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ゲーマーズマップ 第 335回

久慈~大館

探検日: 2017年 8月25日

冒険前のできごと

本日は休暇を取り、平日にしか行けないところに行ってみることにしました。
昨年買った南部せんべいの一斗缶入りが好評だったので、まとめて買ってくることにしました。
この南部せんべいは久慈市の工場で作られており、併設の直売店で安く売られているようなので、行ってみたいと思いました。
また、昨年は行けなかった「もぐらんぴあ」にも行ってみたいと思ったので、行ってみることにしました。


今年も東北道をひた走り、久慈渓谷の山道を走りながら久慈駅に到着しました。
到着した時間帯はもう12時近くで、昼休み中の可能性があったので、先に「もぐらんぴあ」に行くことにしました。

しかし、ここで問題が発生。
もぐらんぴあをカーナビで調べても、昔のまちなか水族館しか出てこないのでした。
もうまちなか水族館は閉館し、今は「あまちゃんハウス」になってしまっています。
いろいろ調べていると、駅で一つ北の海岸近くにあるようでした。

ちょっと分かりにくい場所ですが、「もぐらんぴあ」が見えてきました。
岸壁の下に建物が見えます。

もぐらんぴあ入口

ここもなぜか、小袖海女センターと同様、八角形の塔状の建物が見られます。
入り口には顔を出して記念撮影を顔出しパネル?がありますが、その隣にはさかなクンのイラストのパネルがあります。
そう、この水族館は、さかなクンの協力に支えられ、展示場の至る処にさかなクンのイラストや、さかなクンが寄贈した魚が展示されているのでした。

建物に入ると、左側に受付があり、券売機で入館券を買って中に入ります。
ちなみに売店や管理棟の3階まではなくても入れるみたいです。

気づきにくいのですが、展示場は地下にあるようです。
僕はてっきり海底を覗ける海中の塔に入れる(疑似海女体験)のかと思いましたが、勘違いです。

ここは国家石油備蓄基地の一角を利用して水族館にしたようで、展示場に行く前に、石油に関する知識やこの設備についての説明が展示されています。
デカいホイールローダーには圧巻。

その奥には水族館の入り口があるのですが、なぜか透明ビニールの仕切りがあり、その脇から入っていきます。
すぐに見えるのが、クラウドファンディングで購入した熱帯魚が、小さい水槽に入って壁状に展示されています。
魚の名前の他に資金を提供した人の名前(ハンドルネームらしいのもあります)が書かれ、まるでオーナー制度のようです。
そういえば、まちなか水族館のときもこのような水槽があったかもしれません。
その先の海洋生物の展示には、いたるところにさかなクンが描いたと思われるイラストが見られ、中には本人が寄贈した魚も見られます。

続いて、久慈の海と称した、このあたりの海の生物の展示があります。
なんかハゼやゴンズイのような魚が多かったような気もします。
土日祝日の昼の前後には、この地方に伝承されている潜水技術「南部もぐり」の実演や、北限の海女の実演が行われるようです。
その先にはホヤの展示もあり、幼生から成長するまでの過程の説明もありました。
深海魚のコーナーでは、オウムガイやダイオウグソクムシの展示もありました。
ああ、ダライアスのあのボス達を思い出す・・・。
ちなみにドクターフィッシュ水槽は有料で体験できます。

続いて、クラゲの水槽や個体の生物の展示があります。
さかなクンらしく、ハコフグやハリセンボンが目立っていました。

メインの海底トンネル状の水槽に行く前に、被災時の水族館の様子が展示されていました。
ここのメインの展示物でマスコットキャラにもなっているアカウミガメは、震災の生き残りということです。
その先のトンネル状の水槽では、そのウミガメやアカエイなどが悠々と泳いでいます。
その奥には円筒状のクラゲの水槽があり、ライトアップされています。

これで一通り、水族館の展示物は見終わりました。
来た道を引き返し、管理棟に戻ります。

建物は5階建てになっているようです。
1Fは売店とちょっとしたフードコートになっており、すこしお土産を買いました。
小袖海女センターと売り物が似ていて、生うになどはないものの、海のりや小物などがありました。

2Fは石油に関する情報の展示、3Fは震災の記録と、防災に関する知識の展示です。
4Fはさかなクンコーナーで、自身の着ていた白衣や、執筆した書籍、寄贈された魚やイラストなどが展示されています。
まさにおさかな天国ですね。

屋上は展望台になっています。
北側半分は崖ですが、海の方を見るとリアス式海岸らしい島が見えます。
謎の島
一方、海岸沿いは消波ブロックが大量に並んでいます。防波堤の工事をしているようです。

まあ、こんなところでしょうか。
僕は「もぐらんぴあ」を後にし、本来の目的の一斗缶入りの南部せんべいの工場を探訪することにしました。

 

行く途中に「GEO」があったので、寄ってみました。
実は「アキバズビート」のPS4版かPSVita版のどちらを買おうか迷っていました。
PS4版は発売から時間が経過しているので価格は安いと思われますが、自分がPS4を持っていない(いつかは買おうと思っています)のが問題です。
PSVita版は自分がPSVitaTVを持っているのですが、VitaTVで動作確認している情報がなく(人柱?)、価格もPS4よりは高いと思われます。

特にこれといった掘り出し物はなく、いたって普通な感じの品揃えです。
棚を探していくと、PS4版「アキバズビート」がありました。
しかも開発者やAKFさんには申し訳ない値段で。
せっかくだから買っていくことにしました。

 

この一斗缶入りのこわれ南部せんべいを販売している店は、「宇部煎餅店」という会社です。
宇部は久慈駅の南にある地名で、創業の地もそこらしいのですが、今は久慈市内に大きな工場を建て、大量の南部せんべいを生産しているということです。
確かに南部せんべいは以前はあまり見かけず、あっても気軽に買えない値段でしたが、今はあちこちで販売されているのを見かけます。
ここのこわれせんはたまにスーパーなどで見かけることがあります。

この工場は、久慈駅の南西にある小高い山の上の工業団地の一角にありました。
ホームページの情報通り、小売店も併設されていますが、経理部のワークスペースにもなっているようで、レジの向こうには机を並べて従業員が業務を行っておりました。
ちょっと緊張。
2階は社員食堂のような設備になっていますが、なぜか一般ピープルも入れるようです。

本当に一斗缶で買うと一つ1200円ですが、段ボール箱に入っているやつは1050円です。
ちなみにおかしのまちおかなどで見られるこわれせんの袋入りのやつは一つ100円で売られています。
もちろんこわれせんばかりでなく、普通の南部せんべいも売られています。
なかなか来られないので、箱入りのこわれせんを6箱も買ってしまいました。
賞味期限は11月中旬まで、どうしよう。
ちなみに宅配も受け付けているようです。

工場はテラスから中を見ることが出来るようになっており、5ラインぐらいが動いています。
ベルトコンベアに南部せんべいの丸い形が次々と流れてくる様は圧巻。
一日に焼く南部せんべいは50万枚、3~5トンの小麦粉を使うようです。
…すごいなぁ。
これが全国に流通しているのですね。

 

そんなこんなで、目標達成。
僕は久慈市を後にしました。
まだ時間がありそうなので、去年も見た大館市に行くことにしました。
来年の干支の犬の写真を撮ろうと思ったのです。


東北道を抜け、去年と同様、大館市に入りました。
しかし到着したときにはすでに4時を回っており、「秋田犬会館」は営業時間を終了していました。
さらに大館駅に向かうと、駅の隣に「秋田犬ふれあい処」という建物がありましたが、ここも営業時間が終了。
昨年といい、犬に関してはツイてないなぁ。
簡単に行けるような場所ではないので、くじけそうになってしまいました。

とりあえず銅像の写真だけを撮って、足早に帰ることにしました。

秋田犬の銅像 秋田犬の銅像 秋田犬の銅像


冒険の終わりに

今日は去年と同じように、久慈と大館を見に行きました。
とりあえず目的の南部せんべいの一斗入りをたくさん買えたので良かったです。

「もぐらんぴあ」は、以前見た「アクアマリン福島」の半分ぐらいの展示場ですが、僕はこれで700円は安いと思いました。
結構 維持費もかかっていると思いますし、いろんな種類の海洋生物を見ることが出来ました。
今日出会った海洋生物のうち、ダライアスバーストクロニクルセイバーズで元ネタになったものを挙げると、

また、さかなクンに関する展示物が多く、ファンにとってはマストな場所になるのではないでしょうか。

南部せんべいの工場の直売店は、不定休ですが土曜日もやっていることがあるそうです。
興味のある方はホームページをチェックすると良いと思います。
(久慈駅から歩くと40分ぐらいかかって行けるようです。電車とタクシーでも行けるんじゃないでしょうか。)
個人的には、すべて国産原料の高級南部せんべいなんてのがあるのか、興味が出てきました。
それにしても、次回のミーティングか何かで持っていこうと思うのですが、いつになるやら・・・

大館市の秋田犬は、ろくに調べもせずに行った自分が悪いのですが、また見に行くかは考えます。
年賀状の犬の写真を撮るならば、近場でもいいかなぁ。


「アキバズビート」も結局PS4のものを買いました。
ああ、僕もPS4を買わなくちゃなぁ。


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