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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #236
ベヨネッタ (PS3)

購入金額: 3980円箱説付

ゲーム内容
現代に生き残った魔女「ベヨネッタ」が、天使を相手に闘うスタイリッシュな3Dアクションゲーム。
製作元の名前を知らしめ、XBOX360,PS3版共にベスト入りを果たした。
随所に漂うオトナの色気が特徴。

H.Kuwanoの考察

1.やりすぎ感たっぷりのアクション

本作の特徴は、何といっても「スタイリッシュ」なことです。
映像の美しさもさることながら、余裕たっぷりにオトナの色気を振りまくベヨネッタ(魔女)の仕草にやられた人も多かったのではないでしょうか。

本作は魔女「ベヨネッタ」を操作して天使と戦うスタイリッシュアクションゲームです。
彼女の風貌はまるで美人秘書のような顔つきで、縦に長く編みこんだ髪型に、鋭いメガネ、口元にはホクロといった、「オトナの女性」といった感じです。
服装はボディラインを強調するようなピチピチの黒いボディスーツで、しかも彼女自身の髪で出来ているという設定のため召還攻撃では区分が上がらない程度に肌を露出します。
容姿だけでなく仕草や言葉もセクシーかつスタイリッシュで、ファッションショーのような歩き方やポーズの決め方、アメ車のオープンカーのフロントガラスに足を突き出して乗りながらチュッパチャ○プス(なのか)を嘗める余裕溢れる態度、男を手玉に取るような言動が目立ちます。

KGRさん曰く、日本では「マッドワールド」の方が後でしたが、本来は「マッドワールド」の方が先に制作されたということです。
本作では「マッドワールド」よりもグラフィックやアクションがより洗練され、残虐表現もちょっとマイルドになりました。

でも、やっぱり大人向けの表現は外せなかったようです。
本作では「セクシー」方面にやりすぎた感があります。

個人的には天使に対する残虐行為表現が問題だと思いました。
胴体が真っ二つになったり首が飛ぶ なんてのがザラにあります。
いくら人間じゃなくっても、天使というよりモンスターっぽくても、これは大丈夫なのか・・・。
もちろん殆どモンスターにしてしまった天使を狩るなんていう設定も宗教的に大丈夫じゃないかもしれません。

 

2.難易度バランスが難

アクションゲームの部分としては、まあ良くある3Dタイプのゲームです。
個人的には、ゲーム的にはそれほど特筆すべきものは無いように感じました。
一応クリアタイムとかでランクがあり、上位を狙うと攻略(敵の倒し方や攻撃順番など)が必要になり、やりこみ要素もそれなりにあります。

そうでなくても、多少攻略方法を練らないと進めない箇所もあり、「戦国BASARA」みたいに考えなしに攻撃しまくって突き進むといったプレイスタイルはつまってしまいがちです。

KGRさんは、「トーチャーアタック」を5回決める序章のステージでてこずっていました。
このステージはチュートリアルのはずですが、時間制限が厳しく、敵の攻撃に当たらないように、計画的にMPを溜めないとゲームオーバーになってしまいます。
ここだけ、急に厳しくなり、後のステージでは比較的楽になります。
そのためか、説明書にも「天使狩りに慣れていなかったらイージーで始めろ」とアドバイスがあります。

しかし、KGRさんは「最初からイージーで始めたらゲーマーとして敗北なんだよ」ということを言っていました。
なんとも難しいですね。


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