白河の関は、昔は南に200mほど離れたところに広い公園があり、その駐車場にはまばらながら車が停まっていたので、ここに止めて徒歩で向かうことにしました。
よく見ると駐車場には除雪車が停まっています。
梅の花が咲き、もうそれを使うほど雪は残っていないのですが、やはり降るときは降るのでしょう。
やはり寒いからか、公園にはあまり人がいませんでした。

公園の東側に、江戸時代の白河の関を再現した建物がありました。
一見よくある古民家のようでした。過去に箱根の関所を見た記憶がありますが、こんなんだったかなぁ。
屋根から落としたと思われる多くの雪が、やはり東北を感じさせてくれます。
中にはひな人形が飾られているようですが、外からは様子が見えませんでした。
そのほかにも公園内には、古民家やイベント用施設などいくつかの建物がありますが、閉館中のようでした。

公園の中央には、松尾芭蕉の像が建っています。
ここからみちのくに入り、この前行った山寺や中尊寺で句を詠んだのか・・・。

公園にはレストランや売店を兼ねた事務所（あと相撲の稽古場も!）があるのですが、
公園から北側に200mの所に、神社があるので寄ってみました。
地続きではないようで、間には田んぼが広がっています。

この神社は白河神社と呼ぶのだそうです。
さっきのが江戸時代の関所跡ということですから、それ以前はこの神社にあったのでしょうか？
今でも色々なものが出土されており、学術的にも調査中のようです。

境内には人がいませんでした。
石段を登り、さい銭箱に1クレジット投入。

関所は鎌倉時代からあったようで、
境内には、源氏や平家にまつわるものが残されています。
脳内BGMが「源平討魔伝」になるのでした。

神社を出て、道路に出ました。
社務所は鳥居から南に数十m離れたところ、公園と神社の間にあります。
そこには、高校球児を応援しているという大きな看板がありました。
「白河関越え通行手形を携えて」とあります。
ここではお札やお守りばかりではなく、通行手形も売っているのでしょうか。
がんばれゴエモン（東海道五十三次ともいう）・・・。

帰り際に、売店に寄ってみることにしました。

売店には地元の野菜を使った食品や、工芸品などがあります。
カラーボックスを装飾したような棚に、何やら萌えキャラのグッズが陳列されています。
白河には犬のゆるキャラがいますが、そのほかにも「小峰シロ」という萌えキャラが健在で、何やら賞を取って、他の萌えキャラも出てきてグループになっているようです。
見た限りでは、市内には彼女のポスターは見られませんでした。さすがにゆるキャラの方が前面か・・・。

せっかくだから、何か買っていくことにしました。
ここでは雪下にんじんジュースを買いました。
ややウサギ属性・・・。
しかし、この公園の園長はラブというネコのようで・・・。

午後3時を過ぎ、寒くなってきたところで、白河の関を後にしました。

そして向かいの「ブックオフ」に行きました。
PS4とSwitchのゲームソフトの棚が一列あり、その一列と同じぐらいにレトロゲームの列がありました。
ただそれほど多くはなく、レトロと言ってもPS2やWiiあたりからでした。
最近は中古のスマホやパソコンも置くようになり、さらにゲームハードの棚は狭くなったように感じます。

駅の反対側に向かい、「白河鑑定団」に入りました。
向かいのゲームセンターは健在のようです。

以前と比べるとゲームコーナーを拡張したようで、工具や電化製品は二階に移りました。
その分品揃えが少なくなってしまったのですが、これも時代の流れでしょう・・・。
ゲームソフトはそれなりにありますが、現行ハード以外は店の奥のレトロゲームコーナーに移ってしまいました。
レトロゲームのコーナーに「メガドライブミニ2」がありましたが、まだ17800円とプレミア価格です。
他にはSFCやFC、PS、PS2などのソフトがいくつかありましたが、以前来た時と品揃えが減ったように感じました。
2階には、10個買うと550円（1個は168円）という生活用品のジャンクがあり、A3のコピー用紙500枚入りがありました。

僕の使っているプリンターはA4までしか対応していないのに、思わず惹かれてしまうのは僕の性なのか・・・。
半分に切ればA4で使えるのだが、紙をうまく真っ二つにするには何を使えばいいだろう・・・。
・・・チェンソー??
紙がバラバラになってしまうよ・・・。

そんなくだらないことを考えつつ、店を後にするのでした。
ちなみに募金箱はありませんでした。