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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #245
シルエットミラージュ リプログラムドホープ (PSP)

購入金額: 600円説(ソフトウェア説明書)付

ゲーム内容
右と左で攻撃の効果が異なるシステムが特徴の、アクションシューティングゲーム。
元はSSのゲームだが、後にPSで移植され、さらにPSゲームアーカイブスでダウンロードが可能になった。

H.Kuwanoの考察

1.複雑だが慣れるとスムーズに進めるアクションゲーム

僕はこのゲーム、SS版の頃から知っていましたし、SS版を持っています。
確か当時は体験版を配布していて、2面だけ遊べて、異常な世界観が印象的でした。
それでセガサターン版を持っていたのですが、PS版はお金がなくて手が出ませんでした。

昔話はともかく、本作は癖が非常に強いアクションゲームです。
プレイヤーキャラが右向きか左向きかで攻撃の属性が変わり、属性が同じものには精神力(攻撃力)を低下させ、違うものには体力を低下させる攻撃になります。
たとえば、プレイヤーキャラが赤いときに赤い敵を撃つと、敵の攻撃が弱くて特殊攻撃ができなくなり、赤いときに青い敵を撃つと、敵の体力が減って撃破することができます。
それだけでなく、スライディングや伏せダッシュ、投げの方向による敵の位置の変更など、多彩なアクションができます。

当時メンバーに見せたことがあったと思ったのですが、「やってみせて」というKGRさんからのリクエストに応え、プレイしてみました。
しかしメンバーに見せても、チュートリアルで「こりゃ無理だ」という声が上がってきました。
特に投げの部分がややこしいと思ったのかもしれませんね。

最初は慣れが必要ですが、慣れてきて敵の攻略方法がつかめてくると、だいぶ先に進めるようになっていきます。
アクションゲームとしてやり応えがあり、特にボス戦では、ボス毎に倒し方が異なっており、なるほどと思わせてくれます。

しかし、プレイには3〜4時間かかり、殆どが敵から金を奪う(カツ上げ)時間になってしまうので、繰り返しプレイしたいと思わないところが難点です。
これは、SS版もそうでした。

SSやPSをプレミア付きで買うと、割に合わないと感じると思います。
一方、PSゲームアーカイブスであれば、600円は安いですし、十分割に合う値段だと思います。


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