Prev Back Next

ゲーマーズマップ 第16回
両毛線 岩宿駅 群馬県新田郡笠懸町
両毛線(高崎線) 前橋駅 群馬県前橋市
上越本線 群馬総社駅 群馬県前橋市
高崎線 高崎駅 群馬県高崎市
高崎線 深谷駅 埼玉県深谷市
高崎線 籠原駅 埼玉県熊谷市

探検日:2002.04.07


今日は、残った青春18きっぷ1回分を消費するため、なかなか行けない群馬県のハードオフを探訪してみることにした。
前回のバスの待ち時間の反省を踏まえ、今回は、なんと折りたたみ式の自転車を担いで電車に乗り込んだ。

まずは宇都宮線で小山まで行き、そこから両毛線で岩宿駅に行った。ターゲットはハードオフ桐生西50号店。
開店まですこし時間があったので、岩宿遺跡を見て、途中のコンビニで軽くアイスでも買ってくることにした。ついでにジュースも、と思って棚を覗いてみると、なにやら怪しい飲み物が二つあったので、買ってきた。
一つが「コアップ ガラナ」。あまり知らないメーカーだが、どうやら販売はホッピービバレッジがやっているらしい。
もう一つが「酸梅湯」。酸辣湯なら聞いたことあるけど、梅ですか・・・。

そうして、開店と同時にハードオフについた。ここはブックオフと一緒になっている。
ちょっとエロゲーばかりが目に付いたが、まあ普通の品揃えだろう。
ブックオフの方を覗いてみると、KGRさんのほしかったマンガ「ワンダル・ワンダリング」という本があったので買っておいた。

ただ、ここのハードオフはバスが近くに通っていないようだ。
車で行かないとつらいところだ。

近くに「わんぱくこぞう」というファミコンチェーン店があった。
寄ってみたら、PCエンジンやサターンなどのゲームも少し置いてあった。

岩宿駅にもどると、最悪なことに、もう電車が行ってしまっていたようで、 30分近く待たされた。

11時30分。両毛線に乗って、前橋駅に着いた。
駅自体が県庁所在地の駅らしくなく、まるで浦和駅のようだ。
近くにも商店街のようなところはなく、まばらに店があるような感じだった。
とりあえず南口から出て、目的のハードオフ前橋天川店に着いた。バス停も近くにある。永井バスの文書館前というところのようだ。
ここのハードオフはこれ単体の店舗で、近くに店はない。だが、店は広く、かなり品揃えはよさそうだ。
僕はここで、ジャンク品のザインソフトのゲームを2本買った。 PC98の「魔神宮」と「ヨトゥーン」というゲームだ。
パッケージを見ると、XAINSOFTという名前だが、神戸恋愛物語はZAINSOFTという名前だ。
いったい何なんだ。
ついでに、なんかパッケージにKGRさんの集めているようなキャラクターの絵が描いてあったわけの分からない同人風のゲーム「人生クイズゲームだ」というPC98のゲームも買っておいた。

このまま前橋駅の北口に回りこんだ。
北口にはファミコンショップとイトーヨーカドーがあるぐらいで、あまり店はなかった。
両毛線の関係で待たされるのはイヤだし、重い自転車を担いで新前橋駅で乗り換えるのも大変だと思ったため、そのまま自転車で次のハードオフ前橋北店へ向かった。
国道17号を走っていると、右側に商店街が見えてきた。さらに隣には「オリオン通り」というのがあった。宇都宮にも「オリオン通り」があるが、何か関係があるのだろうか。
ここに4階建てのゲーセンがあり、グラディウスIIIなんかが置いてあった。

商店街を出て、さらに国道17号を走っていると、コナミ直営のゲーセン「チルコポルト」があった。ゲームは大してすごいものはなかったが、やはりコナミの特殊筐体モノが目立った。
その隣にはゲームショップがあり、出ようとすると、扉に「何も買わずに逃げるんか」とか書いてあった。 (ゲームの品揃えはちょっといいぐらい)
さらにその隣には、「XAX コナミスポーツクラブ」が・・・。
なんでスポーツクラブを買収したんだろう・・・。

そうして長い国道17号を進んでいくと、ブックオフがあったので、寄ってみた。
ここには、地元の古本屋で見つけて、KGRさんにネコモノかどうか確認を取っている「夢先案内猫」の2巻があった。これは恐らく成人コミックの類かと思っていたが、普通に100円の本棚に並んでいた。まだネコモノなのか不明だが、とりあえず押さえて置いた。
非常に買うのが恥ずかしかったが、この後内容を見てもっと恥ずかしくなったのは言うまでもない。

さらに長い国道17号を進んでいくと、荒牧北という交差点の角の辺りに、「ふうま」というゲームショップがあった。厳密には、フィギュア、マンガ、プラモデルなども扱っており、とんでもなくマニアックなお店だ。
入り口のそばには、まるで駅か銭湯のような、コインロッカーが置いてあった。店の中では荷物を持ち歩かないように(万引きできないように)するため、まずここで荷物を預けなくてはならないようだ。ロッカーは100円だが、使用後戻ってくる。

店の中を歩くと、プラモデルのコーナーなんかがあったが、まずはマンガをみて、そしてゲームコーナーへと進んだ。
これがなかなかすごい品揃えで、しかもレアものはしっかりプレミアがついている(高い)。
例を挙げると、
メタルスレイダーグローリー(14800円、箱変色ものは5000円引き)
アイドル八犬伝(14800円 箱なしは7800円)
エイリアンソルジャー(21800円)
などだ。
このお店は、こういったレアもののゲームをただ高い値で売るだけでなく、それに見合う解説もつけていて、「このゲームをみんなに知ってもらいたい」という感じがした。
たとえば、アイドル八犬伝なんかだと。
「キュートでかわいいエリカちゃんのサクセスストーリー」
などというように。
プレミアモノが高いからといって、悪いことではないと感じた。
ただ、僕は探し回って、安く買うけどね。

そうして、やっとハードオフ前橋北店に着いた。ここは今日開店したばかりで、オフハウスと一緒の店舗になっている。
初日だからか、結構混雑していた。品揃えはあとちょっとだけど、まだ開店直後なので、これからどうなるか楽しみだ。

上毛大橋をわたり、群馬総社駅に向かった。
次の電車まで、まだ30分ほど時間があるようだ。
ここは特に店はないので、ホームのベンチで買ったものを整理していた。
そこで、先ほど買ったザインソフトには説明書がついていないことが判明。残念だ。
荷物のスペースを減らすために、この箱に「ワンダルワンダリング」を二巻入れた。「人生クイズゲームだ」には、箱がきつくて入らなかった。
「ワンプロJ2」の説明書を見ると、本当はセーブのためにメモリーパックが同梱されていたようだが、ついていなかった。まあ300円程度だし、いいか。
「CALIII」の説明書を見ると、どうやらネコ娘はこのゲームにサブキャラとして出てくるようだ。

上越本線で、高崎駅に着いた。
本当は上信本線で北高崎駅に行ったほうが近いが、電車がいつくるか分からないので、高崎駅からハードオフ北高崎店に向かうことにした。
ここは、昔僕の友達と一緒にやってきて、近くの郵便局で「だいなあいらん」の腕時計プレゼントのハガキを出して、「あまりお店がないね」ということで帰った思い出があるが、実は奥にすすむと大きな商店街「中央ぎんざ」があった。
ここの途中の交差点に、ファミコンショップが二件斜め向かいにあった。
ひとつの「ファミコンワールド」は普通だったが、もう一つの「ファミコンクラブ」は、その名の通りすごい品揃えのお店だ。
ファミコンはスペランカー(しかも安い)はもちろん、暴れん坊天狗やアテナなんかのレアものも置いてあった。
本体も、ツインファミコンが箱つきで置いてある。
さらに、PCエンジンやメガドライブのソフトも置いてある。
僕が入ってきた後には、若い常連客がPCエンジンの本体を買いにやってきた。店員も、結構ゲームについて知っているようだ。
こういうお店は大切にしないとね。

国道17号の交差点に阻まれつつも、なんとかハードオフ高崎北店へ辿り着いた。
ここはオフハウスと同じ店舗で、品揃えはそこそこ良いが、残念ながら探しているものはなかった。
その後、ブックオフに寄ったが、探しているものはなかった。
途中で買った1Lの緑茶をストローですすりながら、高崎駅へ帰った。

体力も時間も、あと一件分残っていた。ただ、これまで自転車で走ったり、自転車を担いだりしているので疲れも出てきた。さらに、帰りの時間が遅くなるとまずいと感じた。
だが、せっかくだから、次に近い高崎線沿いにある、ハードオフ深谷店を目指した。
深谷に着いた。
ここから、籠原に向かって走っていくと、ハードオフがあるというが、その前に、北口のファミコンショップ「ファミコンワールド」を見てみた。
なんと、なぜかアーケード基板の売っているお店であった。
隣がゲームセンターであることから、なにか関係がありそうだ。

だいぶ空も暗くなってきた。
ようやくハードオフについたが、ここでも特に探しているものはなかった。

最後は籠原駅まで行って、家路についた。


Prev Back Next