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ゲーマーズマップ 第 369回

大洗~西那須野

探検日: 2020年10月25日

冒険前のできごと

新型コロナウィルスで 緊急事態発令のため、外出自粛要請のため外に出ることはできませんでした。
ようやく10月に入り、東京都もGoToキャンペーンの対象になって都外への外出も可能になったので、この機に冒険を再開することにしました。

3月に買ったMOドライブとスーパーフロッピーディスクドライブですが、MOドライブの方はすでにMOを移し替えてしまったので、動作確認しようにもすでにMOのメディアがない状態・・・
まあ予備としてとっておこう。
スーパーフロッピーの方はPCMCIAなのですが、Windows 10では認識せず、Windows 7でも認識せず、Windows XPは実験対象のノートPCにはインストールできなかったため、試せませんでした。
分解するとドライブ自体は昔のIDEの薄型のDVDドライブの端子と同じであったため、試しに通販でIDEの薄型ドライブケースを買って付けてみたのですが、今度はドライブの電源すら入らない
(イジェクトスイッチが動作しない)・・・。
外出制限が解かれたあたりで、Windows XP時代のジャンクノートPCでも買ってみようか?と思いましたが、う~ん。

また、4月には、1年ほど前に宇都宮で買った「餃子の具でカレー」を開けました。
見た目も味もよくあるキーマカレーのようです。色がおかしいとかそんなことはありません。
言われてみると具の味は餃子のような味付けがされています。
なんか隠し味にたまり醤油が入っているような感じがしました。
確かに餃子に醤油は使いますが・・・。
パッケージを 良く見ると製造元は地元の醤油のメーカーでした。
原材料にも醤油と書いてありますが、僕でも味が分かるぐらいの量を使っているのかな?

そして、9月にも掲載した「イチゴのカレーピンク」です。
イチゴのカレー ピンク
まあ、以前に食べた「イチゴのカレー」の味で、ちょっと甘酸っぱい感じがします。
ただ一部のメンバーには不評なんだろうなぁ。

最近はアケアカで出たゲームを少しプレイしています。

トライゴン
ボムの迫力が印象的な、渋い雰囲気の縦スクロールシューティングゲームです。
画面をドラゴンが駆け巡る「ドラゴンレーザー」もいいですが、個人的にはやはりBGMです。
哀愁や悲壮感を感じる「真剣な」BGMが自分に突き刺さりました。
やられたときの自機の爆発音が心臓に悪いとありますが、個人的には「グラディウス」も一緒かと・・・。
アケアカでは、「こだわり設定」としてこの爆発音の音量を下げたり、当たり判定を小さくすることができたり、原作では実現できなかった「完全版」に近いものが楽しめるのですが、このゲームだけこういう設定があるのがなんというか・・・。

サンセットライダーズ
西部劇がモチーフのアクションゲームです。
続編?の「ミスティックウォリアーズ」は当時プレイしていたことがありましたが、このゲームは一発死だったのもあって敬遠していました。
コントラタイプのゲームかと思いきや、敵に撃たれる前に撃つ(ある意味西部劇らしい)という、「ローリングサンダー」に近いような感じです。
このゲーム、4人でプレイしたら画面中プレイヤーの弾丸だらけで、道中はかなり楽になりそうだけどどうだろう?
あと「ブラッディーウルフ」みたいに、自分や敵の弾に奥行きの概念がないようで、画面の奥から来る敵はジャンプして水平に撃った方が早いという・・・。

このゲームは牛の背中の上を走るシーンの「死にたくなければ走れ!」が有名ですが、そういえば来年の干支にちなんだゲームなのでした。

EDF
横スクロールのオーソドックスなシューティングゲームです。
このゲームもBGM目的でしたが、当時の基準でみるとグラフィックもなかなか良いと感じました。
正直なところシューティングゲームとしては、個人的には自機の当たり判定がデカく、長続きしませんでした。
当時だったら、攻略し甲斐のあるゲームと思えたかもしれませんが。

鋼鉄要塞シュトラール
こちらも横スクロールのオーソドックスなシューティングゲームです。
かつて存在した、UPLというゲームメーカーの遺作にあたるゲームです。
個人的にはUPLといえば独特のデザインセンスのキャラクターですが、ゲーム中はあまり感じられませんでした(NEW VERSIONのいろんな色で点滅する文字はUPLらしいですが)。
それでも、ラスボス(レーザー発射音は笑ってしまいました)はいかにもUPLというデザインで、「アクロバットミッション」を思い出してしまいました。
ステージの最初に積載可能重量を考慮して装備を決めるシステムや、ボタン同時押しでサブショットの向きを変えられる(個人的には別のボタンにしたい)のが特徴ですが、
個人的には投下型のボムの爆風で敵弾が消せるのが印象的で、これをうまく使うゲーム性にすればなかなか面白いものになったのではないかと感じました。

このゲームは「レジェンドオブゲームミュージック」でBGMだけは事前に知っていました。
曲のイメージから、重厚なスチームパンクの世界で、漆黒や暗い背景で戦うシューティングゲームだとばかり思いこんでしまいました(それは「鋼鉄帝国」か・・・)。
これもゲームミュージックの楽しみ方の一つ。自分のイメージとどれだけ合っていたのか振り返ってみました。
自分のイメージ 実際の内容 合否判定
1 夜の機械要塞または城、後半は要塞内 森と夏の青空。後半は地下要塞 後半は当たり
2 暗雲の中の空中戦 雷鳴がとどろく中での雲の上の空中戦 おおよそ当たり
3 夜の商店街(アメ横や横浜中華街あたり) 夕暮れ→夜の新宿 ちょっと近い
4 暗黒の夜空の空中戦 青空を背景に巨大空中要塞との戦闘 空は合っているが時間が違う
5 高速スクロールの基地面 基地面(ボスは高速スクロール) おおよそ当たり

作曲者と波長が近かったのか、意外と当たっているのがあります。

ジェミニウィング
「ガンボール」というストック型のサブウェポンが特徴の縦スクロールのシューティングゲームです。
これまで名作という評判を見かけたことがあったので、プレイしてみようと思いました。
同社の「スターフォース」の発展形のようなシューティングゲームですが、「イメージファイト」みたいな地形もあります。
さらにその地形は植物的、動物的なデザインで、同時期の「ドラゴンスピリット」のような印象を受けました。
敵キャラは虫をイメージしたものが多いのですが、撃つと普通に爆発したり、中には空中戦艦のような無機質なものがあったり、少々ごった煮感もあります。
GAMEOVERやCONTINUEのフォントも雰囲気に合わずポップな感じでしたし・・・。
また、このゲームはBGMが良いという評価もありますが、個人的には効果音に隠れてしまったり、音色がFM音源もろだしだったりで、あまり印象に残りませんでした。

今回は久々の車の運転の練習も兼ねて、年賀状の素材集めに大洗の磯前神社に行ってみることにしました。
(コロナがなければ11月の茨城県民の日に行って、大洗水族館やマリンタワーに入ってみたいと思ったのですが・・・)
早朝ならば人は少ないだろうし、10月ならそこまで人は多くないと思ったからです。


まだ夜明け前でうっすらと明るくなってきたころ、北関東自動車道を通って大洗に到着しました。
近づくにつれ、県外ナンバーの車が目立ってきて、大洗磯前神社前の路肩や無料駐車場にはそれなりに車が止まっていました。
やっぱり県外ナンバーの車が目立ちます。
また、バイクや自転車で来る人も結構いました。
僕は観光案内所の駐車場(ちょっと狭い)に車を停め、降りて周りを見ることにしました。

大洗磯前神社」は、大きな鳥居が印象的な神社です。
神社の社は小高い山の上にあり、そこから東に階段を降りると海岸になっています。
磯の中に鳥居があり、多くのカメラマンがシャッターを切る観光スポットです(勝手に鳥居近くまで入って岩場に落ちる事故もあるようですが)。
僕はもっと海の中に鳥居があったり、もっと大きな鳥居だったりしたと思いましたが、実際にはそこまで大きくはないように見えました。

まだ日の出までには時間があるようなので、僕は神社にお参りすることとしました。
さすがに時間が早すぎるのか、売店はどこも閉まっているようでした(開いててもいいと思ったのですが、いろいろ難しいのでしょう。特にコロナの問題が)。

石段を登り、神社を見ると左側に石碑がありました。
戦艦那珂の戦没者慰霊碑のようです。
(これのおかげで、大洗はアニメ「ガールズアンドパンツァー」だけでなく「艦これ」の聖地にもなったという話を聞いたことがあります。
 ゲーム好きの僕は、なぜか戦車ゲー大好きなナムコの「ブレイザー」を思い出してしまいましたが)。
しかし石碑には那珂の戦果が記されており、何か複雑な気持ちになってしまいました・・・。

神社はすでに門を開けていました。
僕はさい銭箱に1クレジット投入しました。
その隣には絵馬掛け所があるのですが、やっぱり鷲宮神社みたいに、いわゆる「痛絵馬」が飾られています。
さらに後ろを振り返ると、「ガールズアンドパンツァー」の巨大な絵馬(というか看板)が。

お参りを済ませ、階段を降りて海を見られる展望台までやってきました。
大洗磯前神社のご来光
日が昇ってきて、展望台の手すりに並んだ人たちは、一斉にカメラのシャッターを切り始めました。
何やら黄色いウィンドブレイカーのおじさんがこっちに向かって歩いてきます。
後ろにぞろぞろと人がついて歩いてきていたので、僕は観光ガイドかと思っていましたが、どうやら地元のボランティアの方のようで、他にも同じウィンドブレイカーの方がいました。
朝早くからご苦労様です・・・。

それにしても、人の密度が高いなぁ。マスクしてない人もいるし(自転車やランニングで来て息を切らした人にマスクというのも酷ですが)・・・。
僕の中の「密です」センサーが反応し、僕は車に戻って磯前神社を後にしました。

これからどこに行こうか?
そうだ!来年は丑年だから、年賀状の素材として、牛の写真を撮りに行ってみよう!
このあたりには牛の写真を撮れるようなところは思いつかないな・・・。
今年の春に行ったけど、千本松牧場に行ってみるか。
そう思い、僕は車を西に走らせました。

途中、「水戸鑑定団」を見ようと思いましたが、開店は9時から。
残念。
コロナにより、営業時間を短縮する店が増えてきました・・・。

 


栃木県の茂木や大田原を通って、西那須野にある「千本松牧場」にやってきました。
そういえば、魅力度ランキングで最下位が栃木県だった(去年は茨城県)というネットの情報を見ました。
魅力度最下位の県をコネクション(シティコネクションじゃないよ)。

千本松牧場」に着いたのは11時前。
結構車が多く、僕は第二駐車場に案内されました。
これまで何度か来たことがありますが、ここまで車が多いことはありませんでした。
しかも県外ナンバーが多く、さらに子供連れも多かったです。
人ももちろん多く、さらにマスクをしない人も結構いました(主に若い人)。

いつもより人の多い場内を抜け、僕は牛の放牧場に向かいました。
動物のふれあい広場というところがあり、ここにも牛はいますが、ここは入場料が200円ぐらいかかり、しかも人が多かったのでパスしました。

杉林の中を約800mぐらい歩き、広々とした牛の放牧場に付きました。
放牧中とありますが、広大な牧場の敷地のなかに、ぽつんと一頭の牛が草を食んでいました。
牛の放牧場その1
他の牛はというと、牧場の隅の小屋で牧草にありついていました。
それにしても、無料なのにきちんと草の手入れがされているなぁ。
牛の放牧場その2

売店に戻り、いつもの通りソフトクリームを買い、車に持ち帰って食べました。
暑いときには持ち帰る前に溶けてしまうので、今ぐらいの季節だからこそできること。
さらに売店でお土産を買おうと思いましたが、人が増えてきてコロナ感染で不安になったため、そのまま帰りました。

 

帰りに、半年前にも寄った「ハードオフ西那須野店」を見てみました。
まあ、品揃えは相変わらずで、ゲームソフトのジャンクも棚に並んでいるのも一緒です。
今はほとんどがダウンロードで手に入る時代。特に僕の目についたものはありませんでした。
そういえば、もうニンテンドースイッチも中古が出回るようになったのですか(あまり新品と変わらない値段だったような気がしましたが)。

しかし、こっちの方が客は少なく、さっきの千本松牧場よりも安心して店内を見ることが出来ました。

 


冒険の終わりに

今日は半年ぶりに冒険に出かけました。
確かに冒険になりました(特に車の運転で遠出)。

帰ってきた後、僕はまた別の不安が生じました。
「もしかして大洗のボランティアの人は、僕が写真を撮ろうとしたのを注意しに来たのではないか?」
撮影のマナーが悪かったのではないか、人に近づきすぎたのではないか、僕は考えてしまいました。

大洗と千本松牧場、どちらもコロナ禍で苦しい中、観光に頑張っていると思います。
そんな中、僕は今回あまりお金を落とすことが出来ず、申し訳ない気持ちがあります。

まだコロナからの活動再開は始まったばかり。
自他ともに不安定な状態ですが、これからどうするか、考えます。


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