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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #254
スーパーライト 1500 クイックス 2000 (PS)

購入金額: 210円箱説付

ゲーム内容
1980年前半にタイトーから発売された陣取りゲーム「クイックス」がPSで復活。
オリジナルモードに加え、グラフィックが現代風(2000年当時)になってスピードアップやスピードダウンのアイテムが登場するアレンジメントモードが追加された。

H.Kuwanoの考察

1.難しい初代

僕はGB版のクイックスや「ヴォルフィード」をプレイしたことがあるのですが、オリジナルモードのクイックスはなかなか厳しいです。
特に陣地の周りを周回するスパークスの動きが早く(殆どプレイヤーの移動速度と同じ)、ラインを引いて回避できたと思ったら方向転換して逃げられない、とう状況が多々ありました。
スペースインベーダーもそうですが、当時のゲームは今やってみると結構手ごわいです。

GB版は単なる移植じゃなく、遊びやすく調整されたんですね。
さらに「ヴォルフィード」も、「アルカノイド」に倣った良いリメイクだったと思います。

 

2.脱がないけど絵柄が微妙なクイックス2000

本作のアレンジメントは、グラフィックをリファインし、マーカー(プレイヤー)のスピードアップやクイックス(敵)のスピードダウンなどのアイテムが登場しています(囲むとGet)。
それよりも、領地を確保すると、確保したところに女の子のイラストが浮かび上がり、クリアすると全部見られます(このゲームはぜんぜんエッチじゃないよーだ、ってゲームがありましたねぇ)。
これがあまりにも当時を髣髴とさせるグラフィック で、荒くてデッサンがちょっとヘンな感じがします(PSのタイムギャルほどではないですが)。
インターネットもそんなに普及していなかった時代、ネットの絵描きを探して描いてもらったのでしょうか、と、Nさんは言っていました。

右側に長いストレートな髪を束ねているの女の子が、ステージごとに髪の色と服を変えながら、まるで「クレオパトラフォーチュン」のようにコスプレしています。
おそらく、このキャラはクイックスをモチーフにしたものでしょう。
「ギャルズパニック」等の脱衣要素のあるクイックスは多々あるのですが、それを意識したのか、中には微妙なものもあります(が、このゲームはぜんぜんエッチじゃないよーだ、って言ってもいいんでしょうか)。

このゲームは、H.Kuwanoがパッケージの微妙な絵柄に、「ネコミミやウサミミが出るかもしれない」と思って買ったものです。
そう思ってプレイしていると、 やっぱり、9面ぐらいにバニーガールの衣装が出ました。
良かったねぇ。
AKFさんは喜ぶよりも、「この絵のシチュエーションは一体何なんだ?」と突っ込んでいました。
全25面あるようですが、今回の収獲はこれだけでした。


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