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ゲーマーズマップ 第 328回

高尾山口~日野

探検日: 2015年11月01日

冒険前のできごと

年賀状のネタの第三弾、今日は高尾山にあるという、 「高尾山さる園」を見に行くことにしました。
ついでに、ミーティングで使えそうなゲームを探すことにしました。

今年、あるゲームメーカーが姿を消しました。
その会社はJRPGを標榜する会社であり、僕としては興味はあったのですがなかなか機会がなく、とうとう見ることないままここまで来てしまいました。
メンバーにも話していましたが、 記念として、ミーティングで取り上げたいと思っていました。
PlayStation Plusのフリープレイで無料でダウンロードした「クリミナルガールズ インビテーション」もあるのですが、ミーティングでははばかれるような内容かもしれません。
メンバーが嫌な顔をするようであれば、もうちょっと別なゲームを探してみようと思いました。
「セブンスドラゴン」等結構有名どころのゲームも制作されていたようですが、僕が着目したのは、○○ゲーで名高い「時と永遠」です。
(短時間ですが、「ラストリベリオン」でもメンバーにインパクトが与えられたので、このゲームも期待できそうです)
まずはこのゲームを探して、見つからなかったら「ステラグロウ」(会社がなくなったあと、販売元が完成させ販売にこぎつけたようです)や「セブンスドラゴン2020-III」の体験版を取り上げてみよう、 そう考えていました。
(会社はなくなっても製作者は健在、といったところでしょうか。)

で、探しに行くところは「みんなでまもって騎士」に因んだ日野市です。
高尾山に行く途中でもあるので、ちょうどよいと思っていました。
しかし、日野は立川や八王子に挟まれ、10年前であってもゲームショップ等は少なめでした。
インターネットタウンページで検索しても、ほとんどヒットしません。

 


 

高尾山口に到着しました。
山の中の、都心とは一味違う観光地の雰囲気がある駅です。
この前の那須以上に観光客でにぎわっており、結構外国人観光客が目立ちました。

少し山の方に上っていくと、ケーブルカーとリフトの乗り場がありました。
時間があまりないのと、ややカゼっぽいので、乗っていくことにしました。
ケーブルカーで行くか、リフトで行くか迷いました。最初は乗る時間が短いことと、あまり寒くないケーブルカーで行こうとしましたが、あまり待たなくてよさそうなリフトにしました。
ちなみに値段は同じです。

リフトはややスリルがありますが、周りの景色が楽しめます。
東京の街並みを見下ろすことができますが、ちょっと寒いです。
また、まだ紅葉には早かったので、あと数週間後にはもっと混雑するでしょう。

リフトの終着点に着きました。
やっぱり山麓も人でにぎわっています。
ケーブルカーの終着点の方に向かっていくと、さる園がありました。
入園料400円を払い、中に入ります。
入園料には植物園の入園料も含まれていますが、残念ながらそこまで見る時間がありませんでした。

さる園は山の斜面を利用した猿山を、隣接して建てられたガラス張りの建物から見るような形になっており、建物の中からガラス越しに見るか、屋上に上がってみるようになっています。
どちらもサルに触れることはできません。
飼育員さんがピンマイクでサル達の紹介をしています。
名前が親子間でしりとりになっているとか、エサの時間は他より多いとか、いろんな説明がありました。
なぜか「くまたんち」を思い出してしまいました。

目的の写真はというと、やはりガラス越しに撮ろうとすると反射してしまい、うまく撮れませんでしたが、屋上から光学ズームで撮影すると、そこそこ使えそうな写真が撮れました。

ケーブルカーもリフトも大混雑していました。
待ち時間も分からず、整理券を配っている様子。
意を決して山道を下っていくことにしました。

2km近く、上りはきつそうですが下りは重力に任せていけばよいので、山歩きにそこまで苦労しませんでした。
・・・そうしたとき、「ルプさらだ」の山歩きの歌を思い出してしまいました!!
おかげで下山中はずっと山歩きの歌が脳内に流れていました。
あのゲーム、反則だよね。


予定時間よりも早く、高尾山口駅に戻ってきました。


豊田駅につきました。
「とよだ」と読みます。「みんなでまもって騎士」のエンディングで出てくる「ロケち:とよだ」は多分ここのことです。
ちなみに日野自動車の本社は、名前の通りこの日野市にあるですが、その日野自動車も今はトヨタの傘下。何かこの地名と関係があるのでしょうか。 

駅のホームの到着ジングルは童謡の「たきび」です。
多分作詞家か作曲者がこの地に関係があるのでしょう。
今の季節にはぴったりなのですが、真夏の暑い時期も「たきび」なのでしょうか?

駅の北口を見まわしましたが、ゲームショップらしき店が見当たりません。
それにしても寒くなってきたからか、人が少ないなぁ。

また、郊外型の大型ショッピングセンター、「イオンモール 多摩平の森」があったので、ここに何かあるかと思いましたが、特にゲームショップ等のテナントは見つかりませんでした。
その代わり、インターネットタウンページでも掲載のあったゲームセンター、「ネバーランド」が向かい側にあったので、入ってみました。

ネバーランド」は、今となっては珍しい、個人経営のゲームセンターです。
さらに珍しいことに、ピンボールの台が4台置いてありました。
今はなきデータイーストのピンボールなのかと思いましたが、違ったようです。
音もクリアになり、スコア表示のLEDも赤一色ですが精細に見え、今のピンボールは進化しているなぁ、と思いました。恐らく海外産でしょうけど。

ビデオゲームも10台ぐらい置いてあり、「スーパーマリオブラザーズ」「パイプドリーム」「大魔界村」といった、レトロゲームものも置かれています。

やっぱりゲームショップは見つからなかったか。
隣の日野駅に向かうことにしました。


日野駅に着きました。
日野の駅はちょうど、主要道をまたぐような位置にあり、駅前はそれほど店は多くありませんでした。
昔は旧甲州街道と呼ばれていた道路だったと思いましたが、半分あたりで半分はずれのようです。
現在は国道20号線の甲州街道ではありませんが、昔は「甲州街道」といわれていたようです。
この道路を東に進むと、多摩モノレールの駅「甲州街道」があるのですが、「全然甲州街道じゃないだろう」と開業当時から思っていました。
これも誤りということですね。
さらにちなみに、この通りは都道256号線と、8ビット世代にはおなじみの数になっています。

事前に調べていた古本屋「ブックスーパーいとう」は、ここから東に行ったところです。
多分最寄駅は日野駅よりも多摩モノレールの甲州街道駅の方が距離的には近いと思われます。

途中に本陣と呼ばれる建物がありました。
ここ日野市は新選組にゆかりのある地です。
図書館もなんか歴史を感じる建物です。
本当に子孫の方なのか、新選組好きが高じて苗字を替えたのか、偶然なのか、土方さんという家の表札を見ました。
そう言えばそんな設定のキャラがいるゲームがありましたっけ。

駅から東へ1~2kmぐらい、道を歩いていくと、「ブックスーパーいとう」が見えてきました。
そう、昔はこのいとうに、TECHサターンやベーマガのバックナンバーを求めて探し回っていたのでした。
あの頃を思い出しました。

さすがに今となってはそのようなものはありませんが、古い雑誌類は充実しています。
あとゲームソフトもいくつかあり、PS,PS2,PS3,PSP,PSVita,3DS,DSが数十本といった感じでした。
残念ながら、探していたゲームは見つかりませんでした。
まあ、古本屋が主体ですから仕方がないと思いますが・・・。
でも、当時は「シルエットミラージュ」だったか「ゆけゆけ!トラブルメーカーズ」だったかをいとうで買った記憶があります。

駅に戻ってきました。
他にもどこか見に行こうかどうか、どうしようか迷いました。
ですが、ちょっと勿体ないのですが、カゼ気味だったし、色々気になることがあったので、そのまま帰ることにしました。


冒険の終わりに

今日は猿の写真を撮りに高尾山に行くついでに、日野を探訪しました。

高尾山は紅葉前にもかかわらず、多くの観光客でにぎわっていました。
もう猿の写真は十分です。後は何とかしましょう。

日野はゲームショップ等はあまりありませんでしたが、いろいろ昔のことを思い出してしまいました。

後日、「レジェンドオブゲームミュージック2」のライナーノーツを見ると、やっぱりこのゲームセンター「ネバーランド」のことが書かれていました。
ライターの一人に、このお店でインストラクターを兼ねて働いていると書かれています。
このレジェンドオブゲームミュージック2ももう8年以上前に発売されたものですが、健在なのですねぇ。
ピンボールゲームに興味がある方はぜひ行ってみるとよいのではないでしょうか。

その後、近所のゲームショップで「時と永遠」が見つかりました。
いろいろ 製作元には申し訳ないのですが、大した値段はしませんでした。


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