ゲーム内容 |
有名な同人創作「ひぐらしのなく頃に」の設定を使用した同人ゲーム「ひぐらしデイブレイク」をPSPに移植。 同人ゲームの移植ではなく、同人の二次制作の同人ゲームを移植するのは異例である。 ゲーム内容は2対2の対戦格闘シューティングアクションで、あまりにもとあるゲームに似ているが、元が同人ゲームなので言わないこと。 元ネタが同人であるためか、移植に関しては賛否両論のあるゲームでもある。 |
H.Kuwanoの考察 |
1.同人ゲームの同人ゲームの移植本作(以降、PSP版)は、もともとはパソコンの同人ゲーム(以降、PC版)であり、PSP版はその移植となっています。
PC版は以前Nさんがミーティングで持ってきたので知っていました。 それが、PSP版として一般に販売されるようになりました。
さて、ゲームの内容ですが、このゲームは2対2で対戦を繰り広げる3Dアクションゲームで、射撃と格闘で相手を攻撃したり、ダッシュやジャンプで相手の攻撃を回避したりしながら敵チームを撃破していく3Dの対戦格闘アクションゲームです。 ゲームモードとしては、一人用のストーリーモード、多人数プレイの対戦モードがあります。 ストーリーモードは、元のPC版同様、フルボッコもといフルボイス、3Dキャラのムービーで進行します。 ストーリーは良くある予定調和な話で、個人的にはそれほど面白いとは感じられませんでした。 ゲーム的には、PC版のファンが叩いているようなキャラバランスの悪さやバグなどはそれほど目立たず、ちょっとプレイしたぐらいならあまり違いは無いように感じます。 追加されたオマケ要素ですが、まずポイントはフリー対戦でCPUをフルボッコにすれば簡単に貯まります。 このように、PSP版は基本的にはPC版の内容をそのまま移植したもので、PSP用にちょっと(だいぶ)性能を低下させて変換し、さらにちょっとオマケを足したような内容になっています。
2.本作のターゲットは誰?本作は、PC版のファン向けにも思われましたが、あまり追加要素が多くないベタな移植(服装や武器は追加されたようですが)で、あまり受け入れられなかったようです。 Nさんを含め、PC版を知る人は口々にこう言っています。 となると、PC版を知らない、PS2やDSで「ひぐらし〜」を知った人で、PCを持っていなかったり、僕のように同人ゲームには手を出しにくい人(特にキャラクターデザインに抵抗を感じた人)がターゲットだったんでしょうか。
3.なぜ発売元はここまでして本作を移植したのか本作は同人ゲームの二次創作の同人ゲームをコンシューマーに移植したという、きわめて異例なゲームです。 考えがまとまっていませんが、こんな意見・考察が上げられました。
それにしても、原作(PS2版)同様、PSP版も考えさせられるところが多いです。 |
攻略情報 |
簡単にポイント稼ぎ
本作にはポイントを稼いでお買い物をする要素があり、そのポイントは勝敗と敵の強さで決まるが、ハンディキャップは考慮していないので、風船リミットを40対200などの設定で戦闘を繰り返すと、簡単に戦闘1回につき600ずつ貯まる。 |
関連情報 |
ひぐらしのなく頃に〜祭同名の同人ゲームをPS2に移植したゲームで、本作の元ネタとなっている。システムに選択肢を設け、サウンドノベル風のアドベンチャーゲームになった。 後にアペンドディスクが出ており、この商法も、「ひぐらしデイブレイク ポータブル」(PSP版)に引き継がれていると言われている。 フェイト タイガーころしあむ同人創作モノをネタにしたパロディ対戦アクションゲーム。ゲーム内容に類似点があることと、プレイした時期が同じであることから、比較対象にされやすい この作品のスタッフの一部が、本作に関わっているという指摘もあった。 メルティブラッド同人ゲーム「月姫」のキャラクターを元にした対戦格闘ゲーム。こちらももともとは同人だが、アーケードに移植され好評を博した。 |