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『黙祷』
遠い所に行っちゃってもう帰ってこないんだ とか いつも見守ってるだとか いつかまた逢えるよ なんて言うよね 大人はいつかそんな理不尽を飲み込む術を覚えてしまう、無理矢理にでもね
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『心の鏡』
どんなに綺麗な鏡でも 曇ってしまえば真実が見えない。 歪んだ顔を嘲笑していないで 自分の鏡をお拭きなさい。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『ぜんぶうそさ そんなもんさ』
出会いは偶然で、でも以前から知っていたように自然に付き合えた。 そして 別れはあまりにも突然だった…… 唖然とする私に キミは毅然とした態度でいたのが あまりにも不自然。 未然にこんなシチュエーションを避けられなかった私の完全なミス 悠然と構えられない私は 全然 かっこ悪い。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『 理由?わけ?』
あなたはうつむいていた顔を上げた その時 涙が伝った。深い海の色をした瞳が
どうして?!
と 私に問いかける。 その表情が今でも焼き付いて離れない。私も思う
どうして!?
どうしてあなたはそんな瞳をしていたの? だから私はその答えを見つけるため歩き続けている。現在(いま)も未来も
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『鏡よ 鏡……』
鏡よ 鏡、どうしてお前に私が映るの? 鏡よ 鏡、どうしてお前に今の私が映るの? 鏡よ 鏡、映し出すのはすべて反対なのならば 鏡よ 鏡、今 お前が映し出すのは 微笑んだ私のはずなのに……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『笑顔の裏側』
あなたはいつも笑ってる 微笑んでいるあなたしか私は知らない。
でもそれは本当の自分を隠しているから? では本当のあなたは悲しい人なの? そんなことないよね ……あなたはとっても ‘みすてりあす’……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『遠くて近い呼び声』
あれ? どこかで誰かが泣いている。
行かなきゃ! 私は強いから。 泣いている子がいたら、私が慰めてあげなくちゃ どこ? 泣いている子はどこ? 近くにいるはずなのに。
捜さなきゃ! 私は強いから。独りぼっちでも平気。 だけどみんな孤独に弱いから。
どこにもいない。 とても近くに感じるのに、泣いてる子どもがみつからない…… 嗚呼、そうか。泣いていたのは私の中のわたしだったのか。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『心を無くしたものたちへ』
忍びの心が必要なんだ 刃の意味もわからぬ者が カッコばかりで切り刻む。
どこまで蝕む!? 世を、人を、己を!!
耐え忍ぶ精神が必要なんだ 心を無くした若者が刃ばかりを振りかざす
忍びの心が必要なんだ 忍びのものが必要なんだ
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『しばらく、もうしばらく……」
金のリボンは姉姫さまの、銀のリボンは妹姫さまの、 想いのこもった贈り物?チョコレート?。 いつか、真の王子がみつかるまで、それまでは私が……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 「レシピ」
材料が足りない、材料が足りない 笑顔の作り方。 どうして そうなの? ねぇ どうして? 楽しいことを、愉快なことをいっぱい用意すればいいのに
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『すききらい』
「コレは身体にいいんだから食べなさい!」 「栄養があるんだから食べなさい!」
栄養とか言われたって…… 作法がどうのって言われたって…… せっかくの楽しい食事なのに
別に騒いでる訳じゃない。 目に余るほど食べ残している訳じゃない。
そんなにいけないことなの? まわりに聞こえるほど大声出して 泣かせるほどまで強制して 無理矢理食べさせて 身体にいいの?
頭ごなしに無理強いするよりも もっと別な方法があるんじゃない?
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『告白 アフター』
ふぅん、人って辛くっても笑えるんだな。 苦笑いっていうやつかな。苦くてにがくて涙が出そう。
ほぉっ、これが針のムシロって状況なんだろうな。 場がなくって、空気が重くって 逃げ出してしまいたい感じ。
好きなのに……好きだったのに……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『白銀のキャンバスに』
想いを…… 何かを 振り払うように 雪の砂漠を滑走する。 描く…… まっしろな世界に 切ない思い出を春色に染め上げるその日まで
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『キューピット も矢が……』
見てごらんよ あのイチャイチャしてるカップルを! おかしいよね、公衆の面前で、全然気がついてないんだもん まったく、 矢ガモみたいに キューピットの矢が頭に突き刺さってる おまぬ?な姿を、恋人たちは全然 見えなくなっちゃうらしいや!
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『闇の向こう側』
空を見上げたら 星がいた。 空いっぱいに星達がいた。 知らなかった。こんなに綺麗な真夜中のシアター。 最初はただ涙がこぼれないようにと見上げただけだったのに。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『いろいろな色たちへ』
情熱の赤……、冷静の青……、調和の緑……、沈黙の紫……色んな色がある でもね、赤ばっかりの虹はない。青ばっかりの虹はない。 十人十色。7つの色が揃ってこそ、とっても綺麗なレインボーアーチ きっとみんなの心に掛かる掛け橋になりますように。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『真意の言霊』
時として心早く、時として心静か 時として心走り、時として心戦う……
あなたの言葉は複雑すぎて、今も その意味はわからない。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『真意の言霊』 弐
運命はさだめにして運命…… 想いはおもいにして想い……
あなたの言葉は難しすぎて、今も その意味はわからないまま……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『砂上の楼閣』
トランプの城…… はかないバランス キング?男?とクイーン?女?のもつれ合う絆 積み重ね そしてまた壊れた。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『この温もりは忘れない』
人はいくつの出会いと別れを重ねるのだろう。 だから 私は手を差し伸べる。 握った手のひらから、私はあなたすべてを理解できる
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『春、発つ たんぽぽ』
小さなちいさなたんぽぽの落下傘、ふんわり揺られてこの地に着いた。
小さなちいさなたんぽぽの芽、にょきにょき伸びて春風に揺られた。
小さなちいさなたんぽぽの蕾、次第に黄色く夏の日色になった。
小さなちいさなたんぽぽの花、強く、大きく咲きました。
小さかったちいさかったたんぽぽが、 白い綿毛を膨らませ、大きな空へと飛ぶ日は近い。
大きな空を飛んでお行き! 大きな海を見にお行き! 大きなおおきな世界へ向かって!
たんぽぽの綿毛たちよ 今、旅立つ時が来たんだよ。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『はじめのい?っぽ』
だるまさんがころんだ。 ころんだだるまさん、泣かずに起きた。
だるまさんがころんだ。 ころんだだるまさん、また起きた。
すべったころんだ、だ?るまさんがころんだ。 だるまさんに負けるな☆負けずに起っきろ!
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『送神』
神様、ねぇ神様! いるんだったらちょっと聞いてよ
「……ありがとう……」
まだまだこっちの世界もまんざらでもないかな。 なんてね
少しだけゲンキ☆でた カナ。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『世の中、みんな……』
世の中には2種類の人間がいる。 愛される人間と愛されない人間。 世の中には2種類の人間がいる。 相手を嫌う人間と自分を嫌う人間。
世の中には2種類の人間がいる。
『世の中には2種類の人間がいるという』人間と『そうでない』人間……
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● 『不思議の国の時間……』
アリスのうさぎは間に合ったのかな。 ねえどう思う、現代?とき?に追われるウサギさん。 アリスのうさぎは間に合ったのだろうか……
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