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ゲーマーズマップ 第 342回

御徒町

探検日: 2018年04月15日

冒険前のできごと

ごめんなさい。
本当はちょっとグレードアップした冒険に出かけようと思っていたのですが、多忙のため今月は結局こんな冒険になってしまいました。

今日はちょっと秋葉原にあるものを探しに行きました。
そのついでにアメ横に寄ってきました。

最近Wiiウェアでダウンロードした「ファランクス」をプレイして、とても懐かしい思いをしました。

「ファランクス」はズームという北海道のメーカーがX68000という昔のパソコンで販売された、横スクロールのシューティングゲームです。
パワーアップアイテムをボムとして使用できることが特徴ですが、今となってはオーソドックスな横スクロールシューティングゲームかな。

一番最初にこのゲームを知ったのは、たしか「The World of X68000」という書籍です。
ゲームの裏技集が載っているのですが、なぜか「メルのスカートが脱げる」という、一見意味不明な(「がんばれゴエモン外伝」みたいな)裏技が印象に残っていました。

そして時は過ぎ、名前は忘れましたがX68000のエミュレーター(EX68)を収録した本で、このゲームをプレイしました。
このページでもどこかに残っているはず。
まず、オープニングデモが凝っているのが印象的でした。
同人ゲームっぽいといえばそうかもしれませんが。
特にメルの横顔がかっこいいと思いました(時代を感じさせるキャラクターデザインですが)。
で、ゲームをプレイしていると、
やたら敵が固い、初見殺しが多いで、初回はコンティニューをすべて使っても1面もクリアできませんでした。
それでもなかなか音楽が良いと、その時は思いました(エミュレーターでテンポがずれたり、MIDIの音色だったりしましたが)。
結局EX68では同じズームのゲームの「ジェノサイド」ばかりを遊び、すっかり忘れてしまいました。

さらに時が過ぎ、「レジェンドオブゲームミュージック コンシューマーボックス」のゲームミュージックCDで、このゲームの曲(FM音源)が収録されていて、1面のBGMが良かったと感じたことを思い出しました。
(ちなみに収録曲の選曲はあのお方です。今でもネットの記事で見かけます)
EX68は音色がMIDIだったので、違った印象を受けました。
いかにもFM音源らしいというか、こっちの方がいいかも・・・。

そして先日Wiiショッピングチャンネルが終了するということで、今しか買えないダウンロードソフトを探していたところ、このゲームを見つけ、当時の思い出が蘇ってきました。
今回はエンディングまでプレイして、コンティニューは使いましたがX68モードのNORMALをクリアしました。

まずゲームの内容ですが、なぜか僕は「大人になったキアイダンOO」というか、「ちょっとサンダーフォース(III)っぽい」というか、そんな感じを受けました。
Wiiモードになると武器の切り替えができるので、ますますそう感じてしまいました。
また、任意スクロールやワープゾーンなどの趣向を凝らしたり、Wiiモードはキャラクターをギャグっぽく(ちょっと寒い)に変えたり、エンディングで開発者からのあとがきが出てくるなど、同人ゲームっぽい感じもしますが、まあ多めに見てあげましょう。

そしてBGMですが、このWiiウェア版はX68000に近づけて移植したということで、EX68やレジェンドオブゲームミュージックコンシューマーボックスと同じメロディーで、音色をMIDIっぽいような、それでも一部がFM音源っぽいような感じでした。
個人的には5面のBGMがアツくて気に入りました。
Wiiのメニュー画面やオープニングデモでも使われているのに、なんで「~コンシューマーボックス」には収録されなかったんだろう・・・。

EX68と違い、ディスクのロードや入れ替えはありません(そのためあの裏技が使えないのですが・・・)。
これで500円は安いと思いました。

 

ちなみに、Wiiモードのネタは寒い(誉め言葉)ものが多いのですが、その中で印象的だったのをご紹介します。

  • このゲームはステージ前にタイトルが出るのですが、1面は「Assault (訳:朝はやっぱりヤク〇〇)」という脱力感。
    しかし、主人公の持っているヤク〇〇、ラムネ瓶ぐらいのサイズがあります。
  • 1面のボスは2本のアームを開閉しながら攻撃してくるのですが、Wiiモードではアームがハイヒールを履いた足になっています。何かのパ□ディウスでしょうか?
    しかし弱点がアームの間にあるので、そこを撃ち込むというのは・・・。
  • 2面は「UnderWater(訳:アンダーウェア 下着)」。
     トランクス(ゲームタイトルのファランクスにかけたのでしょうか)を自販機で買っている主人公がいますが、下着を売ってる自販機なんてあるのかな(女物だったら・・・、CER〇的にアウトでしょうね。。
    スカートが脱げる裏技の画像を使う案もあったのかもしれません)。
  • 5面の背景は、X68は大気圏(宇宙空間)ですが、Wii版はなぜか夜景が出てきます。
  • 北海道だから函館の夜景かな?左下には雪の中に車が止まっているのが見えます。。
  • 6面はWiiモードオリジナルの武器「たんば」が出るのですが、そういえばX68000にそんな名前のゲームがありましたねぇ。
  • (元ネタは同社のWiiウェア「ファンタジックタンバリン」からです)。
  • 8面は「Charge(訳:充電中、もうすぐ終わります)」
  •  ゲーム的にも最終面なので、なかなかうまいと膝を叩いてしまいました。
    ちなみにケータイ(古っ)に映っているのはスカートが脱げる前(普通)のメルの画像です。。
  • Wiiモードをクリアするとカラオケモードが追加されるのですが、単にオープニングムービーにしょーもない歌詞?が出るだけで、しかも3パターンあります。

あとがきに「Wii版は好き勝手やらせてもらいました」とありましたが、もっとハジけてもよかったかも。

 

そんな感じで、本作について調べていると、ケムコから出ていたSFC版やGBA版があって、そちらはBGMが差し替えられているということでした(ちなみにゲームシステムもWii版と同じような改良が加えられているようです)。
こちらもそれなりに高評価のようで、気になりました。
ただ、BGMだけのためにこれらのゲームを探し出し、SFCやGBAを引っ張り出してプレイするというのはどうだろう?と思っていると、
シティコネクション(クラリスレーベル)からケムコのゲームを集めたゲームミュージックのCDがあるという情報もありました。
しかしこのCDに収録された他のゲームはほとんどプレイしたことがなく、せいぜい「スペースハンター」ぐらい。
(しかしこのパッケージがいかにも僕らの考えそうなデザインです)
僕としては、「シャドウゲイト」や「ファーストサムライ」とかだったら考えるのですが・・・。

そんな感じで秋葉原に繰り出して現物を見ようと思い、「ファランクス」の思い出について記録するために、ついでにアメ横によって冒険の記録とすることにしました。

 



そんなわけで秋葉原に行き、すーぱープテトでボコシス、じゃなかった「スーパーポテト」に行ってみたのですが、見つけることが出来ませんでした。
そこまで欲しいわけではなかったけど、まあいいか。
(今回は行かなかったけど、BEEPだったら売ってるのかなぁ。)

余談ですが、前日インターネットの情報で「スプラッターハウスは良作」みたいな記事を見て、
「名作ではあると思うけど、良作までは・・・」と考えていると、
スーパーポテトの5Fのゲームセンターに「スプラッターハウス」が置いてあってびっくり。

 

用事を済ませてアメ横に来ました。
上野駅と御徒町駅の間にある、大晦日のニュースで有名な商店街です。
外国人観光客が目立ちました。
さらに最近上野動物園でパンダの赤ちゃんが誕生したこともあり、お祝いムードが漂っていました。



アメ横といえば、なぜか「魔界塔士Sa・Ga」を思い出します。
確かICボードを買うところだったっけ(アメ横よりもアキバの方が適切だと思いますが)。

なんかゲームに関係のあるような、ないような。
本日はこれで終了です。

 


冒険の終わりに

今日は「ファランクス」の思い出を綴るため、ちょっとした近所の街をぶらりと歩いてきました。
高々あまりプレイしていなかった一本のゲームでも、いろいろあるもんですねぇ。

実は秋葉原のジャンク通りの店で新しめのUSB FDDを買ったのですが、結局どれも読み込めず、この企画もここで終了です。
来月はもっと冒険らしいことをしたいと思います。

また、お菓子に続いてミーティングに持っていこうとしたゲームも処分(フォーマット)しようとしたところに、久々にミーティングの開催の連絡もありました。
来月はミーティングのこともありますが、どうしようかなぁ。


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