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ゲーマーズマップ 第 344回

古淵

探検日: 2018年05月19日

冒険前のできごと

今日は一年ぶりのミーティングですが、月例のミーティングの最後の日となりました。
メンバーの一人が遠くに引っ越すことになったのです・・・。
もしかすると年一回でミーティングが出来るかもしれませんが、それも分かりません。


最近ようやく「アキバズビート」をクリアしました。
個人的には、ストーリーは子供向けながらも良いと思いましたが、戦闘などのアクション要素については、擁護できないと思ってしまいました。

ストーリーは、「妄想が現実となったらどうなるか」をベースに、主人公たちの友情を綴ったジュブナイル小説っぽい感じがしました。
端に悪い人とか、あまり過激な表現もないため、子供も安心してプレイできます。
自分の過ちに動揺して失踪しようとしたり、妄想を壊すか悩んだり、ある人物が実は妄想の産物だった等、色々考えさせられるところもありました。
「人の気持ちを知ろうとする」ことは、すべての年代の人に必要なことです。

一方、ゲームの内容としては、多対多で円型のフィールドで斬撃や必殺技・魔法を繰り広げるアクションRPG(シンボルエンカウント)となっています。
基本的にはコンボで敵のHPを削って妄想開放(ハイパーモードみたいなもの)で一気に畳みかけるという流れになりますが、
格闘ゲームみたいな駆け引きではなく、どちらかというと無双系の印象です。
戦闘に参加できる仲間は自分も含めて最大4人、スキル(魔法や必殺技)の使用や作戦を指示したり、途中で操作キャラを代えることもできます。
でもやることはボタンの連打、強力な攻撃が来たらガードやバックステップ、危なくなったらアイテムや仲間のスキルで回復、といった感じで単調になりがちです。
敵の種類が少ないのもそれに拍車をかけています。
もしかすると難易度を上げるともっとタクティカルになって面白くなるのかも。

ストーリーに力を入れすぎたのか、いろんなところでプレイヤーの目に直接見える形でコスト削減が見られます。
・秋葉原の店舗がほとんどもじってあり、実店舗の名称はほとんどありません
 行けるところも「アキバズトリップ2」からは狭くなりました。
なんと街の人々が単色。ニュースなどの再現CGの人型モデルみたいです。
 サブイベントに絡む人までこれです。
・装備品でキャラクターの外観が変わらなくなりました(私服を除く)。
・敵キャラの種類があまり多くなく、ボス敵も含めてせいぜい30種類ぐらい(色違いを除く)。パターンも同じ。
LIVE2Dによる立ち絵は見栄えが良いですが、途中で挿入されるアニメムービーとのギャップを感じてしまいます。

僕には開発者の「従来のイロモノ路線を脱却したい」という思いが伝わってきました。従来のシリーズの「高めな服を着ている人に襲い掛かってお金稼ぎ」「どさくさに紛れてヒロインのパンツまでむしり取る」といった背徳行為はどうか、と思っていたところです。
ただ、普通のゲームになってしまった感じも否めません。

AKFさんからも、「舞台が秋葉原である必然性がない」「服を脱がせて戦うといった、これまでの見た目のインパクトが弱い」といった指摘がありました。
結果的に、開発者とプレイヤーのすれ違いが、このゲームの売上に反映してしまったのではないかと思われます。
個人的には次回作にも期待していますが、大丈夫なのか心配になります。

ちなみに今回は新品で買わなかったのは、単純に発売日にPS4本体を持っていなかったためです。
そしてPSVita版が出るまで待とうと思い、買いに行ったらPS4版の方が安かったので(本体を持っていないのに)買い、PS4本体を買ったら本作がPlayStationPlusでフリープレイで配信されていた、という状況です。
これまでは自分のアキバ愛?のためだけでなく、メンバーにネコ耳とかウサ耳とかのキャラを見せるためにもこのシリーズを買っていたのですが、これからミーティングがなくなると気力をなくすかも・・・。

 



ミーティングの前に古淵駅の「ハードオフ」をちょっと見てみました。
もはや買うものはほとんどありません。
これまでは良くメンバーのためにゲームを買っていったのですが、もうそれもなくなるのですね・・・。
品揃えは1年前とさほど変わっていません。


最後の月例のミーティングでは、残念ながらNさんが疾病で欠席となってしまいました。
それでもKGRさんとAKFさんで、いつものように買い出しをして会場に集まります。
最後なのにいつもながらのミーティングでいいのか、と思いながら、1年ぶりのミーティングが始まりました。

まずは僕が持ってきた「時と永遠(トキトワ)」の映像を見てもらいました。で、「消費者センターに訴える」が二人にウケたようです。

続いて僕がSteamで1年前にダウンロードした「コードオブプリンセス」をプレイしてもらいました。
連鎖で炎が燃え移るとか、レーザーを食らって画面端までぶっ飛ぶとか、 「ガーヒーには良くあること」を体験してもらいましたが、やはりガーヒーにはかなわなかったようで。
特にオフラインで対戦できないこと、ランダムにキャラが選ばれないこと(レベルや装備品で強化する要素があるからでしょうか)を挙げていました。
露出度の高いキャラにはそれほどの反応はありませんでしたが、ちょっと古いギャグ要素に関しては、「DXカリバー(デラックスカリバー)」がウケたみたいです。

AKFさんからも、ドラクエXのプレイ動画を持ってきたので再生しました。Nさんがいれば・・・。

続けて、AKFさんがクレーンゲームでとった、アーケード筐体型の108in1のゲーム機を持ってきました。
今回は全てのゲームを解説した説明書つき。でも前回のような奇抜なゲームは今回はありませんでした。
単三電池3本を入れてプレイするも、画面をテレビに映せない(ゲーム機に内蔵している液晶画面にしか映せない)、使わないボタンがあるなど、早々に終了となってしまいました。

最後に、AKFさんがレトロフリークでプレイできないと嘆いていた復刻版「美食戦隊薔薇野郎」を、SFCを発掘してプレイしました。
ちなみに動作テストに使用したカートリッジは、以前KGRさんがゴミ捨て場で拾ってきたという、F1のゲームです。
一緒にセーラームーンのベルトスクロールアクションゲームやファミスタがあったんでしたっけ。かなり懐かしい!
ACアダプターがなかったのでルーターのACアダプタで代用しました。
AKFさんが操作する「ばに~さん」と、KGRさんが操作する「ペコペコさん」が20年ぶりの競演
最後はこのミーティングらしいゲームで終わりました。
 「いい形で終われたな!」

 


場所を移して、遅い新年会、そして送別会を行うことになりました。
Nさんがいないのは残念ですが・・・。
今後のことを話しても不安になるばかりです(と言いつつ、僕は「これからどんなゲームをプレイしたらいいのか」みたいなことを言ってしまいましたが)
これまでの楽しかった思い出を、時間が許す限り挙げていきました。

・もうファミコンは映せるテレビがないので、ファミコンソフトをまとめて売ったら一番高かったのが「マジカルどろぴー」だった。
・徹夜で「ガーディアンヒーローズ」を対戦
・バンガイオー、23面「敵機の降る夜」
・ソーセージのオマケを集めて腹痛に
・ダライアスの音楽を店内BGMにかけていたゲームショップ
・電車の駅で人間すごろく
・麻雀占いフォルトゥーナで小三元縛り
・ターゲットが分からない「ぴょんぴょんキャルルの麻雀日和」
・KGRさんが大ハマリ「ライオットアクト」
・僕が今でもやっている「Wii Fit」
・失敗すると超失踪「超執刀カドゥケウス」
・ドリームキャスト発売日にセガサターン購入
・減りゆく大学周辺のゲームショップ
・今の気分は「最高です」 「未踏峰への挑戦」
・「たけしの挑戦状」 ゲームショップで動作確認でスタートボタンを押しても始まらずに「それ仕様なんです」
・電源一週間つけっぱなし「仮面ライダー倶楽部」
・同じく電源つけっぱなし「頭脳戦艦ガル」
・「じどう」の名前がとんでもないことに、「里見の謎」
・E島Iの声優初挑戦ゲーム「マジカルポップン」
・同じく「ボボロワ聞いてください」の「10101」
・本当に買ったの?ルールが良くわからない「おそうじ戦隊くりーんきーぱー」
・良く任天堂が許可した「どきどき魔女裁判神判」
・AKBに食われた「萌えじゃん」
・みんなでプレイ「みんなでまもって騎士」
・Nさんが大ハマリ「Minecraft」
・「テラリア」
・「Sperunky」
・[サンダーフォースV」は良作だがVIは・・・
・出せないけど許す。来たれ東京湾ドゥームへ「アンゴルモア99」
・意外にもNさんがハマった「ひぐらしのなく頃に」
・ラスボスの顔が大量に襲い掛かる最終面、助けられなかった家族が星に、妹たちが鉄仮面、「ミッドナイトレジスタンス」
・でないとそいつは水の中だ、冒険百連発の「エドワードランディ」・・・とそのオマージュ満載の「ガンスターヒーローズ」
・999面までプレイ。ノリチィが誕生した「ラインアタックヒーローズ」
・神戸の街を一掃、プロローグと本編で主人公の名前が変わる、そしてメーカー名のスペルも変わる「神戸恋愛物語」
・街のキャラクターのグラフィックが意味不明!MSXの「未来」
・もはや伝説、秋葉原の旧ゼットで980円だったんだよ!せっかくだから「デスクリムゾン」
・これはひどい「大冒険」
・声優ブームが懐かしい、「プラネットジョーカー」
・意外とデキがよかった「キアイダンOO」
・公園を核爆弾できれいに、「ひらめきパズル マックスウェルの不思議なノート」

最後に、KGRさんが「おぼろ月夜 コンビ麻雀合わせ打ち feat. 大宮京子」を思い出し、時間となりました。


冒険の終わりに

今日は最後の月例のミーティングに行きました。
途中で寄った古淵のハードオフはほんのおまけです。

このページを見ている人には、ミーティングの内容など面白くもないかもしれません。
メンバーにとっても、あまり知識や経験にプラスになるようなこともなかったかもしれません。
それでも、20年近く続けてきました。ただメンバーに感謝するだけです。

「もう会えないかもしれない」「メンバーを無理やりゲームで引き留めてしまったのではないか」いろいろ考えていると否定的な意見ばかり自分の頭の中に浮かんできました。
とりあえず、僕が出来ることはこのページで生存報告、そして記録をすることです。
そして僕はこれからどんなゲームをプレイするのか。したいのか。

僕はこの日を忘れないでしょう。


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