァンヘイレンやモトリークルー等80年代ネタも満載です。私も昔、クルマの中でケニー・G流されて悲嘆にくれたことがあったなあ…
「アイルランド人はヨーロッパの黒人だ!」てなわけでダブリンの下町で結成された大所帯ソウルバンド、ザ・コミットメンツ。 メンバー募集に応じて、ジャンルも見た目もバラバラな(どーう見ても使えなさそうな)若者たちが押し寄せてくるのがまず笑えます。そして仕事や家事の合間にせっせと練習をつづけるメンバーたち。最初はまとまりなかった演奏が、次第にカッコよく決まるようになってくる。しかしウラでは仲間割れや男女関係のもつれが… 赤ん坊の世話に明け暮れてるコーラスの女の子が「私には気晴らし(バンド)が必要なのよ!」と訴える場面があるのですが、これをふまえると上記の集まってきた若者たちを見る目がちょっと変わってきます。皆ちょっとした楽しみを探してるんだ。 そうはいっても決して暗い雰囲気ではなく、全篇通して流れてるのは飄々とした空気。人生いろいろで面白い。
舞台は50年代ボルチモア、不良グループのリーダーとお嬢様の恋を描いたロックンロール・ミュージカル。テンポがよくてはじけてて、これならタモリもきっと観られるはず…(笑)やっぱりジョン・ウォーターズ大好き。 主演はこれを機に?イロモノ役に邁進することになるジョニー・デップ。その他トレイシー・ローズ(写真右)やリッキー・レイク(左)、イギー・ポップ等が出てます。イギーはまだムキムキじゃなくてかっこいい。わんわん。いきなり素っ裸で登場というサービスぶりですが、その後はきわめて普通のオジサン。 トレイシーはめちゃ可愛い。パッツン前髪とハネたアイラインが似合ってる。この人昔日本の某バンドのプロモに出てたような記憶があるんだけど、自分の勘違いかなー。誰か覚えてませんか。