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ゲーマーズマップ 第 329回

新白河

探検日: 2016年04月10日

冒険前のできごと

更新が遅くなった上に、だいぶ前の冒険記となってしまいました。
今回は青春18きっぷを使い、焦ることなくどこかに行くことにしました。
どちらかというと、モノを探しに行くというよりは、電車の中で今後についていろいろ考えようとしたためです。
行き先は、東北の入り口、新白河にしました。
東日本大震災から5年が経過し、それでも思うように復興が進まない被災地に、何かできないか、と思い、とりあえず東北方面に行ってみよう、と思ったまでです。
しかし、その後皆さんご存知の通り、熊本県で地震による災害が発生してしまったのでした・・・。

 


東北本線で北に向かう中、まずは、ミーティングについて考えました。

今年に入って、メンバーの多忙によりミーティングが開催できていません。
都合が良くなったら連絡ください、ということでしたが、特に何時やろう、という連絡もありません。
メンバーからはSNSを使うように言われましたが、僕自身はやはりSNSには抵抗があります(実はダライアスバーストクロニクルセイバーズの無料プレゼントキャンペーンでも、Steamの登録に抵抗がありました)。

もしこのままミーティングが出来なくなったとしても、仕方がない。
とりあえず、僕は今あるゲームを続けよう。

そう考えました。


そして、今年プレイしたゲームについて、紹介も交えて考えたことを記します。

去年から引き続きプレイした「時と永遠」ですが、ようやくクリアしました。
エンディングで思わず笑ってしまいました。
言うまでもありませんが、このゲームは、●●な意味で有名です。
近所のゲームショップで680円で購入しましたが、上には上がいるようで・・・。
ゲームの内容としては、やっぱりPCのアダルトゲームを移植したような感じで、アニメ調のキャラクターグラフィックはともかく、ストーリーやキャラクターの掘り下げが浅く、いまいち心に残りませんでした。
ゲームバランスは調整不足という感じで、全体的に時間がない中で見切り販売されたような感じがします。
唯一印象的だったのは、新居の退屈そうな曲です。
やっぱり 古代祐三氏の曲は良いと思いました。

 

今年に入って、新しいゲームを、と思い、「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を買いました。
まず、PSVita版、PS4版、Win版のどれでプレイするかを迷いました。
PSVita版はVitaTV(いつの間にか生産終了になってしまった!)があるのでコントローラーとモニターサイズによる問題はないのですが、
画面の解像度の小ささと多人数プレイができないことが難点です。
一方、パッケージ版で買える(近所のゲームショップに貢献できる)ことと消費電力が少ないことが利点です。
PS4版は僕自身は本体を持っていませんが、ミーティングでプレイするには準備が容易です。
ただ、コントローラーをそろえるのはWin版よりも面倒になりそうです。
Win版は、ミーティングでも環境を用意でき、コントローラーの手配が一番楽です。
ただ、Steamに登録、起動していないとプレイできないことや、ウリの二画面構成がミーティング会場では難しいことが難点です。
ダウンロードコンテンツやプレイデータなどがPS VitaやPS4と互換性がないこともマイナス要因。

結局、ミーティングもいつできるかわからないため、PS Vita版を買いました。
パッケージで買っても説明書が入っていないのに、ちょっと残念に思いつつ、時代を感じてしまいました・・・。
また、その後AMDのCPUで本作のWin版が無料でダウンロードできるキャンペーンがあり、ちょうど自作PCの作り替えを検討していたため、買って応募しました。
ダウンロードしたものの、実際にプレイしないままとなってしまうかもしれません。
まあ、仕方がないか・・・。

ゲームの内容としては、新規ユーザーの取り込みも考慮しつつ、僕のような初代ダライアスをプレイしていた人たちでも入ることができる、いわゆる「オッサンホイホイ」的なゲームにも感じました。
敵弾を消せるバーストビームは、単純なアイデアでも意外と戦略性が深く、これまでのシリーズとは違ったプレイ感覚が味わえます。
一方、初代からのプレイヤーにも「オリジン」や「セカンド」など、これまでのシリーズの自機に準拠した機体が選択できます。
敵や敵弾をかわすのが難しい場所ではバーストビームで消すのですが、これらの機体では純粋にかわさなくてはなりません。
誘導弾や弾幕をかわしているうちに、ゲーメストでダライアス外伝の攻略記事(あと誤植も)を実践していた頃を思い出しました。
ボス敵の攻略も、本作の面白さの一つです。

後に追加DLCが公開され、タイトーやセガの過去のシューティングゲームの自機が使用できるようになりました。
僕は両方とも購入し、楽しませてもらっています。



続いて、PlayStation+で無料だったため、「ぎゃるガンヴォルト」をプレイしました。
メーカーがメーカーだけに、□ックマン風の8ビットテイストのアクションゲームになっているのですが、 全体的に難易度が低く、あっさりクリアしてしまいました。
ボスの攻略パターンを覚えて、ジャンプとショットを駆使して勝つというのは懐かしくも面白いと思いました。
ただ、ゲームシステムでハイスコアを狙わせるためか、敵の配置がまばらであり、無機質で寂しい感じがします。
オープニングやエンディングがテキスト(ひらがな、カタカナのみ)だけというのも、いくらおまけゲームで低予算だといってもちょっと寂しい感じがします。
いくらレトロ感を出そうとしても、ここまで寂しいのもどうか、と思いました。
(「珍道中!ポールの大冒険」とか「みんなでまもって騎士」のように、作りこまれた8ビットテイストのゲームをプレイしてきたのもあるかもしれません)
ちなみに効果音が鳴るとBGMのパートの一部が途切れるように感じましたが、気のせいでしょうか?

また、スコアを稼ぐためには敵の倒し方やアイテムの取り方などを考えることになるのですが、スコアを稼いでも得られるものはトロフィーとかランキングとかです。
スコアに応じて新しい面やキャラが追加されるとかだと、もっとやりがいがあると思うのですが・・・。



最後に、「みんなでまもって騎士」のダウンロードコンテンツである、FM音源パックがいつの間にか登場していました。
昨年末には失礼なことを書いてしまいましたが、どうやら今年1月に公開されたようで、ゲーム発売から1年4ヶ月、前回の追加コンテンツからは1年弱は経っていると思いました。
その間、僕は説明書をボロボロにしつつもようやく城と旗のレベルを最大にしていました。
で、その期待のFM音源は、「待った甲斐があった!」と言いたくなるようなデキで、さすが、FM音源といえば古代さんです。
単に音色をFM音源にしただけでなく、ゲストコンポーザーの曲は、その代表作の音色に似せてあり、思わず膝を打ってしまいました。
曲の印象が変わった 「オールトのくも」や、やりすぎ感があって笑ってしまった「Nitro Retro Girl」など、楽しませてもらっています。
その後、サントラのVol.2が4月末に発売されたため、ヘル+を攻略しながら聴くことにします。
(1年前の今頃は、Vol.1のサントラを買って花見に行く車の中で聴いていたんでしたっけ。)



そして、今後の冒険の話ですが、 色々アイデアが出てくるのですが、どうも乗る気が出ません。
昨年買った「逃走ハイウェイ」のように東京‐名古屋間を4時間で走り抜ける(しかも旧東名で)のは、不可能ではないものの実施するとまずいことになりますし、
「ダライアスバースト」に出てくるボスの元ネタとなった海洋生物を見に行くのも、水族館の入館料も一人で見に行くのは高いし、
(余談ですが、この年はダイオウグソクムシの脱皮を初めて観測したものの、途中で死んだことがニュースで取り上げられました。また、以前行ったことがあった岩手県久慈市のまちなか水族館が閉館し、もぐらんぴあが再開したというニュースもあり、行ってみたいと思いましたが・・・)
去年「時と永遠」を読み込んだ際にドライブが壊れたPS3(初期型)を被災地で買いなおすのも、別のメンバーが修理できれば無駄になってしまうし、
「レトロフリーク」を買ったメンバーにオススメ(?)ソフトを買い与えるのも、余計なお世話になってしまいます。
いずれもお金がかかることが、大きな障害になっているようです。



結局、答えが出るまでに目的地についてしまいました。


新白河駅につきました。

駅を出ると、観光案内所になにやらご当地萌えキャラの等身大のポップが飾られていました。
「小峰シロ」という名前らしいのですが、僕はてっきり連れている犬の名前だと思っていました(メインも犬の方だと思っていました。このポップには犬が描かれていません)。
名前の由来は市にある小峰城と思われます。
このときは桜の時期だったので、きっと人がにぎわっていることでしょう。

このポップは市内のゴルフ場をPRするために、ゴルファーの恰好をしています。
そのため最初は、「みんなのゴルフ」もとい「スカッとゴルフ パンヤ」のポップのように見えてしまいました。
ちなみにこの萌えキャラは市の観光協会の公認キャラで、市の公認のマスコットキャラ(ゆるキャラ)は別にいるようです。

実は、先日PCパーツを買いに秋葉原に行き、お土産と思いラジオ会館の1Fにある土産物店を見ると、秋葉原らしく萌え日本酒のコーナーがあり、そこにこのキャラクターの日本酒がありました。
ラベルを見ると生産地がここ、福島県白河市だったため、ずいぶん広まっているようだなぁ、という印象を受けました。
この新白河駅の土産店にもこの酒は売っていますが、他にもお菓子もありました。
買っていっても、次のミーティングがいつになるかわからないからなぁ・・・。

まずは駅の西側にある、「白河鑑定団」を見ました。

駅から10分もかからないところに、「白河鑑定団」があります。
以前いつ来たか忘れてしまいましたが、ゲームソフトがPS2以降が主体になり、PS以前のゲームソフトは減ったように感じられました。
それでも、一部のゲームソフトはショーケースに入っています。

ここでは、FC「東方見文録」が3500円ぐらい、箱付きでありました。
隣にあったFCのくにおくんのゲームよりも安くなっていました。
10年ぐらい前はこんな値段じゃ買えなかったのに、変わったなぁ。

その向かい側にはゲームセンターがありました。
名前を確認するのを失念していましたが、まだ健在だったのですね。
このときの店内はそれほど客が多かったわけではありませんでしたが、10年ぐらい前の雰囲気のままのような、まるで中高生のたまり場みたいな印象を受けました。

ビデオゲームもいくらかおいてあり、珍しいところとしては、イベントで時間貸し可能らしい「ハイパーストリートファイターII」や、「スーパーリアル麻雀P7」がありました。
僕自身もしばらくゲームセンターから離れていましたが、最近ではアーケードゲームでもオンラインのダウンロードが主流となっており、ここにはALL NETの筐体が2台ありました。
もう、細かく置いてあったゲームをレポートしても仕方がないかもなぁ・・・。

 

続いて、駅の東側にあるブックオフを見ることにしました。
駅からはそれほど遠くはなく(そんなに近くもありませんが)、徒歩で10分ぐらいです。

駅の東口をしばらく歩き、国道294号線の交差点まで行くと、「ブックオフ」がありました。
ここもいつ来たかすっかり忘れていましたが、ネットカフェが通信対応のゲームコーナーになっていました。
カメレオンクラブ」と併合しており、結構PSに珍しいゲームがあったと思いましたが、失念してしまいました。
初期型PS3も16000円ぐらいでありました。
なるほど、相場はこんな感じかな?

ここでは、「超攻合神サーディオン」のサントラが売っていました。
AKFさんあたりが印象に残っているゲームでしょうか?
当時は中古で買ってSFCに差して電源を入れると、いきなり謎のマップ画面が出てきたり、キャラクターの一人のジャンプが大回転だったり、ラスボスのBGMがショボかったりして笑っていました。
でも価格は1万円弱と超プレミアがついています。

向かいには、「オフハウス」があります。
ゲームソフトはないものの、フィギュアとかのおもちゃなら置いてありました。

ちょっと先には「セガワールド」が見えたため、せっかくだから寄ることにしました。

セガワールド」はショッピングモールの中にあり、大勢の家族連れでにぎわっていました。
1階がプライズ、2階がメダルゲームになっていました。
ビデオゲームとしては、ここでもALL NETの筐体が2台(もっとあるかも)ありました。
しかし、どちらも「カラドリウス」が稼働していましたが、流行っているのでしょうか。

 

結局駅に戻ってきてしまいました。
やっぱり買うものは無かったけど、それが目的ではなかったし、まあ仕方がないか…。
帰りの電車のなかでも、僕は考え事を続けるのでした。


冒険の終わりに

今日は考え事をしつつ新白河に行きました。
結局考えがまとまらず、その後熊本地震で心が落ち着かずにいたのですが、今となってようやく出た結論が、「自分ができることをする」ということだけ。
とりあえず、今あるゲームをプレイしつつ(あまりお金を使わないようにして)、あまりメンバーに迷惑をかけないようにし、金銭的な不安を払拭することを考えることにしました。

一方、東方見文録とか超攻合神サーディオンとか、懐かしい、珍しいものを見ました。
何か買えれば良かったのですが、それでも面白い発見がありました。


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